北岳(3193m)に来ただけぇ~ 1日目その2
2017年8月24日(木) 曇り時々晴れ
初めての南アルプス、2泊3日の北岳・間ノ岳ハイク。
ここまでのハイクの様子はこちら
北岳(3193m)に来ただけぇ~ 1日目その1
12:14 大樺沢二俣(標高約2235m)
ここは白根御池小屋に向かう水平ルート、北岳肩の小屋に向かう右俣ルート、北岳山荘に向かう左俣ルートが交差する要衝。
これから各小屋に向かうハイカー、広河原に下山するハイカーが大勢休憩していた。
広河原から標準CT2時間40分のところ、4時間32分と2時間近い遅れという亀足ぶり。でも今日の行程は、ここから約30分先の白根御池小屋泊まりなので問題なし。
まだお昼を取っていないので、ここでお昼にする。
今日のお昼は冷やしぶっかけうどんと巻き寿司。
鳳凰三山の1つ、観音岳(2841m)
最初、オベリスクで有名な地蔵岳(2764m)かと思っていたが、近くに居たハイカーから「この位置からは稜線に隠れて見えないよ」と教えていただいた。
なお薬師岳(2780m)は右手前の山で隠れている。
肩の小屋に続く右俣ルート。
明日はここを登って稜線までいく予定。
状況次第では一気に肩の小屋まで登ってしまおうとも思っていたが、戯れ事でした(笑)
朝、同時刻に広河原を出発した小学生の男の子を連れた母子ハイカーが遅れて到着。
小休止後、御池小屋でなく、肩の小屋に向けて右俣ルートを進んでいった。
肩の小屋まではまだ標準CTで3時間以上あるのに、私レベルの亀足で大丈夫かな?
30分の予定が1時間も大休止してしまった(13:27)
右に見えるのは仮設トイレ。私は利用しなかったが、利用者の話では結構厳しいそうだ(笑)
二俣から白根御池小屋までは約30分。
標高はほぼ同じなので快適な水平路と思いきや、意外と細かいアップダウンがある。
ハクサンフウロ(白山風露)
フウロソウ科フウロソウ属の多年草。
オニシモツケ(鬼下野)
バラ科シモツケソウ属の多年草。
マルバダケブキ(丸葉岳蕗)
キク科メタカラコウ属の多年草。
カニコウモリ(蟹蝙蝠)
キク科コウモリソウ属の多年草。
前方にテン場が見えてきた(14:05)
小屋のそばにある小さな池が由来。
14:07 白根御池小屋(標高約2235m)
大樺沢二俣から40分。広河原からは6時間25分(休憩1時間34分)
南アルプス市が運営する山小屋で、2006年に建て替えられた。
まずはテント泊の申込。この日は外の売店(oike cafe)が受付場所だった。
受付用紙に必要事項を記入して、売店の女性に渡すと、
女:「明日の北岳山荘は小屋泊まりですか?」
よ:「実は迷っているんです。天気が崩れるようだし・・・」
女:「テントをデポされますか?」
よ:「えっ、いいんですか?! するともう1泊分お支払い・・・」
女:「いえ、1泊分でけっこうですよ」
小屋番の女性からの天使のようなお言葉。
アラフォーぐらいの方だが、笑顔も素敵で思わず惚れちゃいました(笑)
幕料(500円/張)を支払い、テント場へ。
小屋前や御池周辺に約40張分のスペースがある。
最初御池近くにしようと思ったが、緊急時のヘリポートになっているので邪魔になるため、女性の指示に従い小屋前の高台に設営。
実はこのテントをデポして登るのが、プランCだったんです(笑)
反対側が斜面なので張り縄は片方だけだが、木に囲まれているので大丈夫だろう。
設営も終わり、お待ちかねの生ビール(850円)
なお缶ビール(350ml・600円)は館内の自販機にある。
ここではなんと、ソフトクリーム(500円)もいただける。
先ほどの女性と、20代の新人の女性二人で切り盛りされていたが、新人の子はまだ慣れていなくて、ソフトクリームの盛り付けが超~どヘタ。
お客さんからも苦笑され、先輩の女性からコツを伝授されていた。
しっかり、学びなさいね(笑)
う、うますぎる・・・
思わずおかわりしちゃいました。
みなさん、明日の北岳登頂を前に、英気を養っておられる。
17時を回ったので、夕食の準備。
今回フライパンは持ってきませんでした(笑) 2つ食べますけどなにか?
