野に咲く花
カメラ片手に・その前に・・・・・
週刊文春・週刊現代共に東海林さだお氏の漫画が完全復活したが文春の「タンマ君は」ごく当たり前の今の話題を取り入れた漫画。ところが現代の漫画は最近下ネタが多くなったような気がする。
「文春・タンマ君」毎日報道される救急車による熱中症の報道
「現代・サラリーマン専科」説明は・・・・・・抜く。
探し求めた「塩」
ここ数年は毎日使う調味料等はなるべく添加物のない物探して切り替えてきた。
塩はいいものがなかなか見つからなかった。昨年秋にこれはいいと思う「塩」を見つけて取り寄せた。
最近多い塩は窯で海水を焚いて作る塩が多いが昔ながらの塩田方式の塩の方がミネラル分が多く残りからだにはいい。
石川県能登の塩で昔ながらの製法で作られており塩分の強さは低いが少し甘みも感じる。ようやくいい塩があったと思ったら正月の能登の地震。
テレビでもよく報道されたが海岸が隆起したために塩ができなくなった。通販サイトでも販売は中止となってしまった。
しかし、春過ぎから徐々に再開されようやく手に入る様になった。
カメラ片手に野の花を求めて
シユウカイドウ(秋海棠)
シユウカイドウ科シユウカイドウ属
秋海棠は江戸時代初期に中国から渡来した植物で
中国原産の植物「シュウカイドウ」でベコニアの1種ではあるがベコニアとは呼ばず中国名の秋海棠が当てられる。
中国では「珠芽秋海棠」に当たりジューヤーチョウハイタンと呼ばれるようだ。属名は日本ではシユウカイドウ属だが表記は「Begonia(ベゴニア)属。園芸種のベコニアは和名はなく通称「ベコニア」でシユウカイドウ属と少しややこしい。
ボタンヅル(牡丹蔓)
キンポウゲ科センニンソウ属
養老山脈庭田山の林道を走ると道路脇に白い花が見られる。センニンソウかとスルーしたが何か違う。よく見るとボタンヅルの方だった。
違いは葉の形と雄シベと蕾の形に」ある。
ボタンヅルの葉は3出複葉(軸の先端から3枚の小葉が出る)、センニンソウは羽状複葉(小葉が葉軸の左右に鳥の羽のように並ぶ)。もう一つ花をよく観るとセンニン草の雄シベは萼片(花弁)より短かく蕾の先は尖る。ボタンヅルは雄シベが萼片(花弁)と同じ長さで蕾の先端は丸い(画像で確認できる)。
我が家にはセンニン草の大きな株が2本あるが毎年椿の木に絡み上を覆いつくすほど白い花を咲かせるが今年花を咲かせず根元から切断した。同じところにウマノスズクサが2本伸びてきているのでウマノスズクサを優先させた。
2種共に学名命名者は同じで「DC」となっているがスイスの植物学者オーギュスタン・ピラミ・ド・カンドールの略称
センニンソウの学名
Clematis terniflora DC.
ボタンヅルの学名
Clematis apiifolia DC.
マルバツユクサ(丸葉露草) 地中に閉鎖花
ツユクサ科ツユクサ属
日本には面白い植物が3種ある。この面白さとは土の中に花をつける植物。
長い進化の歴史の中で確実に子孫を今、生えている地に残す知恵だろう。
その3種とは湿地や水路などで普通に見られるミゾソバ、そしてマルバツユクサとつる性のマメ科の植物のヤブマメ。
マルバツユクサはちょうど今、開花の時期ツユクサでを少し小さくしてような花を咲かせる。しかし、根をそっと抜いてみると白い花らしきもの(閉鎖花)が見られる。もう少し時期が過ぎると多数の閉鎖花を土の中につける。
地上の開放花
地中の閉鎖花