スマイルプリキュア!・13話『修学旅行!みゆき、京都でどん底ハッピー!?』感想
おみくじの種類は、大吉・中吉・小吉・吉・末吉・凶・大凶が、一般的だと思いますが、場所によっては、変わったくじもあるそうです。
昔、初詣に行ったときに、『半凶』という変わったくじを引いたことがあります。
『心掛け次第で、運が開ける』という、内容でした。
では早速、今回の感想を――。
修学旅行が始まり気分上々の、みゆき。
しかし、くじびきの結果が大凶だったことがキッカケで、次々と不運が舞い込んでしまいました。
『悪いくじは木に括れば、厄除けになる』
そのことを知らなかったばかりに起きてしまった、今回の騒動。
果たして、その結末は、どうなってしまったのでしょうか?
「キャンディにおやつを取られても、怒りません。だって、ウルトラハッピーだからです!」
修学旅行の目的地・京都へ向かう新幹線の中、上機嫌のみゆき。
直後に先生に叱られても平気なほどに、テンションが上がりっ放しです。
しかし、京都に到着して早々、みゆきは不運に見舞われます。
金閣寺に到着し、れいかの説明で歴史を学ぶ、みゆき達。
しかし、バスで留守番していた筈のキャンディがみゆきの頭上で暴れ出し、みゆきは池の中へ。
『ふるいけや かわずとびこむ みずのおと ばしや』
(※FC版『ドラゴンクエスト』・復活の呪文より引用)
キャンディが駄々を捏ねた所為で、濡れネズミになってしまったみゆき。
ドライヤーすらない野外では制服が乾く筈も無く、直後の集合写真で1人だけジャージ姿で映る羽目に…。
落ち込むみゆきを道中励ます、あかねとやよい。
「ほら。あっちにおみくじがあるよ。」
さり気無くみゆきを励まそうとしたやよいのこの一言。
これがキッカケで、とんでもない事態に陥ることになるなんて。
このときのみゆきは、知る由もありませんでした。
「大吉に決まってるよ~。大吉~。ほら、見て~!!」
自信満々の表情でくじを引いたみゆき。しかし、その結果は…。
♪だいきょ~う!(大凶)
京都に向かってから今に至るまでに、様々な不運に見舞われたみゆき。
キャンディにおやつを食べられ、先生に叱られ、金閣寺の池に落下…と、おみくじが示す通りの不運に見舞われました。
ここで直ぐに大凶のおみくじを木に括っていれば良かったのですが、誰も知らなかったのか、みゆきは厄除けをしませんでした。
そして、この直後から、みゆきは様々な不運に見舞われることになります。
※この時点までのみゆきの不運は全て、キャンディが原因です。
みゆきの厄払いと共に、キャンディも神主にお祓いをしてもらった方が、良かったかも知れません。
また、キャンディがたとえ幼児であっても、悪いことをした場合は、それとなく諭すべきだと思います。
妹(キャンディ)が『おいた』をした場合は、姉(みゆき達)が窘める。
これも、姉妹のあるべき姿の一つだと思います。
そんな彼女を励まそうと、枕を投げ付け、枕投げへの参戦を促すあかね。
いつしか悩みも忘れ、楽しそうに枕投げに興じるみゆき。普段は優等生のれいかも、童心に戻って楽しんでいます。
そんな最中、みゆきの投げた枕がポットに当たり地面に落下しそうになりますが、なお・あかねのコンビが特技を生かし、ポットの落下を阻止。ポットは無事にみゆきの手に…と思いきや――。
みゆき達の様子を見に来た先生の顔に、お茶が全てぶちまけられました…。
「コラアッ!!!」
先生にこってり絞られた後、みゆき達も床に就くことに。しかし、布団に入ってからが、修学旅行の本番です。
「みゆき君。好きな人を述べよ!」
皆に迷惑を掛けた、と落ち込むみゆきへの『罰ゲーム』として、冗談めかして話題を振ったあかね。
しかし、直後にみゆきが赤面したことにより、あかね達はみゆきに詳細を訊きます。
『皆の知っている人』という、みゆきのヒントから、様々な予想を立てるあかね達。
明るくて元気な豊島君。
年上の入江会長。
大穴・食いしん坊の宗本君。
そして、皆が注目するなか、みゆきの好きな人が発表されました。
身が軽くて、永遠の少年。その人の名は――!
