幽霊屋敷とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 幽霊屋敷の意味・解説 

ゆうれい‐やしき〔イウレイ‐〕【幽霊屋敷】

読み方:ゆうれいやしき

幽霊が出ると言われている屋敷。→お化け屋敷


幽霊屋敷

作者都筑道夫

収載図書深夜倶楽部あやかしの世界
出版社双葉社
刊行年月1986.12
シリーズ名FUTABA NOVELS

収載図書ミッドナイト・ギャラリー―都筑道夫ふしぎ小説
出版社芸術
刊行年月1989.8

収載図書絵の消えた
出版社光文社
刊行年月1991.8
シリーズ名光文社文庫

収載図書深夜倶楽部
出版社徳間書店
刊行年月1992.11
シリーズ名徳間文庫

収載図書悪魔はあくまで悪魔である―都筑道夫恐怖短篇集成 1
出版社筑摩書房
刊行年月2004.5
シリーズ名ちくま文庫


幽霊屋敷

作者高橋克彦

収載図書少女
出版社角川書店
刊行年月2002.1
シリーズ名角川文庫

収載図書高橋克彦怪談
出版社祥伝社
刊行年月2006.10
シリーズ名祥伝社文庫


幽霊屋敷

作者鮎川ゆうほ

収載図書病魔殺人事件
出版社彩図社
刊行年月2003.10
シリーズ名ぶんりき文庫


幽霊屋敷


幽霊屋敷

作者友成純一

収載図書黒魔館の惨劇
出版社光文社
刊行年月2006.4
シリーズ名光文社文庫


幽霊屋敷

作者い原智治

収載図書天使データファイル
出版社文芸社
刊行年月2007.3


幽霊屋敷

作者城島明彦

収載図書恐怖がたり42夜―携帯サイトの怖い話
出版社扶桑社
刊行年月2007.7
シリーズ名扶桑社文庫


幽霊屋敷

作者テッフィ

収載図書魔女物語
出版社群像社
刊行年月2008.9
シリーズ名群像社ライブラリー


幽霊屋敷

作者小松左京

収載図書黄色い泉―「怪奇幽霊ショート&ショートショート集
出版社勁文社
刊行年月1987.11
シリーズ名ケイブンシャ文庫

収載図書小松左京コレクション 3 短編小説集 1
出版社ジャストシステム
刊行年月1995.11

収載図書小松左京ショートショート全集 1
出版社勁文社
刊行年月1998.9
シリーズ名ケイブンシャ文庫

収載図書男を探せ
出版社角川春樹事務所
刊行年月1999.3
シリーズ名ハルキ文庫

収載図書ホクサイ世界小松左京ショートショート全集 1
出版社角川春樹事務所
刊行年月2003.2
シリーズ名ハルキ文庫


幽霊屋敷

作者倉橋由美子

収載図書倉橋由美子怪奇掌篇
出版社新潮社
刊行年月1988.3
シリーズ名新潮文庫

収載図書大人のための怪奇掌篇
出版社宝島社
刊行年月2006.2

収載図書大人のための怪奇掌篇
出版社宝島社
刊行年月2008.7
シリーズ名宝島社文庫


幽霊屋敷

作者アンブローズ・ビアス

収載図書ビアス傑作短篇集 下 よみがえる悪夢
出版社東京美術
刊行年月1989.2


幽霊屋敷

作者山田智彦

収載図書昭和文学全集 32 中短編小説集
出版社小学館
刊行年月1989.8


幽霊屋敷

作者ボーモン夫人

収載図書美女と野獣改版
出版社角川書店
刊行年月1992.5
シリーズ名角川文庫


幽霊屋敷

作者内海隆一郎

収載図書懐かしい場所
出版社実業之日本社
刊行年月1994.9


幽霊屋敷

作者ヴァージニア・ウルフ

収載図書壁のしみ―短編集
出版社みすず書房
刊行年月1999.8
シリーズ名ヴァージニア・ウルフ・コレクション


幽霊屋敷

作者雨宮町子

収載図書死霊の跫
出版社双葉社
刊行年月2001.12


幽霊屋敷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/19 09:57 UTC 版)

