yukitaの想い出日誌 ドキドキ!プリキュア・第18話『出現!さいごのロイヤルクリスタル!』感想
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ドキドキ!プリキュア・第18話『出現!さいごのロイヤルクリスタル!』感想

森の彫刻美術館でレジーナと友情を育み、本当の友達になれた筈のマナ達。
しかし、レジーナが赤いロイヤルクリスタルを手にした途端、これまでの友好的な態度を一変させ、敵として襲い掛かりました。

強力なジコチューの攻撃により、絶体絶命のピンチに陥ったマナ達。
その危機を救ったのは、ジョー岡田こと、ジョナサン・クロンダイクでした。

ジョナサンの助力により、マナ達は何とかジコチューを浄化に成功。
そして4人は、ジョナサンがアン王女の婚約者だと言う、衝撃的な事実を知りました。

ジョナサンがマナ達に語る、トランプ王国滅亡のもう一つの真実。
その全貌が今、明かされようとしています――。


戦いが終わり、ソリティアの応接間でジョナサンが淹れた紅茶を飲んでいるマナ達。
緊張の面持ちで紅茶を一口飲んだ後、マナ達は、矢継ぎ早に、これまでジョナサンに対して抱いていた疑問をぶつけました。

「もう、色々あり過ぎて、何から訊けば良いか…!」
「アイちゃんと、ロイヤルクリスタルの事は、ご存じでしたの!?」
「お兄さんが、王女様の婚約者って、本当なんですか!」

ジョナサンに詰問するつもりの六花とありすに対し、『恋バナ』を聞く気満々のマナ。
恋愛に余り興味が無いのかと思いきや、他人の恋路は気になるのはやはり、『お年頃』だからでしょうか?

「順番に話して行こうか。まずは…。」と、真琴に視線を向けるジョナサン。
それに釣られてマナ達も真琴の方を向くと、其処には不機嫌な表情の真琴の姿が。

今迄も、ジョナサンに対して不信感を抱いていた感のある真琴ですが、彼が敬愛するアン王女の婚約者と知り、一気に不満が爆発している様です。
目を向けられてもソッポを向いている辺りが、実に『解り易い』です。

「僕は君と同じ、トランプ王国の生き残りだよ。ジョー岡田は、世を忍ぶ仮の姿と言ったところかな?」
「次に、ロイヤルクリスタルは、昔見た事があってね。すぐに、本物だと解ったよ。」

ロイヤルクリスタルが本物と判明し、胸を撫で下ろすマナ達。
続いてありすは、アイちゃんの正体について質問しました。

「さあ?」心当たりが本当になさそうに語るジョナサンの一言に、思わずズッコケるマナ達。
ジョナサン曰く、「アイちゃんは河原で拾った」との事で、彼自身も詳しくは知らない様です。

「また、しらばっくれてるんじゃないケル!?」
「信用無いなぁ…。」「日頃の行いの所為、ランス~!」

ラケルとランスにキツイ一言を言われ、苦笑するジョナサン。
どうやら彼は、妖精達にも不審がられていた様です…。

ラケルとランスの口調を観ていると、パートナーである六花とありすの影響を受けているなぁ…と、しみじみ思いました。
やっぱり、『幼い弟』は、身近な『お姉さん』の言動に影響を受け易いのでしょう。

「後は…。僕とアンの事だったね。」
ジョナサンの一言に、顔を近付けて喰い付くマナ。一気に不機嫌になる真琴。

「僕達は間違いなく、将来を誓い合った仲だよ。」
その一言を聞いた途端、大興奮するマナ。そして遂に、真琴の怒りが頂点に達しました。

「私は王女様から、そんな話は聞いていませんっ!!!!!」
叫んだ直後に、肩で息をする真琴。

「そうだろうね。君がアンに仕える前の話だし。」
「馴れ馴れしく、王女様を呼び捨てにしないで下さいっ!!」
「ドウドウ。落ち着くビィ。」怒りが収まらない真琴を宥める、ダビィ。

真琴の怒り様はまるで、『仲の良い姉(アン王女)を、胡散臭い男(ジョナサン)に取られた妹』の様です。
こんなに子供っぽい感情を見せるなんて、第1話の時点では全く想像していませんでした。
マナ達と触れ合ううちに、少女らしい感情を取り戻している証拠なのだと思いました。
(※取り繕わずに正直に言うと、『真琴は可愛いなぁ』と思いました。)