調理に使うのはサン●リーの南アルプスの天然水ならぬ、奥大山の天然水(笑)
最近、福井には南アルプス~は売っておらず、ほとんど奥大山~ばかり。
おそらく流通エリアの関係なのかも。
なお御池小屋には無料の水場があり、ホンモノの南アルプスの天然水が飲める(笑)
食事を済ませまったりしていると、北岳山頂部のガスが取れ始めてきた。
長野県側からの風でガスが飛ばされているようだ。
うん?待てよ、 ということは山頂部には強風が吹いているということか!(汗)
待望の北岳がようやくお目見え(18:00)
明日はあそこまで登るのか・・・
明日の天気を確認しようとするが、持参したA社の携帯は圏外だった(涙)
寝不足と酔いが回ったこともあり、早々と就寝(18:20)
北岳(3193m)に来ただけぇ~ 2日目その1に続く・・・
(この日の行程)
21:30自宅出発
3:20芦安市営駐車場(車中泊)6:44
7:23広河原インフォメーションセンター7:35
7:42広河原山荘(登山口)
8:22大樺沢・御池分岐
9:09(小休止)9:20
10:16(小休止)10:26
12:14大樺沢二俣(昼食)13:27
14:07白根御池小屋(テント泊)
やっぱり、山っていいね!
☆☆☆ランキング参加中です。☆☆☆
にほんブログ村
応援のポチッ、お願いします。
↓こちらもポチっとよろしくお願いします。
初めての南アルプス、2泊3日の北岳・間ノ岳ハイク。
ここまでのハイクの様子はこちら
北岳(3193m)に来ただけぇ~ 1日目その1
12:14 大樺沢二俣(標高約2235m)
ここは白根御池小屋に向かう水平ルート、北岳肩の小屋に向かう右俣ルート、北岳山荘に向かう左俣ルートが交差する要衝。
これから各小屋に向かうハイカー、広河原に下山するハイカーが大勢休憩していた。
広河原から標準CT2時間40分のところ、4時間32分と2時間近い遅れという亀足ぶり。でも今日の行程は、ここから約30分先の白根御池小屋泊まりなので問題なし。
まだお昼を取っていないので、ここでお昼にする。
今日のお昼は冷やしぶっかけうどんと巻き寿司。
鳳凰三山の1つ、観音岳(2841m)
最初、オベリスクで有名な地蔵岳(2764m)かと思っていたが、近くに居たハイカーから「この位置からは稜線に隠れて見えないよ」と教えていただいた。
なお薬師岳(2780m)は右手前の山で隠れている。
肩の小屋に続く右俣ルート。
明日はここを登って稜線までいく予定。
状況次第では一気に肩の小屋まで登ってしまおうとも思っていたが、戯れ事でした(笑)
朝、同時刻に広河原を出発した小学生の男の子を連れた母子ハイカーが遅れて到着。
小休止後、御池小屋でなく、肩の小屋に向けて右俣ルートを進んでいった。
肩の小屋まではまだ標準CTで3時間以上あるのに、私レベルの亀足で大丈夫かな?
