駆け抜けたい伝説の途中

毎週水曜18時より放送中

【イナスト2013Xtreme】Strikers World Cup 2023 振り返り

選抜戦やW杯までに成したことも含め、三ヵ月間の振り返りとなります。

 

 

選抜戦に向けて

 

選抜戦までの一週間はラウレさんと毎日練習試合をしていました。

彼は時間が限られている上、ガチ戦をガンガンやること自体あまり好みではないというのに、毎日自分から誘ってくれたことが嬉しかったです。

自分はXtreme自体初めてから日が浅かった上に、ガチ戦自体2013でもほとんど経験していなかったです。そういう意味でも有意義な鍛錬だったと思います。

 

自分が選抜戦に持ち込んだチームに至るまでの具体的な経緯も書きましたが、書いていたら長くなりすぎたので畳んでおきます。良かったら読んでください。

 

【アスパの構築経緯】(クリックで開閉)

自分が使おうと考えていたのはゲージSを軸としたチェインチーム。これは選抜戦に参加する意思を表明した段階で決定していました。

直近のドラフト杯で自分が使用していたキャンディカノンと1st豪炎寺を軸とした2チェイン戦法が、最強の対話拒否戦法だと感じたからです。DFのゲージを調整されない限りは一生周期をずらしてチェインを通すことができるので、時間を記録しながら試合する自分には合っているチームだと思いました。

 

当然ながらXtremeについてはまだ始めてから日が浅く、実際の構築に関しては一から学ぶことを余儀なくされていました。

今のガチ戦環境ではどのキャラが使われているのか、どのキャラならあいつを突破できるのか、チェインチームを使う上でどのキャラで始動すればどのくらいの確率で破れるかなど、ずっと勉強していました。

日本の強豪が全員ライバルとなる場なので直接的な相談はできず、教材として先人たちの対戦動画やブログ、日本鯖のデータベースを大いに利用させていただきました。(独学から始めた弊害で「165打点」などの共通言語ではない言い方が染み付いてしまい、通話の際に相手を困惑させてしまうことが多々あります。)

 

 

トータルパワーの計算をした際に、トップ下1st豪炎寺とFW1st染岡による2チェインだけで、余程の距離減衰がない限りは属性不利GKと合体技GK以外は確定で突破できることがわかりました。

1st染岡のところを南沢にしても良かったのですが、1st染岡はシェア率一位のマジン立向居に対して属性有利なのが強く、マジン立向居を日本勢が使ってくることが大いに予想されたので、流石に染岡の方が良いと考えました。

豪炎寺と染岡、現役時代にオレブンでも使っていた二人の力を借りることにしました。

 

豪炎寺と染岡

 

 

その他の細かい選手採用については、純正チェインチームが抱えている問題を鑑みた上で決めました。

イナスト復帰前からしばしば聞いていた、現状のXtremeのチェインチームの問題点が、以下の二点でした。

 

 

・後半のチェインチームは始動を撃つのが難しすぎる

 

セインさん

 

普通のドリブル軸に対する純正チェイン軸の采配と言えばガード8一択だと思いますが、そうなると中盤にセイン等のキャラクターを置かなければならなくなります。

セイン自体はXtremeにおいてドリブル技とゲージ速度が強化され、ロングシュートの火力も黄名子超えとなったので、チェインチームのガード補正要員としては優秀な駒となったと思います。

 

しかし、Xtreme環境の後半は中盤にシュウ天馬や黄名子、古代トーブ等のミキシブロッカーが置かれ、こちらのチェイン始動を執拗に妨害をしてきます。

セインは黄名子とトーブには当たり前のように弾かれ、シュウ天馬にも相打ちなので実質負けであり、この程度の性能では全く足りません。永続ゲージがなければこのゲームはやっていけません。

ガンマやSARU等のミキシ始動役も彼ら全員を弾けるというわけにはいかず、それらの選手を入れる枠がセインで一枠潰される以上、始動が難しいというのは事実でした。

 

