蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

2023-01-01から1年間の記事一覧

さらば2023

2023年は怒涛だった。 上半期は結婚式の準備に追われ、下半期は引っ越しに、そして推し活……。 そういえば推し活の専用ブログを始めた。 ↓ ロマンスの途中で寄り道ばかりしてる アメブロで始めたのは、推し(ハロプロのみんな)がアメブロでブログを更新してい…

安くて効果的なプレゼント

誕生日プレゼントに『中世の写本ができるまで』(白水社)を、クリスマスプレゼントに『幻の弦楽器ヴィオラ・アルタを追い求めて』(河出書房新社)という書籍を買ってもらった。 私は妻の誕生日やクリスマスプレゼントには数万円分の化粧品やアクセサリーなどを…

魅力的な悪役

『ジョジョ・ラビット』という映画をAmazonプライムで見た。 第2次世界大戦下のドイツの少年の、優しい世界とシリアスな世界を交互浴に映し出したような映画だ。面白くて笑えるところもあるし、シリアスにドラマチックなところもあり、戦争ものらしい悲劇で…

S・O・S

めちゃくちゃ忙しい。 11月末に引っ越しをしてから様子がおかしい。 12月は平日にライブに行ったり、休みの日は大阪に遠征したりしてきた。この土日は知人の結婚式へ参列しに仙台へ行く。 忘年会シーズンということもあって、毎週末飲み会に参加している。 …

何もかも並ぶ街、大阪

推しのライブが大阪であったので、遠征ついでに大阪観光をしてきた。 大阪観光といっても、メインは推しのライブなので、どこそこへ行って何かを見たり、嗅いだり、舐めたりしたわけではない。 というか、ほぼどこも行ってない。 道頓堀でたこ焼きを食べ、新…

Yesterdayを聴いたあとの人類

BeatlesのYesterdayを久しぶりに聴いた。 言わずと知れた名曲だ。 久しぶりに聴いたら、名曲すぎて腰が抜けるかと思った。 夜道で聴いてたんだけど、ふと立ち止まったもんな。 月、いつもより綺麗に見えてビビった。 この曲にはそういった類のパワーがある。…

字が汚いやつ、表出ろ

字が汚いと損をすることが多い。 単純にバカみたいだし、多分だけど、ハナクソとか食ってたんだろうな中3まで。とか思っちゃう。枕にキノコとか生えてるんだろうな、字が汚い人って。 そのように思われるので、字が汚いというのはひどく不利だ。 なによりも…

それは美味しい漆黒

イカ墨を使ったパスタを食べた。 出先のイタリアンで食事をするときはできるだけ普段は作れないパスタを食べることにしている。タリアテッレとかペンネとかニョッキとかラザニアは普段使わないから、それらのパスタを使ったものがあれば、率先して注文する。…

みんなの中にも芥川の「鼻」はある

芥川の小説を最近読み返してて、おもしれ〜と、結構思ってたりする。 現在芥川がいたとして、彼の小説がどれくらい評価されるのかははたしてわからない。なんかちょっと説教くさいところもあって、ウザいな、って気持ちもある。 なんでちょっと説教くさいの…

フィクションにしか存在しない幻の生き物:オタクに優しいギャル

オタクに優しいギャルが話の主軸となっているマンガを読むと全身の毛穴が粟立つ呪いにかかってしまった。 なんつーか、自身の「性欲」をギャルのマインドとオタクくんのマインドの落差で隠そうとしているのがまず気色悪い。「性欲」をストーリーには絡めない…

成長を感じる

新人の仕事をみている。 その仕事内容は以前にも私が担当したことがあり、それなりの成果をあげることができたので、私は上司と共に新人の面倒をみて、随所でダメ出しをしたり、改善案を出したり、褒めたり貶したりしている(貶すことはない)。 新人の作った…

旅館の概念の匂いがするアロマを欲しい

仕事中、これは夕方だったが、どこからか「旅館の概念」の匂いがした。 その瞬間、思い出したのは、 旅館のスリッパだ。 旅館のぶかぶかのスリッパ。廊下の深紅の絨毯を摺り歩く感覚。 自分の靴下とツルツルのスリッパの親和性が低くてめっちゃ歩きづらいん…

向かい合って座るタイプのカウンター

東京駅には星の数ほどの飲食店が入っている。 改札外に飲食店街があるというのはまぁわかるんだけど、東京駅は改札内にも無数の飯屋が軒を連ねており、しかもどこも混雑している。ちょっとした居酒屋みたいなものやオイスターバーなどもあって、さすが天下の…

『インターステラー』好きすぎる

好きな映画を5本あげて、といわれたら『インターステラー』は必ず入る。他に入る映画は『リトル・ミス・サンシャイン』『シン・ゴジラ』『AKIRA』あと一つはなんだろうってかんじ。 先日久しぶりに鑑賞したら、前半の1時間半くらいでもう涙が止まらんくなっ…

金沢で食べた寿司の概念を超えた寿司

金沢に旅行してきた。 北陸新幹線に乗り、一泊2日。新幹線は5〜6年に一回しか乗らないので、東京駅の改札で毎度戸惑う。切符を2枚入れてもいいのか、パスモはいつピッてすればいいのか。同じように戸惑っている人が改札口でだんご状に固まっていて邪魔なこと…