30分の予定が1時間も大休止してしまった(13:27)
右に見えるのは仮設トイレ。私は利用しなかったが、利用者の話では結構厳しいそうだ(笑)
二俣から白根御池小屋までは約30分。
標高はほぼ同じなので快適な水平路と思いきや、意外と細かいアップダウンがある。
ハクサンフウロ(白山風露)
フウロソウ科フウロソウ属の多年草。
オニシモツケ(鬼下野)
バラ科シモツケソウ属の多年草。
マルバダケブキ(丸葉岳蕗)
キク科メタカラコウ属の多年草。
カニコウモリ(蟹蝙蝠)
キク科コウモリソウ属の多年草。
前方にテン場が見えてきた(14:05)
小屋のそばにある小さな池が由来。
14:07 白根御池小屋(標高約2235m)
大樺沢二俣から40分。広河原からは6時間25分(休憩1時間34分)
南アルプス市が運営する山小屋で、2006年に建て替えられた。
まずはテント泊の申込。この日は外の売店(oike cafe)が受付場所だった。
受付用紙に必要事項を記入して、売店の女性に渡すと、
女:「明日の北岳山荘は小屋泊まりですか?」
よ:「実は迷っているんです。天気が崩れるようだし・・・」
女:「テントをデポされますか?」
よ:「えっ、いいんですか?! するともう1泊分お支払い・・・」
女:「いえ、1泊分でけっこうですよ」
小屋番の女性からの天使のようなお言葉。
アラフォーぐらいの方だが、笑顔も素敵で思わず惚れちゃいました(笑)
幕料(500円/張)を支払い、テント場へ。
小屋前や御池周辺に約40張分のスペースがある。
最初御池近くにしようと思ったが、緊急時のヘリポートになっているので邪魔になるため、女性の指示に従い小屋前の高台に設営。
実はこのテントをデポして登るのが、プランCだったんです(笑)
反対側が斜面なので張り縄は片方だけだが、木に囲まれているので大丈夫だろう。
設営も終わり、お待ちかねの生ビール(850円)
なお缶ビール(350ml・600円)は館内の自販機にある。
ここではなんと、ソフトクリーム(500円)もいただける。
先ほどの女性と、20代の新人の女性二人で切り盛りされていたが、新人の子はまだ慣れていなくて、ソフトクリームの盛り付けが超~どヘタ。
お客さんからも苦笑され、先輩の女性からコツを伝授されていた。
しっかり、学びなさいね(笑)
う、うますぎる・・・
思わずおかわりしちゃいました。
みなさん、明日の北岳登頂を前に、英気を養っておられる。
17時を回ったので、夕食の準備。
今回フライパンは持ってきませんでした(笑) 2つ食べますけどなにか?
調理に使うのはサン●リーの南アルプスの天然水ならぬ、奥大山の天然水(笑)
最近、福井には南アルプス~は売っておらず、ほとんど奥大山~ばかり。
おそらく流通エリアの関係なのかも。
なお御池小屋には無料の水場があり、ホンモノの南アルプスの天然水が飲める(笑)
食事を済ませまったりしていると、北岳山頂部のガスが取れ始めてきた。
長野県側からの風でガスが飛ばされているようだ。
うん?待てよ、 ということは山頂部には強風が吹いているということか!(汗)
待望の北岳がようやくお目見え(18:00)
明日はあそこまで登るのか・・・
明日の天気を確認しようとするが、持参したA社の携帯は圏外だった(涙)
寝不足と酔いが回ったこともあり、早々と就寝(18:20)
北岳(3193m)に来ただけぇ~ 2日目その1に続く・・・
(この日の行程)
21:30自宅出発
3:20芦安市営駐車場(車中泊)6:44
7:23広河原インフォメーションセンター7:35
7:42広河原山荘(登山口)
8:22大樺沢・御池分岐
9:09(小休止)9:20
10:16(小休止)10:26
12:14大樺沢二俣(昼食)13:27
14:07白根御池小屋(テント泊)
やっぱり、山っていいね!
☆☆☆ランキング参加中です。☆☆☆
にほんブログ村
応援のポチッ、お願いします。
↓こちらもポチっとよろしくお願いします。
- 関連記事
-
- 北岳(3193m)に来ただけぇ~ 2日目その2 2017/09/01
- 北岳(3193m)に来ただけぇ~ 2日目その1 2017/08/31
- 北岳(3193m)に来ただけぇ~ 1日目その2 2017/08/30
- 北岳(3193m)に来ただけぇ~ 1日目その1 2017/08/29
- 北岳(3193m)に来ただけぇ~ プロローグ 2017/08/29