▲Xtreme初試合の動画。後半のガンマのサイドには黄名子を、天馬のサイドにはシュウ天馬を合わせられて他界。

補正要員のキモロをFWにして枠圧縮してもこの体たらくな辺り、後半のミキシの妨害がどれだけチェインチームにとって課題であるかがわかる。

佐久間の奈落落としで必死に起点作りをしている様子は、観戦者からは痛々しいと評された。

 

 

・DFサプリ霧野によってルートをひとつ潰される

 

ジャンヌ霧野

 

あまり経験したことはない上での印象なのですが、2013環境ではDF霧野というのは対チェインチーム専用のギャンブルだったと思います。

普通に豪炎寺や染岡などに突破されてしまう上、木瀧やT天馬はもちろんR天馬やラベンにも破壊されてしまうので、ハイリスクな択だったと思います。

 

しかし、ガードサプリというアイテムが生まれてしまったことによって、DFに霧野を置くことがハイリスクどころかノーリスクな択と化しました。

DFに置かれてしまうとそこからのチェインのルートを一方的に封じられる上、豪炎寺や染岡で突破して単体したるという言い訳もできません。

ただでさえ上記の始動問題によってルートが絞られがちだというのに、そこから無条件でルートがひとつ潰されてしまうのは、苦しいものがありました。

 

 

 

上記二点を考慮して、自分が最初に考えていた後半の戦略はこちらでした。

 

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相手GKに有利なチェインFWを一人だけ残し、他二人を下げて木瀧と井出を投入します。

これでチェインFWサイドに霧野を置かれた場合に詰んでしまうことがなく、盤面を見ていつでもノーマルシュート狙いへとスイッチすることができます。

盤面的にチェイン始動ができなければチェインをしなければいい。DFに霧野を置かれるならそれを逆手に取ればいい。後半は火属性ドリブルで燃やしまくるぜ🔥🔥🔥

 

 

いざ使ってみたところ、木瀧と井出だけで崩せるほどの練度は自分にはなく、ノーマルシュートで得点するのは不可能でした。気付いたら木瀧か豪炎寺でチェインしていました。

今考えてみればこの采配はアイテム枠がボディサプリ豪炎寺・おでん豪炎寺・ガードサプリ霧野で確定となっており、ゲージ空の木瀧と井出を後半から投入して崩しに行くというのは、練度以前に無茶な注文ではありました。

 

また、初見でやられることはまずないものの、中央にサプリシュウ天馬を置かれた途端に詰んでしまう配置なので、初見殺しの域は出なかったです。

選抜戦は地力を見せる場ですから、露骨に初見殺しで勝ち取りにいくというのも邪悪すぎます。(初見殺しなのは下記の戦略も同じではあるのですが、あちらよりも明らかに詐欺りに行っているという点で別でした。)

 

 

そこで、「海外にドットプリズンチェインチームを使うプレイヤーがいる」という噂を小耳に挟んだのが転機でした。

自分でオフラインで試してみたところ、若干撃ち方に癖があるもののどのルートからでもチェインすることができるという夢のようなフォーメーションでした。

DF霧野を見てから回避することができる上、FWにガード補正要員を置くことによって始動が撃ちにくい問題も解決することができます。ありがとうHikky。

 

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後半はキックサプリ染岡1トップにし、彼で延々とチェインをしていくことを決めました。

 

 

 

完成形の構築がこちらです。

 

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JPN綱海と大人佐久間のどちらを使うかは最後まで悩んでいました。大人佐久間の方は結局ほとんど試しませんでしたが、ゲージSチェインチームなら理論上綱海の方が良さげなので、綱海を持っていきました。

佐久間がいないとなると天馬に対するガードが甘くなってしまうので、横に黄名子を並べることで誤魔化しました。

 

他のMFの選び方としては、右サイドには神童×ガンマのラインを作りたかったのでガンマ、左サイドにはマッハウィンドで手早い始動ができるR天馬をサイドに置いていました。

