蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

牛丼屋に手を引かれて

もう5、6年前だろうか。牛丼屋で食事をしていたある夜のことだ。 19時くらいの牛丼屋はそれなりに混雑していた。 「チーズ牛丼一丁」とか「並、たまご」とか「味噌汁きてないぞ!」とか「カエのしょうがください」とか「オレンジジュースをこぼした」とか…

冬瓜を食す

冬瓜はスーパーでよく見かけるものの、一度も食べたことがなかった。 だから当然、調理したこともない。 やたらと安く売ってる瓜。 それが冬瓜への印象だ。 瓜、と聞いて皆さんはなにを思い浮かべるだろうか? 瓜はメジャーな野菜のくせに、その実態は多岐に…

ディズニー帰りの人は京葉線の何駅で耳のカチューシャを外すのか?

先日、京葉線に乗った。 京葉線といえばディズニーランドのある舞浜駅を通るJR線である。あとの特徴としては、東京駅においてもっとも辺境かつもっとも地下深くにホームがある、謎の路線である。 東京方面へ向かう列車に、ディズニー帰りの人々が乗り込んで…

自戒の球体

職場に、オブラートな表現をすれば貫禄のある、単刀直入に言えば すげ〜デブな人がいる。 いや、いた。 先日、退職した。 その人には、関節と呼べる「節」が体のどこにも無かった。太りすぎていて関節を肉が埋めていたのだ。 背が低いこともあってだろうか、…

YouTube広告の難しさ

YouTubeで流れる広告は、99%、憎まれる宿命にある。 その理由は単純。クソだからだ。 私たちはただおもしろ動画をぼーっと見ていたいだけなのに、広告は白けるタイミングでいきなり入り込み、まったく興味のないことを大声で恥ずかしげもなく喚いてのたうち…

バルミューダによるパン革命

我が家にバルミューダのトースターがやってきた。 旧式のタイプで値下げされていた。 バルミューダのトースター(以下、バルミューダと呼ぶ)の評判は前から知っていた。妻が実家で愛用していたため、その逸話には枚挙にいとまがなかったのである。 おおよそ聞…

齋藤のY 、虐殺のE

漢字にアルファベットが入ってると変な感じがする。 たとえば「齋」にアルファベットのYが入ってることに、皆さんお気づきだろうか? お気づきでないなら、今じっくり見て気づいてほしい。 でっかくしてやるからよく見てくれ。 齋 そして違和感に直面してほ…

フルーツが好きな人は読まないでください

タイトルにもあるとおり、フルーツ好きな人は読まないでください。フルーツへのヘイトスピーチが書かれています。具体的には、本物のフルーツよりも加工品やグミとかの方が美味しいよね、って話です。この記事は誰かを傷つける可能性があります。それはあな…

人間はブログを書く生き物です

特別お題「わたしがブログを書く理由」 ブログを書くことに理由なんていらない。 歩くことに、食べることに、眠ることに、恋をすることに、呼吸をすることに理由がいらないのと同じように。 だいたいにおいてこういう類のものの「理由」はやっているうちにあ…

妻の言霊

妻は不思議な女の子だ。 もう女の子という年齢でもないのだけど、万が一ブログを見られたときに「妻は不思議な女だ」と冒頭に書いてあるよりも「女の子」としていたほうがのちの言及を避けられる可能性が高いので、女の子、とした。ご理解とご了承のほどをお…

読書するにも/それって愛なんよ/たこ焼き

読書ができてない。 仕事関連の書籍を読むので手一杯というのもあるけど、本を読むのって体力というか、精神力も結構いるよなと思うもので、つまり体力も精神力も落ちてきているのである。 仕事が忙しく、まさしく心を亡くした日々の渦中にいて、ぶっちゃけ…

うちのインド像がご迷惑をおかけします

なにかの、どこかで、目にしたのだが、キリンは自宅でペットとして飼ってもよいらしい。 家にキリンがいたら夢があるけど、実際問題、と言えるような問題がその夢には積載されまくっていて、キリンを飼うよろこびよりも、大変さのほうが大きくて、夢の半径を…