「改めて、君達に伝えて置くよ。ロイヤルクリスタルは、全部で5つ。その全てが揃った時、『奇跡の切り札』が現れる筈だ。」
ロイヤルクリスタルを全て揃える事の重要性を、改めて説くジョナサン。
しかし彼自身も、全て揃うと何が起こるかは、把握していない様です。

レジーナに奪われたクリスタルの奪還は後回しにし、取り敢えず最後のクリスタルを探す事は決まったものの、その在り処は見当もつきません。
「どうしたらいいのか?」と頭を悩ませていると、「そんな君達に、コレ。」と、ジョナサンはマナ達にしおりを手渡しました。

『ジョー岡田と行く 初夏の旅』
「私達、呑気に旅行なんてしてる場合じゃあ…。」
六花がぼやいた直後、しおりを開くと、菜の花畑と機関車の写真が貼っていました。
この場所が、アン王女との想い出の場所に似ていると語る、ジョナサン。
ちなみに、この場所を発見したのは、何度か登場した青いオウムの様な鳥でした。

「旅行かぁ。解りました!それじゃあ私、お弁当用意して来ます!」
マナの提案に、喜ぶありす。苦笑しつつも、同意する六花。
一方、真琴はしおりの写真を食い入る様に眺め、アン王女の事で頭が一杯でした。

その頃、ジコチュートリオのアジトでは――。
「これが、トランプ王国に伝わるお宝かぁ…。」
「よし、鑑定してやろう。良い仕事してますねぇ…。」
「あなたに、何が解るってのよ!私に任せなさい!」

レジーナが持ち帰ったクリスタルを奪い合い、争う3人。

このクリスタルを、今後のプリキュアとの戦局を有利に運ぶ為に使おうと言う発想は更々無く、懐に仕舞い込む事だけ考えている様です。
まさに、ジコチューを体現していると言えます。

「駄目よ。勝手に触っちゃあ…。これは、私のなんだから…。」
『この輝きは、私のモノ。そう、全て…!』

超能力で3人からロイヤルクリスタルを取り返し、魅入られる様に眺めるレジーナ。
その瞬間、青色に戻っていた瞳がまた、赤く染まりました。

ロイヤルクリスタルを奪う為に、マナ達の許へテレポートしたレジーナ。
その姿をトリオは、不思議そうに眺めていました。

最後のロイヤルクリスタルを求め、菜の花畑に向かう事になったマナ達。
これまで来ていた服から、夏の装いになり、すっかり雰囲気が変わりました。
有体に言うと、季節に合わせる様に、可愛らしさが増しました。

マナ達が菜の花畑を訪れた時期は明記されていませんが、服装の変化から察すると、6月の第1日曜日でしょうか。

電車を2つ乗り継ぎ、マナ達が辿り着いたのは、一面の緑を湛えた田舎の駅。
此処から更に、例の機関車に乗り、目的地の菜の花畑に向かって出発です。

「わああ~!!!!」
駅に到着した機関車を見て、歓声を上げるマナ達。
その美しさに気品すら感じ、感動するありすと真琴。

機関車の窓から見える穏やかな景色を眺めながら、感嘆の声を上げるマナ達。
「お弁当を食べよう!」とマナが皆に配ったのは、父・健太郎さんと一緒に作った『桃まん弁当』でした。

マナの作った弁当を見て、目を輝かせる真琴。
其処にそっと、水筒のお茶を差し出すジョナサン。しかし…。

「結構です!自分のがありますから!」
おもむろに『エースティ』を取り出し、一口飲んだ後に、顔の横に掲げた真琴。
列車に貼ってあるポスターと唯一違うのは、真琴の表情が怒っている事でした。
どんな時でも、スポンサーの商品を持ち歩く真琴は、芸能人の鑑と言えるでしょう。

「まこぴー。どうしたんだろう?」「複雑な乙女心ですわね。」
案外鈍い六花と、相変わらず鋭いありす。

「ごちそうさまでしたー!」
荷物棚の上には、お腹をパンパンに張らしたシャルル達の姿が。
後先考えず食べる辺り、シャルル達は、まだまだ子供です。

一方、その場所にダビィが居ない事から想像すると、『お姉さん』のダビィは、食事量を加減したのでしょう。

「きゅぴ~!」ジョナサンに抱っこされながら、上機嫌のアイちゃん。
その無邪気な姿を見て、マナ達は当初の目的を思い出し、慌てて窓に張り付き、クリスタルの在り処を探しました。

その瞬間、「きゅぴらっぱ~!」と大興奮したアイちゃん。
マナ達は、アイちゃんが機関車の煙をピンクのハートにしてしまった事に気付き、大慌て。
異変に気付いた機関士は、次の駅で汽車を緊急停車させ、点検する事にしました。