多くのプレイヤーが前半に起用している太陽を後半に使用していたのは、始動を少しでも撃ちやすくするための工夫でした。

ガンマは黄名子に、SARUはシュウ天馬にそれぞれ止められてしまいますが、太陽はその二人を一方的に弾くことができるので配置じゃんけんを回避することができます。

 

左サイドR天馬はガンマを用いた両刀ギミックに対して成す術がなくなるので、今思えばあまり良くなかったです。

ザナークを後半に回すことには諸説ありましたが、サイドに置かれる黄名子を重く見た為でした。こちらもシュウ天馬に弾かれることを考えるとそこまで強くはなかったと思います。

この辺りは無意識でしたが、ラウレさんが前半SARU・後半ガンマという形での両刀チェインを使用していたので、それに意識が割かれていたのかもしれません。Xtremeの実際の環境をほとんど経験しておらず、他のチームを観測していなかった弊害でした。

 

 

1st染岡神童の2トップ、今思えば千宮路を出された場合に棄権するしかないような失礼構築でしかないですね。

これは「Xtreme環境ではマジン立向居と信助が大人気、千宮路や前半魔王立向居を使うやつはヤバい」という日本勢の間での会話を聞いていたことによる持ち込みではありました。

結果的に選抜戦における相手GKはマジン立向居と円堂だけだったので、持ち込み的には大正義ではあったのですが、構築的にはかなり汚かったと思います。

 

自分としては当時はXtremeの環境をろくに経験していないことと、千宮路がジニアス豪炎寺豪炎寺にボコボコにされている動画を見る機会もあったので、「千宮路を使うのはDF霧野フェイザナークを使うのと同義」だと思っていました。要は局所的なメタとして刺さるものの、リスクが高すぎて採用することは有り得ないので、警戒する必要はないと考えていました。

実際は腐ってもベースパワー195のGKであり、ジニアスを使われなかったら大火傷も別にしないので、そこまで捨てゲーなGKではなかったです。

 

他には豪炎寺染岡南沢で3チェインしまくって不利GKを貫通するタイプの構築も試していたのですが、構築強度が足りていないと感じたので諦めました。

わかっている人相手には鬼塚を調整されるだけで負ける上、この程度の得点力で勝てる程選抜戦のメンツは甘くないと考えました。

 

ちなみにパラリーさんに対してのみ神童ではなくジニアスを投げたのは、完全に人読みでした。

前半円堂・ベンチ魔王立向居という持ち込みを好むプレイヤーだったので、ジニアス豪炎寺の並びを見せることで、裏に構えている魔王立向居の出場を抑制するのが目的でした。ごめんなさい。

属性補完の並び的にはこちらの方が綺麗なので、結果的には神童を使っていた構築の方が人読み感があるのですが。

 

 

自分は豪炎寺染岡南沢を使った3チェインチームや、ラウレさんの方はオーソドックスな木瀧天馬シュウのチームなど、色々なチームを試していました。

練習試合を重ねていった上で、お互いに神童を使った場合は露骨に高い勝率が出ていたことに気付き、自分達が持ち込むべきチームが見つかりました。

 

選抜戦の結果はこちらになります。

 

選抜戦リザルト

 

最初に引き分けた時は絶望して寝不足になりましたが、結果的に敗北した相手はインフィさんのみということで、三位という成績を収めることになりました。

国内の神童はやはり当たりキャラでした。

 

 

 

海外大会出場によるレベル上げ

 

God ImpactやNDトーナメントに出場することで、海外大会の経験を積んでいました。

God Impactへの参加表明は選抜戦前にしたものなので、W杯に向けての経験値の取得が主目的というわけではなく、誘われたしせっかくだから出てみる程度のものでしかなかったです。結果的には良い経験になったと思います。

 

god impactリザルト

 

God Impactの本戦ではゲージSチェインチームのみで出場し、四位という成績を収めることができました。

中でも海外勢最強の一角であるAzyckに勝利を収めたことは、W杯への第一歩となりました。

 

NĐ TOURNAMENT #4

 

