李啓充　ＭＬＢコラム : ルーキーの当たり年　投手篇

李啓充　ＭＬＢコラム : ルーキーの当たり年　投手篇

2010年09月16日03:44 カテゴリ ルーキーの当たり年　投手篇 前回の打者篇に続き、今回は新人投手につい...概要を表示 2010年09月16日03:44 カテゴリ ルーキーの当たり年　投手篇 前回の打者篇に続き、今回は新人投手についての講評である。 表１（サムネイルをクリックすると拡大）に先発投手（投球回数100回以上）防御率上位５人のデータ（以下、数字は9月9日現在）を示したが、５人とも防御率が良いのとは対照的に、ＷＨＩＰ（1イニング当たりのヒット・四球数）、Ｋ／９（9イニング当たりの三振数）、Ｋ／ＢＢ（三振／四球比）、直球の球速（マイル／時）と、「実力・素質」をより正確に反映する指標を見たとき、いずれも「並み」の数字となっている（なお、参考のために、松坂大輔の数字を併記した）。 「今年の新人先発投手は『並み』の選手ばかりなのに、なぜ、おまえは『当たり年』というのか？」と、不審に思われる読者もおられるだろうが、私が「当たり年」と言う根拠は、稀代の「スーパールーキー」、スティーブン・ストラスバーグがデビュー