龍神山(398m)
2013年1月5日(土) 曇り時々晴れ
昨日は一日中雪が降り続いていたが、今朝はすっかり止み、晴れ間も見える。
今日はまずまずのお天気のようなので、今日も冬山ハイクへ。
向かったのは越前市(旧武生市)池ノ上町にある龍神山(398.5m)
先日登った鬼ヶ岳の南側にある山で、昨年暮れにあった法要の際に従兄弟から教えて貰った。
龍を冠した山なので、本当は辰年の昨年中に登りたかったのだが、情報が少なく色々調べているうちに越年してしまった。
8時過ぎに自宅を出発。今朝も厳しい冷え込みで、国道の気温計は-3℃。
アイスバーンの箇所もあり、慎重に走っていく。
池ノ上集落を抜けて、登山口のある森林スポーツ林道を目指す。
この辺りは神山地区と呼ばれるが、これは龍神山がこの一帯の貴重な水源となっており、かつて「龍」の字を省いて神山村と呼ばれていたからだそうだ。
溜め池が見えてきた。
この池は恩沢池と呼ばれ、江戸末期、旱魃に苦しむこの地区の人々が藩に願い出て、官民一体で完成させたそうだ。
アイスバーンの道を進んでいく。轍があるけど、先客がいるのかな?
9:30 森林スポーツ林道駐車場(標高約90m)
轍は駐車場まで続いていたが、先客の姿はなし。1人ラッセルしなきゃいけないのかな(汗)
登山口は駐車場から林道を少し歩いたところにあるようだ。
ログハウス調の立派なトイレもあるが、冬季は閉鎖中。
ここからは昨年登った妙法寺山が望める。
今回も登山靴にアイゼンと思ったが、新雪なので長靴をチョイス。
小さな池を迂回しながら林道へ。
林道沿いにはフィールドアスレチックの器具が設置されている。
9:42 龍神山登山口(標高約97m)
頂上までは約1.23㎞。所要時間は50分とある。
(1.2㎞で50分?? ということは急登が待っているということか?!)
予想通り、のっけから急坂で、しかもトレースはなし。
積雪は2~30㎝だが、1人ラッセルしながら登っていく。
あるのはイノシシ君の足跡だけ。まだ新しく出くわさなければいいのだが…
鬼ヶ岳ほどの急登ではないが、いやらしい傾斜が続く。
乳酸が溜まりまくり、立ち止まる回数も激増。
雪を被った板を見つける。何だろう? 雪を払ってみると、
10:03 登山口より1/3 400m地点
え~ まだ400mしか登っていないの? Orz かなりヘコむ(笑)
10:12 小ピーク(標高約240m)
立ったまま息を整える。
眺望はあまりよくなく、立ち木越しに日野山が見えるぐらい。
小ピークから少しフラットになるが、すぐに急登が復活。ヒーヒー
木々の開けたところからは鬼ヶ岳も見えた。
今日もいっぱい登っているんだろうな。
10:18 中間点 600m地点
まだ半分なのかよ~
標高が上がるにつれ、少しずつ眺望が開けてきた。
先ほど通った恩沢池も。
また奥越の山々も望めたが、白山(2702m)はまだ雲の中。
10:32 登山口より2/3 800m地点
看板を過ぎてしばらくすると、2個目の小ピーク(標高約310m)へ。
本当は小ピークをトラバースするのが本道のようだ。
だってイノシシ君のトレースが小ピークへと続いていたから、つい…(笑)
ここから先はなだらかな稜線歩きとなる。
でも1人ラッセルは堪える~
イノシシ君のトレースがあり、つづら折れの箇所も律儀?に進んでくれている。
でも時折道を外れて、また戻ったりする気まぐれな箇所も多々あったが(笑)
10:42 あと少し 200m地点
”あと少し”というのがイイww でも200mを5分って、かなりキツいんじゃない?
あれが山頂か?