NDトーナメントはシードだったので三試合しかしなかったものの、優勝することができました。

準決勝ではゲージAチェインチーム、準々決勝と決勝戦ではサプリ不動を絡めたドリブル軸を使用しました。

サプリ不動は今でこそW杯決勝でパラリーさんが使用したことで話題になり、AlexisやSelowも使用しているギミックとしてプチ流行していますが、実は考えたその日に準々決勝でいきなり投げたという経緯があります。

 

練習試合で使っていても感触は悪くなく、決勝戦でも使うことにしました。インフィさんとラウレさんからは「アイテム枠がきついだけで構築としては変ではない」というお墨付きもいただいたので、PDFファイルを作成して日本代表の間で提言することになりました。

一応大袈裟な提案をした理由としては、現状の後半用ドリブラーに満足できておらず、前半黄名子の強さを高く買っているみやさんにはぴったりの構築かと考えたというのがありましたが、キラフィなのでお気に召さなかったようですxD

 

 

 

日本代表の間での練習試合

 

日本代表になることが決まってからW杯が終わるまで、一生他のメンバーと練習試合をしていました。

特に対戦した相手はインフィさんです。

 

 

正式な会合ができるずっと以前の五月頃から、定期的に対戦していたと思います。

おかげで自分のオンラインデータのプレイ時間に対する勝利数は、周りと比べてもえぐい程低かったです。アルファを使う縛りをしてもらった時と、サタナトスでPKを取った試合ぐらいしか勝てた記憶がありません。この男強すぎる。

 

 

もちろんパラリーさんやみやさんとも練習試合をしていました。

インフィ・パラリー・みやは個人的にも世間的にも紛れもなく世界最強集団の一角であり、コミュニティで最強プレイヤー議論をした際には必ず名前が挙げられることになる三名だと思います。

 

ラウレさんも仕事が忙しすぎて時間が限られている中でも、決戦前夜は身を削って自分たちと練習試合をしてくれました。

これだけ世界的に強い相手と戦えているのだから、きっとW杯も大丈夫だろう、という自信をつけることはできました。

 

対戦以外の面においても、毎日のように夜遅くまで構築の議論や、動画を見直しながらコーチングをして貰っていました。

このゲームは四の五の言わずにプレイ回数を重ねていけば必然と上手くはなれると思うのですが、自分に与えられた時間が限られている以上、こういった知識量や理論で周りとの差を埋めていくしかなかったです。場数が少ないなりに誰よりもこっち方面で努力するようにしていたつもりでした。

 

 

 

 

W杯――開幕

 

Group Stage1 対Poland

 

 

勝ち 5-0

 

点取り屋のみやさんが先鋒の方がチームの士気を上げてくれるという話になり、自分は中堅で出場しました。

テストプレイの時まで気付きませんでしたが、直近のWarmUp大会で当たった相手との再戦というのが発覚して、やや緊張は解けました。

最初は動画と同じチームしか使えない奴を演じるという方針だったので、千宮路使いということをわかっていながらも初期岡によるチェインチームを投げました。

 

一応千宮路相手でもスーパーザナークやフィディオによる得点プランはあるのですが、前半は沼りに沼りまくったので一得点しかできませんでした。日本の観戦席はどよめいていたようです。

後半はゲージSフィディオで三得点、井出の超ジャンプで五点目を決め、辛うじてSランク勝利ができました。

 

 

Group Stage3 対Eastern Europe

 

 

勝ち 4-2

 

先鋒で出場した結果、相手キャプテンとの試合となりました。

動画と同じチームを使用するという方針でしたが、対戦相手はこれまた1st染岡に対して強い魔王立向居使いということが、対戦前からわかっていました。

相手チームの一人がDQということで日本の勝利はほぼ確定しており、正直わざと不利なチームを投げて負けたところで支障はなかったです。しかし、対戦相手はチームの敗退が決まっているのにも関わらず試合放棄をせず、自分との対戦を楽しみにしていたとも言ってくれたので、敬意を表して勝ちに行くことを選択しました。

魔王立向居をケアできるゲージS3チェインと、天地雷鳴に対して強いGKロココを持ち込むことで、先ではなく目の前に相手に目を向けました。

 

試合内容としては後半はチェイン始動役全員のミキシが解け、始動役が一人もいなくなるという放送事故が起きました。F-ライモンは弱い!みんな元気でね!