「ピーターパン!!」
予想外の回答に、呆気に取られる一同。しかし、みゆきのテンションは最高潮に達し、一人で大はしゃぎ。
その直後、またも先生に叱られ、みゆき達は今度こそ眠りにつくことに。
「明日はきっと、良いことあるよ。大凶なんて気にしないで。」
皆の優しい言葉で、安心して眠りについたみゆき。
こうして、みゆき達の修学旅行初日は、幕を閉じました。
※ピータパンと言えば、僕は真っ先に『ピーターパンの冒険』(『世界名作劇場シリーズ』の一つ。制作・日本アニメーション)を思い出します。
後半は、原作と違うオリジナル展開で、手に汗を握りました。
また、この作品のピーターパンの衣装の色は、ディズニー版に配慮して茶色でしたが、原作ではピータパンの服は『筋だらけになった枯れ葉と木から滲み出る汁で出来た服』らしく、寧ろ茶色の方がイメージに近いようです。)
みゆき達が寝静まっているころ、アカオーニは、絵本で鬼が暴れているシーンを読んで、大興奮。
そして、絵本と同じ景色がTVで放映された瞬間、「そうだ。京都に行こうオニ!」と、京都まで出撃することを決定しました。
修学旅行2日目。昨日から続くみゆきの不運は、今日も継続中。
清水の舞台から転げ落ちそうになったり、溝に嵌り、犬に追い掛けられ、商品の雪崩に巻き込まれたりと散々です。
※みゆきの不運ぶりを観ているとふと、『ドラえもん』の主人公・のび太を連想してしまいました。
今回のみゆきは確かに不運ですが、このレベルの不運が日常的に起こっているのび太に比べれば、大したことはないのかも知れません。
遂に「お祓いが必要?」と皆に心配されるみゆき。しかし、スキップをしながら明るく振る舞います。
そして、祇園に到着したみゆき達。舞妓さんと写真を撮ろうとしますが、遭遇することが出来ません。
すかさずキャンディが『口紅デコル』を使うことを、みゆきに進言。すると――。
「さぁ。好きなだけ、撮るどすクル~。」
舞妓さんに扮したキャンディが、自分を撮るようにアピールしますが、「気持ちだけ貰っとくね」と、やよいにすげなく断られてしまいました。
正直、ここはキャンディの艶姿を撮ってあげるべきだと思います。妹が姉の為に頑張っているときは、褒めてあげることが大切です。
「皆が舞妓さんに会えないのは、自分が大凶だからだ」と、みゆきが自分を責めているころ。
京都に襲来したアカオーニは、みゆきのクラスの男子生徒に大人気。一緒に記念撮影までしていました。
こうやって改めて彼の姿を見ると、そうとうな巨体です。
わざわざアカンベェを召喚しなくても、棍棒を振り回すだけでプリキュアを一蹴出来そうです。
みゆき達は、彼が本気を出さないうちに、すぐに倒すか改心させる必要があると思います。
男子と仲良く記念撮影を撮っていたアカオーニでしたが、直ぐに悪役の本分に立ち戻り、黒い絵の具の力を使い、周囲を不幸に染め上げます。
そこにみゆき達が遭遇し、アカオーニと対峙。その直後、みゆきの引いた大凶くじを見てアカオーニは抱腹絶倒。
今が好機と、すかさず『青っ鼻』を使いアカンベェを召喚します。
技の効かないアカンベェに苦戦するみゆき達は、起死回生の技『レインボーヒーリング』で、一気にケリをつけようとしますが、みゆきがスマイルパクトを川に落としてしまい、再びピンチに陥ります。
川に落ちたスマイルパクトを探す、みゆき。しかし、仲間の危機を救う為に、危険を顧みずアカンベェに立ち塞がります。
自らの不運の所為で、皆に迷惑を掛けたことを謝るみゆき。
でも皆は、「みゆきと一緒なら、大吉だよ!」とみゆきに返答しました。
みゆき達の友情に応えるように、川から飛び出したスマイルパクト。
そして全員でアカンベェの攻撃を跳ね返し、レインボーヒーリングで、アカンベェを浄化しました。
キュアデコルは入手出来なかったものの、友情の絆は深まったみゆき達。
そんな彼女達の前に、舞妓さんが通り掛かりました。
『笑う門に福来たる』
いつの間にか不運が消え去ったみゆきには笑顔が戻り、皆で舞妓さんと記念撮影。
こうして、みゆき達の修学旅行2日目は、波乱を乗り越えて終了しました。
修学旅行最終日の目的地は、大阪。
みゆき達は、素敵な想い出を綴ることが出来るでしょうか?
※今回は、みゆきの不運が戦闘にまで及ぶという演出でしたが、少し勿体無い気がしました。
みゆきの不運の原因が『くじ引きの結果』ではなく、『マジョリーナの発明品の影響』だった方が、説得力があるように思いました。
もし、マジョリーナが今回道具を使っていたとしたら、その名前は『ウンガワルクナール』でしょうか?