だが、もう少し先にまだ高い部分があった。Orz
ここは展望広場(標高約380m)になっており、日野山(795m)が目の前に聳える。
純白の白山連峰も望めたが、御前峰や大汝峰には少し雲がかかっていた。残念。
山頂に向かおうとするが、広場は行き止まり。イノシシ君のトレースも消えている。
50㎝ほどの積雪の中、難儀しながら登山道を探す。どうやら広場奥の少し急な箇所を登るようだ。
11:00 龍神山山頂(標高398.5m)
タイムは1時間18分。標準タイムより30分近く遅れたが、1人ラッセルだったので仕方ない。山頂にはベンチはおろか、標柱や看板、山頂表示板すらない。
ここ、本当に山頂だよな?
西側の木に、何やらピンク色のリボンが掛けられている。近づいて見てみると、
福井県三角点探訪会さんの登頂記念だった。
良かった~ やっぱり山頂だ(笑)
ということは、この付近に三角点があるはず。やはり記念のタッチをせねば・・・
地面は一面の雪でリボンの付近を掘ってみるが、三角点らしき石標はない。
諦めて戻ろうとすると、雪の中の何かにつまづきかける。
(もしかして…)
つまづいた箇所を掘ってみると、ありました!
三等三角点「蛇谷」
お約束の三角点タッチを果たせ、大満足。ところで龍神山なのに、何で蛇なの??
山頂広場は眺めが良くないので、先ほどの展望広場に戻り、小休止。
ここで昼食とも思ったが、イノシシ君がやってくると怖いので下山する(11:14)
下りは自分の登ってきたトレースがあるので、心配なし。
11:19 あと少し 200m地点
ほら、下りでも5分かかるよ?
あんなに辛かった急坂も、ポンポンと下っていく。
3回ほどシリモチを付いてしまいましたが(笑)
11:28 中間点 600m地点
11:40 龍神山登山口(標高約97m)
下りは26分。結局誰とも出遭わなかった。
途中にある東屋で昼食にする。
今日は簡単にカップ麺。
実はコッヘルを倒してお湯をこぼしてしまい、沸かし直しとなりました(涙)
初めての山で、しかも1人ラッセルと少し心細かったが、イノシシ君のトレースのおかげで無事登頂できた。イノシシ君、本当にありがとう(笑)
今度は無雪期にも登ってみよう。
◇アクセス◇
龍神山(398m)
標高差301m
登り 1時間18分、下り 26分、TOTAL 2時間45分
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昨日は一日中雪が降り続いていたが、今朝はすっかり止み、晴れ間も見える。
今日はまずまずのお天気のようなので、今日も冬山ハイクへ。
向かったのは越前市(旧武生市)池ノ上町にある龍神山(398.5m)
先日登った鬼ヶ岳の南側にある山で、昨年暮れにあった法要の際に従兄弟から教えて貰った。
龍を冠した山なので、本当は辰年の昨年中に登りたかったのだが、情報が少なく色々調べているうちに越年してしまった。
8時過ぎに自宅を出発。今朝も厳しい冷え込みで、国道の気温計は-3℃。
アイスバーンの箇所もあり、慎重に走っていく。
池ノ上集落を抜けて、登山口のある森林スポーツ林道を目指す。
この辺りは神山地区と呼ばれるが、これは龍神山がこの一帯の貴重な水源となっており、かつて「龍」の字を省いて神山村と呼ばれていたからだそうだ。
溜め池が見えてきた。
この池は恩沢池と呼ばれ、江戸末期、旱魃に苦しむこの地区の人々が藩に願い出て、官民一体で完成させたそうだ。
アイスバーンの道を進んでいく。轍があるけど、先客がいるのかな?
9:30 森林スポーツ林道駐車場(標高約90m)
轍は駐車場まで続いていたが、先客の姿はなし。1人ラッセルしなきゃいけないのかな(汗)
登山口は駐車場から林道を少し歩いたところにあるようだ。
ログハウス調の立派なトイレもあるが、冬季は閉鎖中。
ここからは昨年登った妙法寺山が望める。
今回も登山靴にアイゼンと思ったが、新雪なので長靴をチョイス。
小さな池を迂回しながら林道へ。
林道沿いにはフィールドアスレチックの器具が設置されている。
9:42 龍神山登山口(標高約97m)
頂上までは約1.23㎞。所要時間は50分とある。
(1.2㎞で50分?? ということは急登が待っているということか?!)