一応F-ライモンは中央からでもサイドからでも2チェインすることができるので、魔王+山GKという持ち込みをケアできるという目論見で大真面目に投げました。今ではミドルブロックでも中央からチェイン出来る方法が見つかっているので、使う理由はキャッチ振りケアぐらいしかありません。

 

 

準々決勝 対Subsaharan Africa

 

 

引き分け 3-3

 

次鋒で出場しました。WarmUpでは敗北したKinunへのリベンジマッチです。

その試合ではフルミキシチーム+ザゴメルというガンメタを張られてしまったので、今回も何かしらやってくる可能性はあると踏んでいました。

当初から本戦で通していく予定だったジニアス両刀を、この日に向けてずっと練習していました。

 

前半はジニアスでゲージをずらしてからのチェイン、運だけPKによって2-0を記録しました。

ハーフタイムではアイテムを全て使い切った後で、霧野にガードサプリを使い忘れていたことに気付きました。慌てて霧野をボランチに配置し直したものの、それでも霧野と佐久間が同じサイドに居ることで、相手ザナークに無双されるカス盤面となりました。

わけわからんコーナーキックによる失点のせいで2-3で逆転されてしまうものの、鬼塚のゲージ調整によるを周期自己申告を見逃すことがなく、リスタートから数日前に発覚したミドルブロックによる中央チェインによって引き分けに持ち込みました。

 

サプリの使い忘れが最も痛手だったのは揺ぎ無いですが、それ以外にも後半は風丸がブロック技を使用したという情報が抜けていてチェインを通す機会を三度逃したこと、そもそも両刀なのにチェインしか狙っていなかったことなど、反省点の多い試合でした。

この試合を機にチェイン使いとしての立ち回りが性根に染み付いてしまっていたことが発覚したので、決勝戦では一周周ってチェインに魂を売ることが自分の目指すべきゴールだと感じました。

 

 

準決勝 対SouthEast Asia

 

 

勝ち 6-0

 

副将で出場しました。

この時点で勝敗が決まっていれば情報操作でドリブル軸を投げていましたが、2-1で安心できない状況だったので、勝てるチームを投げに行きました。

その名もアームドドットプリズン構築。ネタにしか見えないと思いますが、正直今の自分が使うなら両刀よりも勝率は出ると思います。

最近スーパー5がチェインミラーにて最強戦術であることが発覚したので、相手がチェイン使いだとわかっている以上、それを利用するというのも目論見のひとつではありました。

 

試合内容としては、単体突進を六回失敗したので恥ずかしかったです。スーパー5、結局神ゲーが多いので単体突進の精度が要求されがち。

しかし、なんだかんだでチェイン三点+ノマシュ三点で六得点を挙げることができたので、危なげなく勝つことはできました。

この試合の動画だけ再生回数が異様に多いのは何故でしょうか。サムネのキャラがかっこいいからか?

 

 

決勝 対France

 

 

負け 1-4

 

次鋒で出場した結果、相手キャプテンのviviとの初対戦。

直近のBaamの試合や発覚したミドルブロックによるすり抜けチェインを考慮して、自身の中で結論として根付いた1st染岡・ジニアス・1st豪炎寺を用いたゲージSチェインチームを持ち込みました。