幽霊屋敷(ゆうれいやしき、: haunted house)は、幽霊が出ると言われている屋敷のこと[1]お化け屋敷とも言われる。

「お化け屋敷」という用語は遊園地やテーマパークにある娯楽施設で用いられることが比較的多いので、最初から娯楽施設として造られた建物についてはお化け屋敷の記事において記述し、本記事では実際に出没するとされる建築物について記述する。

このウィンチェスター家の建物も幽霊が出没すると言われている。

概要

幽霊屋敷とは幽霊が出ると言われている屋敷のことである[1]。「屋敷」というのは、第一義として、が建っているひと区切りの土地のことで、土地に家屋を含んで指す言葉である[2]

「屋敷」の意味は、単に、家とそれが建っている一区画の土地、という意味であり、大きな家や邸宅、館(やかた)を示すこともあれば、小さな家の事を示す場合もある。よって、幽霊屋敷と言えば幽霊が出ると言われる小さな家(あるいは小さな家と小さな庭)である可能性はある。

最近では、「幽霊屋敷」をかなり広義に解釈して、いわゆる人が住む「家」ではなく、幽霊が出ると言われる建物全般まで指すような使われ方もしている。例えば、幽霊が出るとされる病院工場オフィスビル等々も指すことがある。

世界的に有名な幽霊屋敷

幽霊が出没するとされる建物は世界各地に存在している[3]。イギリスのボーリー牧師館ロンドン塔ヘンリー8世の王宮であるハンプトン・コート・シャー宮殿キラキー邸英語版バークリー・スクエア50番地、アメリカ合衆国のウィンチェスター・ミステリー・ハウスマダム・ラローリー邸などが特に有名である[3]。また米国のホワイトハウスにも幽霊がいくつか出没すると長らく噂されている(後述)[3]。日本の総理大臣公邸にも幽霊出没説があり、国会で取り上げられたこともある。

イギリス人の幽霊屋敷に対する情熱

幽霊が出没することを英語では「haunted ホーンテッド」と言い、幽霊が出没する建物は「ホーンテッド・ハウス」「ホーンテッド・マンション」などと言う。イギリスでは、今日でも幽霊が現れる建物が多数存在しており、歴史的に由緒がある建物などでは、歴史上の人物が幽霊として現れることがある[4]。イギリス人たちは、無類の幽霊好きで、自分の家に幽霊が出ることを自慢しあう[5]。幽霊ファンのような層が存在し、幽霊見学ツアーなどが行われている[6][5]。近代の心霊研究もイギリスを中心に発展した[7]が、その理由は、ひとつには、イギリス人の気質が知的な探究心旺盛なため、幽霊が現れるとされれば、それを怖がったりせず、積極的に知的に調べてみたがるため、とも言われている[7][6]

幽霊を自分の目で見てみたいと思っているイギリス人も多いので、イギリスでは幽霊が出るとの評判が高い住宅・物件は、通常の物件よりもむしろ高価で取引されていることもある[6]。日本では、幽霊が出る建物となると、悪い噂になるなどと考えて、ひた隠しにしようとしてしまう傾向がある[8]のとは、対照的である。[9]

日本でも幽霊が出ると言われている廃屋や廃病院などが注目を浴びる事があり、怖い物見たさで現地を訪れる人々もいる。ただし、個人や法人の所有地・所有物であり、そうした場所に無許可で侵入するのは法的には違法行為ともされ、また管理や手入れが悪い所であれば事故につながる恐れもあるので、面白半分の探訪は諌められることもある。

これらの建築物を題材とした創作物が多数存在する(後述)。

ホワイトハウスと幽霊

ホワイトハウス(1846年)

ホワイトハウスは何人もの亡霊が現れる幽霊屋敷だという噂がある。古い幽霊は18世紀末まで遡る。ホワイトハウスは1800年、第2代大統領ジョン・アダムスの時代に完成したが米英戦争のさなかにイギリス軍によって焼かれ、再建することになり焦げた外壁を白く塗りつぶしたためホワイトハウスと呼ばれるようになった。アダムズ大統領夫人のアビゲイルはホワイトハウスが汚れていたためいつでも掃除をしていたが、死後もしばしば幽霊となって掃除に現れたという[10]。次は、第4代大統領ジェームズ・マディソンの夫人ドリーにまつわるもので、ウッドロウ・ウィルソンの夫人エディスがホワイトハウスのバラ園の場所を移そうとした時、仕事を請け負った庭師の前に現れたという[10]。なかでも第16代大統領エイブラハム・リンカーンにまつわる幽霊は特に有名で、第30代大統領カルビン・クーリッジの夫人グレースは、大統領執務室の窓のところに立つリンカーンを見たし、ホワイトハウスに滞在したオランダのウィルヘルミナ女王もホワイトハウスの寝室でリンカーンの亡霊を見たので、それをフランクリン・ルーズベルト大統領に話したところ、ルーズベルト夫人や秘書もリンカーンの亡霊を見たと述べたという[10]

