秩父線の
武州中川駅に外国人が一人きり。
島型ホームの屋根は木造でいかにもローカル線といった感じがいい。
列車はほぼ一時間に一本でも日中は二時間ちかく待たされるので、清雲寺の枝垂れ桜の撮影はそのタイミングを計ってだった。
都会なら五分から十分間隔で来る電車の各駅は常に人がいて、
ホームドア設置がかなりの確率で進んでるし踏切があまりないのは事故防止のためだ。
だが、よほど迂闊なことをしない限り事故など起きない。
それでも起きるのは、迂闊な人間が多いからだろう。
都会への一極集中が緩和されない限り、
ホームドアがあろうと今後も事故はあり得るかも知れず、駅としてあるべき姿とは何かと思ってしまう。
秩父線
武州中川駅がどんな時代になっても
ホームドアが設置されるとは思えない。
それでこの景観がいいと思うのは地元民でない勝手な思い込みだが、地元民にしても通勤通学の利用者以外案外このままでいいと思ってるのかも知れない。
車に乗ってるほとんどが我関せずで利用しないのだから。
それでも、いざ
廃線となれば反対するだろうが、そうなった時はすでに手遅れだ。
それもこれも愚かな政治家があまりにも多く、地方が廃れようと関係ないと思ってるからで過疎化が進み
限界集落だらけになってる。
そんなところを買い占められたら、車の通行さえできなくなる恐れがあるのにだ。
- 関連記事
-
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真