対戦相手のチームは自分のチームと比べると、16人中12人が一緒だったと思います。チェインチーム同士なのにここまでキャラが被るのも珍しいです。

 

viviは確かに強かったですが、試合内容の自己分析としては過去最低であり、0点に近かったと思います。

センターバックシュウ天馬や円堂のTP切れに気付けないことなどは、完全に論外だったと思います。

先攻を取ったのにも関わらず始動を失敗してしまう、スライディングで何度もボールを奪われてしまうなど、挙げていたらキリがないミスばかりでした。

単体突進は二度失敗する、チェインチームなのにも関わらずチェインで一得点もできていないなど、自己評価としては最低の試合でした。「呑まれていた」というのはこういうことだったと思います。

 

最も勝たなければいけない場面で試合を落としてしまって、チームメイトには本当に申し訳なかったです。

最終的にはキャプテンが無双することで事なきを得ました。

 

 

 

 

結果:優勝🏆

 

W杯優勝

 

優勝できて本当に良かった、以外の言葉が見つかりません。

 

胸中を明かすと、三年間コミュニティから離れていた自分が日本を代表する一員になれるほど幸運なことはなく、それでずっと努力していたプレイヤー達の足を引っ張るということだけは、あってはならないことだと考えていました。

それでも出場への参加表明をした理由としては、人生で最も好きになれたゲームの一大イベントの当事者になりたかったこと、お世話になった人達と肩を並べて戦いたかったこと、イナズマジャパンとして戦って欲しいと言ってくれた人が居たことがありました。

 

五月のチーム戦の誘いも魅力的であるのにも関わらず情報を与えることを嫌って断ったことなどは、やはりW杯優勝を最終目標として設定していたからでした。結果的にGod Impactではチェインチーム固定で挑戦することになったので情報戦もクソもなく、経験を積む為にも乗っておけば良かったと後悔する羽目になりましたが、言いたいことはそういった危惧をする程にはW杯に本気だったということでした。

自分はチームメイトと比べると圧倒的に地力が足りていないので、将来的な勝利を視野に入れた情報戦という狡いことをする為に、W杯出場中もどのチームを使っていくか何度も相談させていただきました。

 

結果的にはその情報戦は悩み過ぎたせいで空回りを続け、最も勝たなければならなかった決勝戦で敗北してしまい、三ヵ月間の努力は無駄となりました。

他の試合では勝利を収められていたとはいえ、仮に自分が出場した試合が全てDQだったとしても日本優勝という結果は変わらなかったです。数字におけるチームへの貢献度はゼロでした。

 

 

しかし、他の代表選手(というかパラリーさん)が使ってくださった、ドットプリズンによるチェイン戦法、サプリJPN不動を使ったギミック、ジニアス両刀のベンチ白竜。これらは自分が三ヵ月間このゲームの考察をし続けた上で生まれたものであったり、自分との練習試合を通じて変化したものでした。

提言が環境に影響を及ぼしたり実戦で使用されることによって、間接的には勝利に貢献できたと言えるのかもしれません。まあ、影響を及ぼしすぎてBaamに使われて自分達の首を絞めていたところもありましたし、正直彼のことなら何を使っても白星を挙げていた気はしますが。

 

三ヵ月間の努力は確かに水泡に帰しましたが、こうして目標を貫いて努力していたという期間は、掛け替えのない時間だったと思います。

チームが敗北していたら「自分のせいで負けた」という事実が一生の心の傷になるところだったのを、優勝という結果に塗り替えることで一生の思い出へと昇華してくれたチームメイト達には、感謝してもし切れません。

 

本当に心残りだったのは、やはりラウレさんと一緒に戦えないことでした。

最後は4Raufuroって名前にしてオーガスタジアム選んでエロゲの曲まで流してスーパー5まで使ったんだから勝ちたかったですね。私は弱いです

 

 

上記の通りW杯以外に目標がなかったので、今後のイナストの遊び方は全く考えていませんでした。

とりあえず小規模な大会であるデッドフューチャートーナメントには参加していこうと考えています。あとは気分で、ということで。

現状の考えとしては三ヵ月という期間では時間が足りず、プレイが思考に全く追いついていなかったので、色々なチームを使ってゲームへの理解を深めつつも研鑽を積んでいけたらいいなと考えています。

 

▲色々なチームの例(嘘)