「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」
「えええっ!?どうしたんですかああ??」

アイちゃんを抱きながら平謝りするマナに、驚く機関士。
その様子を見ながら、溜息を吐く真琴。

「お兄さん、何処へ?」さり気無くその場を離れるジョナサンに、行先を尋ねる六花。
「散歩。折角だから、皆も行こうよ。」
呑気に構えるジョナサンの姿に、呆気に取られる一同。

「素性が解っても、中身は良く解らない人よね…。」
思わず本音を呟く六花。その言葉に、誰も異論を唱えない事から、皆何処かで『胡散臭いなぁ』と思っている様です。

※この時点では解りませんが、全てを観終えた後に改めて観ると、ジョナサンの行動の意味が解る気がします。
一見呑気に構えていたジョナサンですが、アン王女との想い出の場所にソックリの景色を見て、居ても立っても居られなかったのだと思います。

嬉しそうに飛び出すアイちゃんを眺めた直後、「行こう、皆!」と、出発を促すマナ。
そして、六花と真琴の手を取りながら駆け出し、改札口を潜りました。

もしマナの腕が3本以上あれば、きっと、ありすの腕も引いて走っていたと思います。

「わあああああ~!!!」
一面に広がる菜の花畑の景色に、心を奪われるマナ。

「此処って、お兄さんの言ってた風景?」
「アイちゃんが導いてくれたのかもね。」
マナの隣には、何時の間にかジョナサンが。

「まるで、平和だった頃のトランプ王国みたいだビィ!」
感動するダビィに同意する真琴。
トランプ王国出身の真琴達やジョナサンにとって、この場所は心に刻まれた懐かしい風景そっくりの様です。

花畑を嬉しそうに飛ぶ、アイちゃんと妖精達。
この動きのある構図を観ると、今回の作画監督が河野さんで本当に良かったと思いました。

花畑を一面に臨む木の下で、腰掛けるジョナサン。
「ちょっと、良いですか?」ジョナサンの横に腰掛け、マナは、これまでのジョナサンに対する印象を改めて伝えました。

初めて会った時から、不思議な雰囲気を醸していたジョナサン。
いつもマナ達を煙に巻く言動をしていたけど、マナが何故か嫌な気持ちにならなかった様です。

「それはきっと、お兄さんがいつも、私達を導いてくれていたからなんですね?」
ジョナサンの見掛けの胡散臭さに惑わされず、本質を見抜いていたマナ。
そんな彼女だからこそ、誰よりも早くレジーナと仲良くなる選択が出来たのだと、改めて感心しました。

「買い被り過ぎだよ。」と微笑むジョナサン。
『キングジコチューを倒し、トランプ王国に平和を齎す事が出来るのは、伝説の戦士・プリキュアだけ』
クリスタルを見付けるまでに成長したのはマナ達の力だと、努力を讃えました。

その瞬間、一陣の風がジョナサンの髪を撫で、彼の脳裏に、菜の花畑で微笑むアン王女の姿を思い浮かべさせました。

「もう少しだ…!」愛する人との再会を信じ、呟くジョナサン。
マナは、ジョナサンに、アン王女の人物像と2人の馴れ初めを訊ねました。

「少し長くなるけど、良いかい?」
こうして、ジョナサンの口から、アン王女の馴れ初めと、トランプ王国滅亡に纏わる、もう一つの真実が語られる事になりました。

「僕の知ってるアンは、そうだな…。」
目を閉じ、懐かしそうにアン王女との想い出を語り始めるジョナサン。
その話を聴く為に、六花とありすも、彼の近くまで寄って来ました。

「王女!王女は何処か!」アン王女の行方を探す、臣下。
すると近くから、百人一首の句を詠む声が響きました。

アン王女が取った札が顔に当たり、倒れる臣下。
目算で10m以上離れている感じなのに、人を倒す勢いで飛ぶ札なんて、ちょっと怖いです。

「何をしているんですか!?」「かるたよ。人間界の遊びなの!」

『彼女は、お転婆でとても可愛いらしい女性だったよ。
アンは好奇心旺盛で、あらゆる世界の文化に、興味を示したんだ。』


宮殿の一角で、多くの木の彫刻を彫るアン王女。しかし、リボンを付けた猫の像の出来に、不満な様子。

「これでどうです?」
当時、王女に仕える戦士の一人だったジョナサンは、さり気無く彫刻のリボンに宝石を添えました。
「とても素敵ね。」ジョナサンに微笑み掛けるアン王女。
こうして2人は、次第に親密になって行きました。

