はあ?

いろいろいいわけするひとというのは目にしてきたけれども、これはちょっとすごい。
ええ、例の「男女共同参画制作を憎悪しながら、男装で戦場に出て当時のジェンダー秩序を攪乱し処刑された女性に自らをなぞらえる人」です。

 はじめに、あらかじめ申し上げておきたい点があります。エントリーを掲載して一番最初に寄せられたコメントは「十条さん」からでした。リンク先をクリックして開いてみると、画面に映し出されたのはApeman さんのブログ。したがって、コメント投稿者の十条さんとApeman さんが‘同一人物’だと思うのは極めて自然なことだと思われます。

この言いわけを読んだだけで、もうその後は論評に価しないというのがよくわかっていただけると思います。「リンク先」ってのはトラックバック欄に表示された、私のエントリへのリンクのことですよ。なんでそれがコメントの主のものだと思うのが「自然」なわけ? しかも、私が最初にトラックバックを送った時のエントリと、十条さんが最初に書いたコメントとは内容的にぜんぜん違うんですよ。示し合わせたわけでもないのに全くちがうアプローチでの批判になったから、「こりゃちょうどいいや」と思ったくらいで。ようするに「ブログにおけるトラックバックとかコメントの機能をよくわかってない」「ろくに読みもせずに頭に血を昇らせて新しいエントリを書いた」「南京事件否定論に反論する人間がWeb上にはせいぜい一人くらいしかいないと思っていた」のどれかとしか考えられないんであって、ぜんぜん「自然」じゃないですわ。


ワシ。氏につづいて、弁明の余地のないミス(そのミス自体はまあたいしたことじゃない、「間違いました」と表明すればそれ以上誰も追求しない類いのものです)についてどう言い抜けるか、といういいサンプルを提供していただきましたよ。南京事件を否定するのはこういう人なんだな、と。