予想通り、のっけから急坂で、しかもトレースはなし。
積雪は2~30㎝だが、1人ラッセルしながら登っていく。
あるのはイノシシ君の足跡だけ。まだ新しく出くわさなければいいのだが…
鬼ヶ岳ほどの急登ではないが、いやらしい傾斜が続く。
乳酸が溜まりまくり、立ち止まる回数も激増。
雪を被った板を見つける。何だろう? 雪を払ってみると、
10:03 登山口より1/3 400m地点
え~ まだ400mしか登っていないの? Orz かなりヘコむ(笑)
10:12 小ピーク(標高約240m)
立ったまま息を整える。
眺望はあまりよくなく、立ち木越しに日野山が見えるぐらい。
小ピークから少しフラットになるが、すぐに急登が復活。ヒーヒー
木々の開けたところからは鬼ヶ岳も見えた。
今日もいっぱい登っているんだろうな。
10:18 中間点 600m地点
まだ半分なのかよ~
標高が上がるにつれ、少しずつ眺望が開けてきた。
先ほど通った恩沢池も。
また奥越の山々も望めたが、白山(2702m)はまだ雲の中。
10:32 登山口より2/3 800m地点
看板を過ぎてしばらくすると、2個目の小ピーク(標高約310m)へ。
本当は小ピークをトラバースするのが本道のようだ。
だってイノシシ君のトレースが小ピークへと続いていたから、つい…(笑)
ここから先はなだらかな稜線歩きとなる。
でも1人ラッセルは堪える~
イノシシ君のトレースがあり、つづら折れの箇所も律儀?に進んでくれている。
でも時折道を外れて、また戻ったりする気まぐれな箇所も多々あったが(笑)
10:42 あと少し 200m地点
”あと少し”というのがイイww でも200mを5分って、かなりキツいんじゃない?
あれが山頂か?
だが、もう少し先にまだ高い部分があった。Orz
ここは展望広場(標高約380m)になっており、日野山(795m)が目の前に聳える。
純白の白山連峰も望めたが、御前峰や大汝峰には少し雲がかかっていた。残念。
山頂に向かおうとするが、広場は行き止まり。イノシシ君のトレースも消えている。
50㎝ほどの積雪の中、難儀しながら登山道を探す。どうやら広場奥の少し急な箇所を登るようだ。
11:00 龍神山山頂(標高398.5m)
タイムは1時間18分。標準タイムより30分近く遅れたが、1人ラッセルだったので仕方ない。山頂にはベンチはおろか、標柱や看板、山頂表示板すらない。
ここ、本当に山頂だよな?
西側の木に、何やらピンク色のリボンが掛けられている。近づいて見てみると、
福井県三角点探訪会さんの登頂記念だった。
良かった~ やっぱり山頂だ(笑)
ということは、この付近に三角点があるはず。やはり記念のタッチをせねば・・・
地面は一面の雪でリボンの付近を掘ってみるが、三角点らしき石標はない。
諦めて戻ろうとすると、雪の中の何かにつまづきかける。
(もしかして…)
つまづいた箇所を掘ってみると、ありました!
三等三角点「蛇谷」
お約束の三角点タッチを果たせ、大満足。ところで龍神山なのに、何で蛇なの??
山頂広場は眺めが良くないので、先ほどの展望広場に戻り、小休止。
ここで昼食とも思ったが、イノシシ君がやってくると怖いので下山する(11:14)
下りは自分の登ってきたトレースがあるので、心配なし。
11:19 あと少し 200m地点
ほら、下りでも5分かかるよ?
あんなに辛かった急坂も、ポンポンと下っていく。
3回ほどシリモチを付いてしまいましたが(笑)
11:28 中間点 600m地点
11:40 龍神山登山口(標高約97m)
下りは26分。結局誰とも出遭わなかった。
途中にある東屋で昼食にする。
今日は簡単にカップ麺。
実はコッヘルを倒してお湯をこぼしてしまい、沸かし直しとなりました(涙)
初めての山で、しかも1人ラッセルと少し心細かったが、イノシシ君のトレースのおかげで無事登頂できた。イノシシ君、本当にありがとう(笑)
今度は無雪期にも登ってみよう。
◇アクセス◇
龍神山(398m)
標高差301m
登り 1時間18分、下り 26分、TOTAL 2時間45分
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