広い草原で、流鏑馬をする2人。
ジョナサンが矢を的に命中させると、アン王女は、その3倍の速度で的を射ました。

菜の花畑を走る機関車に乗って、楽しそうに微笑み合う2人。

『僕等が互いに惹かれ合うまで、それ程、時を必要としなかった。』
菜の花畑で追い掛けっこをし、手を取り合い、そして――。

その後、ジョナサンは、辺境の警備に就く事になり、アン王女と離れ離れになる事になりました。
名残惜しそうに、見詰め合う2人。

バラ園のキオスクで、ジョナサンへの手紙をしたためるアン王女。
その手紙を届けるのは、例の青い鳥です。この鳥はどうやら、アン王女の飼っていた鳥の様子。

バラ園に咲き誇っているバラの一つに、『ロイヤルイエロー』が。
手紙に添えられたロイヤルイエローの香りを嗅ぎながら、アン王女との愛を確認するジョナサン。

※『アン王女は、仲睦まじい男女の像を見ながら辛そうな表情をしていた』
前回、そんな趣旨の話をマナ達にしていた真琴。

アン王女が像を見ながら寂しそうにしていたのは、ジョナサンの事を考えていたのでしょう。
もしかしたら、あの像は、ジョナサンが辺境の地に赴いてしまった寂しさを埋める為に、王女自ら作った像なのかも知れません。

また、ジョナサンが辺境警備の任に就く事になったのは、王女の将来の婿としての『箔』を付ける為に、何らかの役職を与える為だと思います。

『そして、あの悪夢が訪れた――。』
辺境の見張り台から、王宮の惨状を目の当たりにしたジョナサンは、アン王女を救出すべく、必死に馬を走らせました。

立ち込める黒雲に、鳴り響く稲光。心の中の不安を打ち消す様に、必死の形相でジコチューの群れを薙ぎ倒し、王宮に辿り着いたジョナサン。

青い鳥に導かれ、鏡の間に辿り着いたものの一足遅く、アン王女とキュアソード(真琴)は、異世界・地球へ逃げ延びた後でした。

「アン…。この先の世界へ…。」魔法の鏡に手を触れる、ジョナサン。
そして彼も、アン王女を追って、地球へ。
ジョナサンが辿り着いたのは、マナ達の住む、大貝町でした。

「トランプ王国に、アン。誰も救えなかったのは、キュアソードだけじゃない。僕もさ…。」
沈痛な面持ちのジョナサンを見て、二の句を告げない一同。

「余り、楽しい話では無かったね。」「訊いて良かったです。」
マナ達の気持ちを思い遣るジョナサンの心を汲み、微笑むマナ。
ジョナサンは、気を取り直して再び出発する事を、マナ達に提案しました。

「君も、良いかな?必ず…アンに会いに行こう…!」
「…はいっ!」

大木の裏に隠れ、話を聞いていた真琴に語り掛けるジョナサン。
その言葉を、涙ながらに頷く真琴。

立場や愛情の形は違えども、アン王女への想いの強さは同じく強い2人。
自分達の悲願を叶える為に、力を合わせる事を誓い合いました。

マナ達が駅に戻ると、「運転させてよ~!」と機関車に乗り込み、暴れる少年の姿が。
機関士が必死に止めようとしても、一向に言う事を聞きません。

「運転したいんだよ~!!!」
今迄なら、『やっぱり、我儘言っちゃいけないなぁ』と反省するシーンがありましたが、彼はまだ幼い子供。
自制心が育っていないのか、プシュケーがすぐに闇に染まりかけました。

「その気持ち、解る!やりたいモノはやりたいよね?」
「あなたを、素敵なジコチューにしてあげる!!」


レジーナによって、機関車ジコチューにされてしまった少年。
少年の心の欲望を暴走させるかの様に、モクモクと黒煙を吐き出しました。

『ガッターン!連結――!!』
自身と機関車を連結させ、機関車も身体の一部にして暴走を始める、ジコチュー。
このジコチューの叫びを聞いた瞬間、ふと、『アストロトレイン』を連想し、この叫び声が『トランスフォーム!!』だったら良いのに、と思いました。

アストロトレイン:『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』(ファンの通称・トランスフォーマーG1)に登場する、トランスフォーマー。
悪の軍団・デストロンの一員で、輸送参謀を務める。
SLとスペースシャトルに変形出来る、トリプルチェンジャー(変身形態が3つある)の一人。
※『トランスフォーマー』39話で、彼は大活躍(?)します。


