prodigal
「prodigal」の意味・「prodigal」とは
「prodigal」は英語の形容詞で、主に「浪費家の」や「散財する」という意味を持つ。また、名詞としても使用され、「浪費家」という意味で用いられる。この単語は、しばしば「Prodigal Son(浪費家の息子)」という表現で使われ、新約聖書の一節に由来する。「prodigal」の発音・読み方
「prodigal」の発音は、IPA表記で/prˈɒdɪgəl/となる。IPAのカタカナ読みでは「プロッディガル」となる。日本人が発音するカタカナ英語の読み方では「プロディガル」となる。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。「prodigal」の定義を英語で解説
「prodigal」は、Oxford English Dictionaryによれば、「spending money or resources freely and recklessly; wastefully extravagant」と定義される。つまり、「お金や資源を自由かつ無謀に使い、浪費的な豪華さを示す」という意味である。「prodigal」の類語
「prodigal」の類語としては、「extravagant」「wasteful」「spendthrift」などがある。これらの単語も同様に「浪費する」や「散財する」という意味を持つ。「prodigal」に関連する用語・表現
「prodigal」に関連する用語や表現としては、「Prodigal Son(浪費家の息子)」が挙げられる。これは新約聖書の一節から来ており、贅沢な生活を送った後に家に戻り、父親に許しを請う息子の物語を指す。「prodigal」の例文
1. He was prodigal with his inheritance.(彼は遺産を浪費した。)2. The prodigal son returned home after wasting all his money.(浪費家の息子は全てのお金を使い果たした後、家に戻った。)
3. She was known for her prodigal lifestyle.(彼女は浪費家の生活様式で知られていた。)
4. The company's prodigal spending led to its bankruptcy.(会社の浪費が破産につながった。)
5. He was a prodigal spender of his father's wealth.(彼は父親の財産を散財する浪費家だった。)
6. The prodigal use of natural resources is a global concern.(自然資源の浪費的な使用は世界的な懸念事項である。)
7. The prodigal prince was known for his extravagant parties.(浪費家の王子はその豪華なパーティーで知られていた。)
8. Her prodigal habits eventually led to her financial ruin.(彼女の浪費癖が最終的に彼女の財政破綻につながった。)
9. The government was criticized for its prodigal spending on unnecessary projects.(政府は不必要なプロジェクトに対する浪費的な支出で批判された。)
10. The prodigal artist spent all his earnings on expensive materials.(浪費家の芸術家は全ての収入を高価な材料に使い果たした。)
放蕩
(prodigal から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/12 03:47 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動放蕩(ほうとう)とは、自分の思うままに振る舞うこと[1][2]。やるべきことをやらず、飲酒や遊びにうつつをぬかすこと。
概説
放蕩とは自分の思うままに振る舞うことであり、やるべきことをやらず自分のやりたい放題にして、家の財産などを蕩尽すること(使い尽くしていくこと)である。特に、酒にふけったり、女遊びにふけることを指すことが多い[3][4]。
放蕩を繰り返す人は「放蕩者」「放蕩息子」「放蕩児」などと呼ばれている。
上記の呼称で呼ばれた人、呼ばれている人は数限りなくいるのではあるが、過去の人物の具体例を幾人か挙げると、たとえばアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックや薩摩治郎八などがそう呼ばれることがある[5] [6]。
放蕩を題材とした作品
新約聖書の「ルカによる福音書」には「放蕩息子のたとえ話」(放蕩息子の帰還)がおさめられており、西洋の人々がprodigal(放蕩)と聞くと真っ先に思い出すのがこの話である。この話は多くの作家にインスピレーションを与え続けている。例えば『ロンドンの放蕩者』(16世紀末~17世紀初頭の作品)がそれであり、レンブラント(1606 - 1669)も「放蕩息子の帰還」を題材にした作品を描き、アンドレ・ジッド(1869 - 1951)も同名の作品を書いた。また、ジェフリー・アーチャーの『ロスノフスキ家の娘』(1982)もこの喩え話から着想を得ているなど、枚挙にいとまがない。
出典
- ^ 広辞苑第五版p.2438【放蕩】
- ^ 大辞泉
- ^ 広辞苑第五版p.2438【放蕩】
- ^ 大辞泉
- ^ 式場 隆三郎 「放蕩の貴族ロートレック」芸術新潮 2(11), 126-134, 1951-11
- ^ 鹿島 茂「蜃気楼を追いつづけた男--薩摩治郎八が失くしたものと残したもの(パリの放蕩息子バロン・サツマ物語)」芸術新潮 49(12), 6-25, 1998-12
関連項目
- 放蕩一代記(18世紀のウィリアム・ホガースが描いた一連の作品)
- 放蕩児の遍歴(放蕩一代記にインスピレーションを得てイーゴリ・ストラヴィンスキーがつくったオペラ)
- 権威主義
関連文献
- 玉崎紀子「女放蕩者のなりゆき」『中京大学教養論叢』第41巻第1号、中京大学、2000年10月10日、 831-851頁、 NAID 110004645184。
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