彼女の発明品のネーミングセンスは結構好きなので、今後の活躍に期待しています。
昔、初詣に行ったときに、『半凶』という変わったくじを引いたことがあります。
『心掛け次第で、運が開ける』という、内容でした。
では早速、今回の感想を――。
修学旅行が始まり気分上々の、みゆき。
しかし、くじびきの結果が大凶だったことがキッカケで、次々と不運が舞い込んでしまいました。
『悪いくじは木に括れば、厄除けになる』
そのことを知らなかったばかりに起きてしまった、今回の騒動。
果たして、その結末は、どうなってしまったのでしょうか?
「キャンディにおやつを取られても、怒りません。だって、ウルトラハッピーだからです!」
修学旅行の目的地・京都へ向かう新幹線の中、上機嫌のみゆき。
直後に先生に叱られても平気なほどに、テンションが上がりっ放しです。
しかし、京都に到着して早々、みゆきは不運に見舞われます。
金閣寺に到着し、れいかの説明で歴史を学ぶ、みゆき達。
しかし、バスで留守番していた筈のキャンディがみゆきの頭上で暴れ出し、みゆきは池の中へ。
『ふるいけや かわずとびこむ みずのおと ばしや』
(※FC版『ドラゴンクエスト』・復活の呪文より引用)
キャンディが駄々を捏ねた所為で、濡れネズミになってしまったみゆき。
ドライヤーすらない野外では制服が乾く筈も無く、直後の集合写真で1人だけジャージ姿で映る羽目に…。
落ち込むみゆきを道中励ます、あかねとやよい。
「ほら。あっちにおみくじがあるよ。」
さり気無くみゆきを励まそうとしたやよいのこの一言。
これがキッカケで、とんでもない事態に陥ることになるなんて。
このときのみゆきは、知る由もありませんでした。
「大吉に決まってるよ~。大吉~。ほら、見て~!!」
自信満々の表情でくじを引いたみゆき。しかし、その結果は…。
♪だいきょ~う!(大凶)
京都に向かってから今に至るまでに、様々な不運に見舞われたみゆき。
キャンディにおやつを食べられ、先生に叱られ、金閣寺の池に落下…と、おみくじが示す通りの不運に見舞われました。
ここで直ぐに大凶のおみくじを木に括っていれば良かったのですが、誰も知らなかったのか、みゆきは厄除けをしませんでした。
そして、この直後から、みゆきは様々な不運に見舞われることになります。
※この時点までのみゆきの不運は全て、キャンディが原因です。
みゆきの厄払いと共に、キャンディも神主にお祓いをしてもらった方が、良かったかも知れません。
また、キャンディがたとえ幼児であっても、悪いことをした場合は、それとなく諭すべきだと思います。
妹(キャンディ)が『おいた』をした場合は、姉(みゆき達)が窘める。
これも、姉妹のあるべき姿の一つだと思います。
初日の就寝時間までに様々な不運に見舞われ、髪の毛が割れてしまった母への人形を眺めるみゆき。【大凶を引いた後に、みゆきが見舞われた不運】
・あかね達に慰められ何とか立ち直った矢先に、鳥のフンがみゆきの頭上に落ちる。
・記念写真を撮ったら、みゆきだけちゃんと映らない。或いは全員ピンボケ。
・土産物屋で、人形のドミノ倒しに巻き込まれ、頭を痛打。
・ソフトクリームを顔面キャッチ。
・お土産を振り回して、母へのお土産(京人形)が破損。(※これは、みゆきの不注意とキャンディが原因。)
そんな彼女を励まそうと、枕を投げ付け、枕投げへの参戦を促すあかね。
いつしか悩みも忘れ、楽しそうに枕投げに興じるみゆき。普段は優等生のれいかも、童心に戻って楽しんでいます。
そんな最中、みゆきの投げた枕がポットに当たり地面に落下しそうになりますが、なお・あかねのコンビが特技を生かし、ポットの落下を阻止。ポットは無事にみゆきの手に…と思いきや――。
みゆき達の様子を見に来た先生の顔に、お茶が全てぶちまけられました…。
「コラアッ!!!」
先生にこってり絞られた後、みゆき達も床に就くことに。しかし、布団に入ってからが、修学旅行の本番です。
「みゆき君。好きな人を述べよ!」
皆に迷惑を掛けた、と落ち込むみゆきへの『罰ゲーム』として、冗談めかして話題を振ったあかね。
しかし、直後にみゆきが赤面したことにより、あかね達はみゆきに詳細を訊きます。
『皆の知っている人』という、みゆきのヒントから、様々な予想を立てるあかね達。
明るくて元気な豊島君。
年上の入江会長。
大穴・食いしん坊の宗本君。
そして、皆が注目するなか、みゆきの好きな人が発表されました。
身が軽くて、永遠の少年。その人の名は――!