諸見解

2005年ギャラップ社がアメリカ合衆国カナダイギリスの人々を対象に調査を行ったところ、それぞれ37%、28%、40%の人々が幽霊屋敷が実在すると考えていた。この数字は他の超常現象の実在を信じるとする数字よりも大きい。[11][12]

関連文献

出典・脚注

  1. ^ a b 幽霊屋敷(ユウレイヤシキ)とは”. デジタル大辞泉. コトバンク. 2018年10月30日閲覧。
  2. ^ 屋敷(やしき)とは”. ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典、デジタル大辞泉. コトバンク. 2018年10月30日閲覧。
  3. ^ a b c 『超常現象大事典』p.82
  4. ^ 放送大学の英語の講座でも、イギリスのある一般市民夫婦が、「たまたま古い民家に住むようになったところ、奥さんが二階の階段のところに男の幽霊が立っているのが見えて驚いた。ところが後日旅行していたところ、偶然あるギャラリーでその男(幽霊)と顔がまったく同じ肖像画を見つけたことでその人物の名を知り、後日歴史を調べたら、まさにその男性が数百年前にその民家に住んでいたことが判った。それまで幽霊を信じなかったが、その出来事以降は信じるようになった」と、放送大学のカメラに対して、その夫婦らが誇らしげに語っていた回がある。
  5. ^ a b 『世界怪異現象百科』原書房、1999、p.406
  6. ^ a b c 石原孝哉『幽霊(ゴースト)のいる英国史』集英社新書、2003、ISBN 4087201961
  7. ^ a b 三浦清宏『近代スピリチュアリズムの歴史』講談社、1994年。 
  8. ^ 『世界怪異現象百科』p.406
  9. ^ ただし、米国では、ある人が幽霊が現れる物件を販売しようとした時に、購入希望者に幽霊が出るという事実を説明せず、新しい所有者がそれを知らないまま購入したものの後で幽霊が出ることに気づき納得がゆかず裁判に訴え、裁判所がそれを事実と認定し、物件の値下げを命ずる判決を出した事例は1件ある(それは公式の裁判記録として残っている)
  10. ^ a b c 『超常現象大事典』p.76
  11. ^ Lyons, Linda (2005年11月1日). “Paranormal Beliefs Come (Super)Naturally to Some”. Gallup Poll. Gallup. 2010年8月22日閲覧。
  12. ^ Moore, David W. (2005年6月16日). “Three in Four Americans Believe in Paranormal”. Gallup Poll. 2010年8月22日閲覧。

関連項目


幽霊屋敷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 04:26 UTC 版)

スラップスティック (ゲーム)」の記事における「幽霊屋敷」の解説

本来は空き地のはずだが、時空曲げられ屋敷時計塔があり、それはティアトロンの力を得た人形・マームラナに支配されている。ちなみに、この時計塔設計ラスクである。

※この「幽霊屋敷」の解説は、「スラップスティック (ゲーム)」の解説の一部です。
「幽霊屋敷」を含む「スラップスティック (ゲーム)」の記事については、「スラップスティック (ゲーム)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「幽霊屋敷」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「幽霊屋敷」の例文・使い方・用例・文例

  • 幽霊屋敷
  • 私は、幽霊屋敷に行った
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「幽霊屋敷」の関連用語











検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



幽霊屋敷のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの幽霊屋敷 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのスラップスティック (ゲーム) (改訂履歴)、ゲゲゲの鬼太郎 逆襲!妖魔大血戦 (改訂履歴)、グロースエアラハ (改訂履歴)、日本の民話 (漫画) (改訂履歴)、ラプラスの魔 (コンピュータゲーム) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS