yabusameyamaのブログ

野草を見続けて40年草花にレンズを向けて好きなように写真を撮る

漫画の再会

野の花にレンズを・その前に・・・・


東海林氏の漫画復活
東海林さだお氏の漫画がしばらく途切れており氏は高齢なのでもう引退かな?と思っていたら週刊文春の今週号に「タンマ君」が掲載された。これで復活されればいいが・・・。





最近の出来事
女流篆刻家の小田玉瑛先生から突然の電話
「もしもし、元気ぃ~」いつもの口調。相変わらず元気そのもの。

今年92歳になられたが益々元気でまだ現役。
今回出版社からの依頼で近く本を出されるようだ。
若き頃から日本の代表的文学者の保田與重郎氏に師事し和歌を勉強されておられたので和歌を中心とした本を出す予定だそうだ。そのために何度も東京と京都を行き来してるらしく又近く頼まれて金沢で講演をするとも。
電話の要件は今回出版する本の中に、私の2番目の姉のことを書くので正確な名前を教えてほしいとの事だった。
小田先生とはインド・パキスタン・スリランカ・中国雲南省と数度の旅行を共にしたが、当時私は40~50代、先生は私より10歳上、当時からエネルギーがものすごい人だったが今も変わらない。

毎年我が家へ来られ、そこから郡上踊りで有名な郡上八幡の私の姉が跡を継いでいた母の実家の別荘で逗留され、私が飛騨の方の山を案内していた。郡上の姉とは旅行の経験はないが個人的な印象が深かったようだ。10月出版とのことだが楽しみでもある。




野に咲く花をカメラ片手に
ヤブカンゾウ(藪萱草)
ワスレグサ科ワスレグサ属
野生で良く生えているのを見るが通常は一重の花をノカンゾウ、八重の物をヤブカンゾウと呼ぶが、ワスレグサと呼ばれる。各地で色々な呼び名もあるようだ。学名はヘメロカリスで園芸種も多い。花は食用にもなる。中華料理では百合の花として使われるようだ。



イヌガラシ(犬芥子)
アブラナ科イヌガラシ属
日本全国の道路端や草地、田んぼの縁などで当たり前にみられる。葉の切れ込みの深いスカシダゴボウとよく似ている。



カズノコグサ(数の子草)
イネ科カズノコグサ属
この草は子供の頃に親しんだ草で田んぼの水路の土管の中にいるウシガエルを
釣り出すためにカズノコグサの先端だけを残して土管の上からそっと垂らす。するとウシガエルが中から穂に飛びついてくる



コマツナギ(駒繋)
マメ科コマツナギ属
茎は大変丈夫で馬をつなぎとめるとか、この葉を馬が好みここから離れないなどが語源となっているようだ。
コマツナギの学名は Indigofera pseudotinctoria で
Indigo(藍)fero(有する)の合成語 Indigoは日本では藍染の原料イヌタデ科のアイを使うが東ヨーロッパやロシアではタイワンコマツナギ(Indigofera tinctoria)が使われてきた



ネジバナ(捩花)
ラン科ネジバナ属
ランの仲間ではあるが草地などに自生しており珍しい花ではない。
学名はSpiranthes sinensis var. amoenaでギリシャ語のspeira(螺旋)とanthos(花)の合成語。
別名でモジズリ(綟摺)とも呼ばれる。花に一つ一つをアップで見ると大変可愛い、何か歌っているようだ。



こちらは皆で合唱かな?


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