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30~40ヤードほど向こうに赤と黒の模様が白い氷の上に見える。アザラシの残骸だ。脂肪がすっかり食べら... 30~40ヤードほど向こうに赤と黒の模様が白い氷の上に見える。アザラシの残骸だ。脂肪がすっかり食べられている。皮や骨が雪にまみれて散乱しているが、肉の部分には手が付けられていない。2頭のホッキョクギツネが死骸を食べにやってきた。アザラシの脂身を充分に食べて満足したホッキョクグマは少し離れた所にいた。キツネに注意を払わず、長い首を一層伸ばしてあくびをし、一度頭を獲物の方に向けたが、漂ってくる匂いをかいだだけで向き直り、ゆっくりと歩み去った (Robert Elman, 1974)。 ホッキョクグマは他のクマとは異なり(その生活環境から言えば当然だが)ほぼ純然たる肉食生活をしている。北極圏にすむ各種のアザラシ-アゴヒゲアザラシ、ワモンアザラシ、タテゴトアザラシ、クラカケアザラシ、ハイイロアザラシなどが主食だ。 佐藤富雄氏(65歳 ホッキョクグマを追う,1997)は彼らは脂肪だけを食べて赤身は捨