腰の痛みの理由

なにげなく米袋を持ち上げようとしたところ、腰をレイピアで突き刺されたかのような痛みが走った。咄嗟のことにその場にひれ伏して、声を出せなくなった。 妻は傍らで爆笑していた。 私も笑っていたのだが、ちょっと笑えない痛みだぞ、とも思っていて、立ち…

おれはアイドルになれない〜Juice=Juiceの日によせて〜

Juice=Juiceが、好きだ。 ちょっと生活に支障をきたしてるくらい好きだ。 「生活に支障をきたしてる」なんて言うとメンバーが心配するかもしれないので、これ以上は言わないけど、とにかく、それくらい好きだ。 好きすぎて、夢を見た。 自分がJuice=Juiceに…

初めて宮本佳林さんのライブに行った

ここ3か月くらい、私たち夫婦で夢中になっているアイドル。 Juice=Juice。そして、宮本佳林さん。 宮本佳林(みやもと・かりん)さんは2020年にハロプロのグループJuice=Juiceを卒業し、2021年からはソロでアイドル活動をしている。 昨日(2023年10月7日)…

NHKに思うこと、CMに思うこと、など

NHKの受信料をきちんと払ってる。 NHKは受信料をきちんと払うことで、番組内容が格段に面白くなる。 街を歩くときも「おれはNHKの受信料をきちんと払っているんだぞ」と威風堂々、肩で風を切ることができる。 NHKの受信料を払うといいことがたくさんある。 …

田原総一朗流 目玉焼きが旨い

まずはこの動画を見ていただきたい。 ジャーナリスト・田原総一朗氏の朝食のルーティン動画である(1分くらい)。 youtu.be 100万回再生を超える人気動画だ。 紙と本の山の中で、独自の哲学を持った朝食を変わらぬルーティンで食べる姿は、食べるというより…

牛丼屋に手を引かれて

もう5、6年前だろうか。牛丼屋で食事をしていたある夜のことだ。 19時くらいの牛丼屋はそれなりに混雑していた。 「チーズ牛丼一丁」とか「並、たまご」とか「味噌汁きてないぞ!」とか「カエのしょうがください」とか「オレンジジュースをこぼした」とか…

冬瓜を食す

冬瓜はスーパーでよく見かけるものの、一度も食べたことがなかった。 だから当然、調理したこともない。 やたらと安く売ってる瓜。 それが冬瓜への印象だ。 瓜、と聞いて皆さんはなにを思い浮かべるだろうか? 瓜はメジャーな野菜のくせに、その実態は多岐に…

ディズニー帰りの人は京葉線の何駅で耳のカチューシャを外すのか?

先日、京葉線に乗った。 京葉線といえばディズニーランドのある舞浜駅を通るJR線である。あとの特徴としては、東京駅においてもっとも辺境かつもっとも地下深くにホームがある、謎の路線である。 東京方面へ向かう列車に、ディズニー帰りの人々が乗り込んで…

自戒の球体

職場に、オブラートな表現をすれば貫禄のある、単刀直入に言えば すげ〜デブな人がいる。 いや、いた。 先日、退職した。 その人には、関節と呼べる「節」が体のどこにも無かった。太りすぎていて関節を肉が埋めていたのだ。 背が低いこともあってだろうか、…

YouTube広告の難しさ

YouTubeで流れる広告は、99%、憎まれる宿命にある。 その理由は単純。クソだからだ。 私たちはただおもしろ動画をぼーっと見ていたいだけなのに、広告は白けるタイミングでいきなり入り込み、まったく興味のないことを大声で恥ずかしげもなく喚いてのたうち…

バルミューダによるパン革命

我が家にバルミューダのトースターがやってきた。 旧式のタイプで値下げされていた。 バルミューダのトースター(以下、バルミューダと呼ぶ)の評判は前から知っていた。妻が実家で愛用していたため、その逸話には枚挙にいとまがなかったのである。 おおよそ聞…

齋藤のY 、虐殺のE

漢字にアルファベットが入ってると変な感じがする。 たとえば「齋」にアルファベットのYが入ってることに、皆さんお気づきだろうか? お気づきでないなら、今じっくり見て気づいてほしい。 でっかくしてやるからよく見てくれ。 齋 そして違和感に直面してほ…

フルーツが好きな人は読まないでください

タイトルにもあるとおり、フルーツ好きな人は読まないでください。フルーツへのヘイトスピーチが書かれています。具体的には、本物のフルーツよりも加工品やグミとかの方が美味しいよね、って話です。この記事は誰かを傷つける可能性があります。それはあな…

人間はブログを書く生き物です

特別お題「わたしがブログを書く理由」 ブログを書くことに理由なんていらない。 歩くことに、食べることに、眠ることに、恋をすることに、呼吸をすることに理由がいらないのと同じように。 だいたいにおいてこういう類のものの「理由」はやっているうちにあ…

妻の言霊

妻は不思議な女の子だ。 もう女の子という年齢でもないのだけど、万が一ブログを見られたときに「妻は不思議な女だ」と冒頭に書いてあるよりも「女の子」としていたほうがのちの言及を避けられる可能性が高いので、女の子、とした。ご理解とご了承のほどをお…