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極悪がんぼ第3話感想＆あらすじ・暴力男・飛騨五郎（要潤）、妻・満利子（猫背椿）が神崎薫（尾野真千子）を突き落とす！借金総額1800万円！

カテゴリ：テレビ番組感想
この記事にコメントする！comment数：0：『2014年04月』29日

極悪がんぼ第3話感想。

※この記事は友人の、かづちやえから寄稿されたドラマ感想です。

女性をマジで殴る暴力男・飛騨五郎（要潤）、それでも愛してると妻・満利子（猫背椿）がＤＶに手を差し伸べた神崎薫（尾野真千子）を突き落とす！現在、借金総額1800万円！

今回もハラハラドキドキの展開ではありましたが、前回から定番となって来ている薫（尾野真千子）の元カレ・茸本和磨（三浦翔平）が、薫が進める裏プランを金子千秋（三浦友和）にバラしてしまう、またはバレてしまうというオチ。しかもかなりおバカな展開でバレる・・・今回は白状する代わりにお金を請求するという腐れ外道な一面を見せます。それでも、帰宅すると御飯作ってくれるイケメンがいたら、この程度の最低さなら許してしまうんだろうなぁ(笑)

あらすじ。

今回小清水経営コンサルタント持ち込まれた事件。持ち込んだのは不動産屋・地場四朗（ラサール石井）。開発工事の為土地買収を行っている土地の古い集合住宅に住むとある夫婦が立ち退きせず困っているので立ち退かせて欲しいという依頼。
その夫婦とは、大手建設会社に勤務する飛騨五郎（要潤）と県会議員の娘で飛騨の妻である満利子（猫背椿）でした。飛騨は立ち退き料をつり上げる為、マンションを立ち退かないのが自分たちだけになっても居続けていた。
金子は今回の仕事を（自分たちはサポートだけで）薫に譲ると言う。金子は無一文で借金を抱えて身体を売る事で精神的に追い詰め小清水経営コンサルタントから追い出す為に、女の武器を使って一見愛妻家で通っている飛騨を誘惑しろと提案する。
薫は飛騨が月いち通うお金持ちが集まるパーティーに油カタブラ石油の社長令嬢として潜入、「なんか酔っちゃったみたい・・・」と飛騨をホテルに連れ込み、部屋に入るところを元カレ・和磨が写真に収めます。
「ひどいよ薫ちゃん・・・」
と言いながら、部屋のドアに耳を付けて聞き耳を立てる和磨。
飛騨がシャワーを浴びている内に飛騨の持つ書類などを探りますが、疑っていた飛騨がシャワーを浴びたフリして戻って来るのでバレてしまいます。グーパンチでガチ殴りされる薫、そこへ和磨が危険を察知し「クリーニングをお届けに参りました！」とドアをノックし何とか助かります。怖い思いをして泣きじゃくる薫。そのまま飛騨の調査を続ける内に飛騨は妻・満利子にも暴力をふるっている事がわかりました。
そして薫は、あの夜飛騨から得た情報で、飛騨がコネを使って入札しようとしている工事案件の資料が本人の手に渡る前に入手します。そして入札を失敗させることで飛騨を追い詰め、更に満利子に直接会ってＤＶの話をして別れることを勧めます。が、最後の一押しと家に押しかけると、満利子に通報されて薫は警察に捕まってしまいました。
金子は、今回の報酬400万の内100万ずつを金子と夏目（竹内力）の手数料として引き、200万は薫に渡すと珍しく太っ腹な対応をしたかと思いきや、和磨に白状させた入札情報を利用し飛騨が入札し損ねた案件を他の会社に入札させることで大金を設けていました。
次回に続く・・・

面白かったこと。

県会議員の父を持つ満利子とはお金目当てに結婚していた飛騨、そんな飛騨にＤＶを受けている満利子はそれら全てを受け入れても自分と結婚してくれた飛騨とは離れられないと言いました。自分のような（地味な）女と結婚してくれて、お弁当も毎日残さず食べてくれる爽やかでカッコいい夫は、満利子にとってはＤＶと差引してもプラスになっていたんだと思います。満利子に同情し、助けようとした薫を満利子は警察に引き渡しました。
薫は誰かを救う事件屋になると息巻いて助けに出たにも関わらずこの結果になり、大層がっかりしたことかと思いますが、人の幸せはそれぞれだなぁと思いました。
それでも、人に頼まれるまでは自分から進んで人の力になろうと身を削る人がいないこのご時世、薫のような人がいればいいのに・・・とは思います。

今回の事件で周囲の人たちに女の武器を使えと言われた薫。勿論、薫はそんなことは絶対にしたくないと抵抗しましたが、金子がスナック「まやかし」のママ・真矢樫キリコ（仲里依紗）にまで手を回し説得させます。結果、乗せられた形で実行に至った訳ですが、キリコの説得を聞いていると何かスゲーって思う表現をしていました。身を売ることを「苦い薬を飲むようなもの」だの「鼻つまんで寝てたらいい・・・」だの、もっとこうソフトな表現はないものでしょうか。私なんかは病気でもないのに苦い薬なんて飲みたくないと逆に嫌になりました(笑)