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オルドビス紀に入って登場したウミサソリ類には5cm大から3m近いものまで大小様々な種類があった。尾の先... オルドビス紀に入って登場したウミサソリ類には5cm大から3m近いものまで大小様々な種類があった。尾の先が針状に尖ったもの、剣のようになったもの、オール状のものなどがあり、大きな鋏を備えた種類も現れた。 あらゆる時代を通じて最大の節足動物はウミサソリだった。オルドビス紀からデボン紀まで1億年以上もの間栄えていたこのなかまでも最大の種 Pterygotus buffalohensis は全長2.7mにも達した。一方もっと小さな(5-10cm)種類も多かった。 ウミサソリは多くの水生昆虫のように背中を下にし、後足をオールのように使って泳いだと考えられている。体の後部を腹の方へぱたぱたとさせながら泳いでいたという(クルテン、1968)。大きな目と力強い鋏はこの種が肉食性であったことを示唆している。 2007年11月、ドイツ西部でウミサソリの巨大なハサミの化石が、英独の研究チームによって発見された。