「ピーターパン!!」
予想外の回答に、呆気に取られる一同。しかし、みゆきのテンションは最高潮に達し、一人で大はしゃぎ。
その直後、またも先生に叱られ、みゆき達は今度こそ眠りにつくことに。
「明日はきっと、良いことあるよ。大凶なんて気にしないで。」
皆の優しい言葉で、安心して眠りについたみゆき。
こうして、みゆき達の修学旅行初日は、幕を閉じました。
※ピータパンと言えば、僕は真っ先に『ピーターパンの冒険』(『世界名作劇場シリーズ』の一つ。制作・日本アニメーション)を思い出します。
後半は、原作と違うオリジナル展開で、手に汗を握りました。
また、この作品のピーターパンの衣装の色は、ディズニー版に配慮して茶色でしたが、原作ではピータパンの服は『筋だらけになった枯れ葉と木から滲み出る汁で出来た服』らしく、寧ろ茶色の方がイメージに近いようです。)
みゆき達が寝静まっているころ、アカオーニは、絵本で鬼が暴れているシーンを読んで、大興奮。
そして、絵本と同じ景色がTVで放映された瞬間、「そうだ。京都に行こうオニ!」と、京都まで出撃することを決定しました。
修学旅行2日目。昨日から続くみゆきの不運は、今日も継続中。
清水の舞台から転げ落ちそうになったり、溝に嵌り、犬に追い掛けられ、商品の雪崩に巻き込まれたりと散々です。
※みゆきの不運ぶりを観ているとふと、『ドラえもん』の主人公・のび太を連想してしまいました。
今回のみゆきは確かに不運ですが、このレベルの不運が日常的に起こっているのび太に比べれば、大したことはないのかも知れません。
遂に「お祓いが必要?」と皆に心配されるみゆき。しかし、スキップをしながら明るく振る舞います。
そして、祇園に到着したみゆき達。舞妓さんと写真を撮ろうとしますが、遭遇することが出来ません。
すかさずキャンディが『口紅デコル』を使うことを、みゆきに進言。すると――。
「さぁ。好きなだけ、撮るどすクル~。」
舞妓さんに扮したキャンディが、自分を撮るようにアピールしますが、「気持ちだけ貰っとくね」と、やよいにすげなく断られてしまいました。
正直、ここはキャンディの艶姿を撮ってあげるべきだと思います。妹が姉の為に頑張っているときは、褒めてあげることが大切です。
「皆が舞妓さんに会えないのは、自分が大凶だからだ」と、みゆきが自分を責めているころ。
京都に襲来したアカオーニは、みゆきのクラスの男子生徒に大人気。一緒に記念撮影までしていました。
こうやって改めて彼の姿を見ると、そうとうな巨体です。
わざわざアカンベェを召喚しなくても、棍棒を振り回すだけでプリキュアを一蹴出来そうです。
みゆき達は、彼が本気を出さないうちに、すぐに倒すか改心させる必要があると思います。
男子と仲良く記念撮影を撮っていたアカオーニでしたが、直ぐに悪役の本分に立ち戻り、黒い絵の具の力を使い、周囲を不幸に染め上げます。
そこにみゆき達が遭遇し、アカオーニと対峙。その直後、みゆきの引いた大凶くじを見てアカオーニは抱腹絶倒。
今が好機と、すかさず『青っ鼻』を使いアカンベェを召喚します。
技の効かないアカンベェに苦戦するみゆき達は、起死回生の技『レインボーヒーリング』で、一気にケリをつけようとしますが、みゆきがスマイルパクトを川に落としてしまい、再びピンチに陥ります。
川に落ちたスマイルパクトを探す、みゆき。しかし、仲間の危機を救う為に、危険を顧みずアカンベェに立ち塞がります。
自らの不運の所為で、皆に迷惑を掛けたことを謝るみゆき。
でも皆は、「みゆきと一緒なら、大吉だよ!」とみゆきに返答しました。
みゆき達の友情に応えるように、川から飛び出したスマイルパクト。
そして全員でアカンベェの攻撃を跳ね返し、レインボーヒーリングで、アカンベェを浄化しました。
キュアデコルは入手出来なかったものの、友情の絆は深まったみゆき達。
そんな彼女達の前に、舞妓さんが通り掛かりました。
『笑う門に福来たる』
いつの間にか不運が消え去ったみゆきには笑顔が戻り、皆で舞妓さんと記念撮影。
こうして、みゆき達の修学旅行2日目は、波乱を乗り越えて終了しました。
修学旅行最終日の目的地は、大阪。
みゆき達は、素敵な想い出を綴ることが出来るでしょうか?
※今回は、みゆきの不運が戦闘にまで及ぶという演出でしたが、少し勿体無い気がしました。
みゆきの不運の原因が『くじ引きの結果』ではなく、『マジョリーナの発明品の影響』だった方が、説得力があるように思いました。
もし、マジョリーナが今回道具を使っていたとしたら、その名前は『ウンガワルクナール』でしょうか?
彼女の発明品のネーミングセンスは結構好きなので、今後の活躍に期待しています。