線路を無視して暴走する機関車ジコチューは、菜の花畑を蹂躙。
その惨状を目の当たりにしたマナ達は、ジコチューの暴走を止める為に、プリキュアに変身しました。

「ハーイ!マナっ!」「私、あなた達のクリスタル、全部貰いに来たんだ!」
以前と変わらない口調で、キュアハートに話し掛けるレジーナ。
しかし、それは、キュアハート達には到底受け入れられない要求でした。

其処に、4人を助ける為にジョナサンが駆け付け、レジーナと対峙。
その隙にキュアハート達は、ジコチューを浄化すべく駆け出しました。

「線路じゃない所を走るだなんて!」「あなた、汽車なんでしょ!?」
ジコチューに飛び乗り、説得を試みるプリキュア達。
しかし、彼の心の暴走は、そんな言葉では止まりませんでした。

「そうさっ!だが…俺は、レールなんて型にハマらねえー!!」
「何人たりとも、俺を止める事なんて…出来やしねぇええ!!!!
眼を血走らせ、更なる暴走を続けるジコチュー。
ジコチューの素となった少年の心に、一体何があったのでしょうか?
何故、こんなに切羽詰まっているのか、とても心配です。

キュアハート達が列車から吹き飛ばされそうになる程の速度で、縦横無尽に暴走を続けるジコチュー。
悲惨な姿に変貌していく菜の花畑を見て、キュアハートは決意を固めました。

気合を込めてクラウチングスタートの姿勢から、弾丸の様に飛び出したキュアハート。
ジコチューの前を遮り、菜の花畑を守る為に、必死で機関車を止めようと試みました。

「これ以上は、絶対に駄目!!お兄さんの想い出を…守るんだああああ!!!!!

キュアハートを跳ね飛ばす為に、更に速度を上げるジコチュー。
力を込めて、必死に押し留めようとするキュアハート。
その気迫に押され、ジコチューが怯んだ一瞬を、キュアソードは見逃しませんでした。

「私達は絶対、王女様に会いに行くっ!!」
ジコチューと汽車の連結部にスパークルソードを放ち、汽車をパージ。

「だああああああ!!!」
機関車の重さが無くなれば、こちらのモノ。
力を振り絞り、キュアブラックを彷彿させる怪力で、ジコチューを上空に投げ飛ばすキュアハート。

悪あがきに突っ込んで来るジコチューを、ラブリーフォースアローで浄化したキュアハート達。
こうして戦いは終わり、少年は正気を取り戻し、菜の花畑は元に戻りました。

一方、ジョナサンと対峙していたレジーナは、ジコチューの敗北を知り、「まったね~!」と言い残し、アッサリと退却しました。

自分の手駒が負けたにも拘らず、悔しそうなそぶりを見せなかったレジーナ。
彼女にとって今回の戦いは、『マナ達と遊んでいる』つもりなのかも知れません。

「良かったぁ…。汽車も無事だよ。」
汽車が無傷だった事を確認して、胸を撫で下ろすマナ。微笑む真琴。
その瞬間、真琴の持つロイヤルクリスタルが輝き出し、汽車のエンブレムを照らしました。

「これって、最後のクリスタル?」「やりましたわね。」「後は、奪われた赤いクリスタルだけ!」
マナの頑張りと成長に反応したかの様に、マナの手に収まったピンクのロイヤルクリスタル。
喜びを分かち合った後、マナ達の眼前に広がったのは、美しい菜の花畑。

レジーナの持つ赤いロイヤルクリスタルを取り戻せば、全てのロイヤルクリスタルが揃う。
マナ達がアン王女を救出する日は、きっと、もうすぐです。

※今回は河野さんが作監だった事もあり、戦闘時だけでは無く、アイちゃんやシャルル達が菜の花畑を飛ぶシーン等でも、凄く動きのある構図だったと思います。
観ていて、手に汗を握りました。
また、ジョナサンから齎されたアン王女の人物像は、『多趣味で武術の達人』と言う、ハイスペックなモノでした。

そんな彼女が手勢を率いても倒せない、キングジコチュー。
彼(?)の強さと恐ろしさが、今回の話で、更に強調された感じがしました。

次回は、プリキュア恒例の『ゲーム回』です。
予告を観る限りは楽しそうですが、ストーリーが進むのかという心配もあります。

期待と不安を織り交ぜつつ、次回の放送を楽しみにしています。
そして来週こそは、もう少し早く感想を書きたいです。
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