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今日のくそったれ(道路交通編)

交通安全ジャーナリスト世捨人が交通問題を取り上げます。特に公道を遊び場とする道楽集団、競技用自転車乗りを糾弾します。【自転車の制限速度(時速15キロ)法制化とバックミラー、方向指示器、制動灯装着義務化を】


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シリーズ・自転車はここを走れ! 「ふざけるな稲城大橋」

▼東京・多摩川に架かる「稲城大橋」は実に不可解だ。この橋は中央自動車道稲城IC(同・府中市)にも直結する約2キロメートルの連絡橋だ。かつては有料(普通車200円)であったが2010年から無料開放された。

▼片側2車線の道路で歩道も整備されている。で、車道部分は時速60キロ制限。入り口には「自転車以外の軽車両通行止め」標識が掲げられている(写真①)。が、多くはセットで規制(写真②)される「自転車通行止め」標識が見当たらない。

▼こんなことがあっていいのだろうか。軽車両のなかで、スピードや走行安定性など総合的に判断し、最も危険な乗り物は自転車であることは論を待たない(写真③)。車道よりもガードレールやコンクリート壁で守られた歩道こそが安全な場所だ。

▼そもそも通行禁止となる大八車、人力車、馬車、牛車を日常利用する人は、昭和初期ならともかく現代において、皆無に等しい。軽車両の代表格である自転車を規制しないのは過ちだ。現実に即した運用に改めてもらいたい。



①稲城大橋入り口にある「自転車以外の軽車両通行止め」標識


②自転車含め軽車両を規制
(標識下、新宿御苑トンネル)


③スプリント(猛ダッシュ)に挑む競技用自転車乗り
(稲城大橋)

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新企画・自転車はココを走れ! 「アンダーパス(地下道)編」

▼写真を見よ。都内郊外のとあるアンダーパス(地下道)入り口。原付バイクの通行を禁止する標識が設置されてある。暗くて狭い地下道では、速度30キロに制限されている原付バイクを追い抜く大型車やバスが車線変更をするのは危険であるからの措置であろう。

▼原付バイクが禁止であれば、当然、自転車やリアカーも通行ができないはずだ。が、自転車通行禁止を示す標識がどこにも見当たらない。自転車は通行できるのか。否、先輩格の原付バイクを差し置いて、チャリコを通すわけにいかない。

▼おそらくこれは自転車が車道(地下道)を走行するのは常識的にあり得ないから、あえて標識を設けなかったのであろう。標識の不備をこれみよがしに、競技用自転車で爆走することは許されないゾ。もっといえば、この地下道は線路の下を通り踏切渋滞の解消が目的だ。速度差のある自転車によって渋滞を招いたら本末転倒でないか。

▼側道を直進すれば地下道と合流する。さらに歩道に目をやれば、人っ子一人いないガラガラだ。交通の円滑という公共の福祉のために、車道を走る競技用自転車乗りに歩道の活用を促したい。段差でリム打ちパンクするというのは理由にならない。速度を落として段差を乗り越えろ。



原付バイク通行禁止標識を3カ所設置



※新企画「自転車はココを走れ!」(随時掲載)では、ドライブレコーダー(車載カメラ )の映像を教材に、運転免許がなく交通ルールに疎い競技用自転車乗りに対し安全な走り方を啓発します。

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