item
「item」とは、条項・項目・品目・種目・細目などを意味する英語表現である。
「item」とは・「item」の意味
「item」とは、「項目」や「品目」、「条項」などを意味する英語の名詞である。大まかな意味のイメージとしては、「多数がリストアップされているうちのひとつ」と考えるとよいだろう。この意味から派生して、新聞における個々の「記事」や話し合いの「議題」という意味で用いられることもある。また、噂話の「ネタ」、「付き合ってる恋人(カップル)」といった意味のスラングとして「item」と表現するケースも見受けられる。また、ゲーム用語としてはコンピュータゲームやテーブルトークRPG等でプレイ中に入手でき、なおかつゲームプレイの中で使用することでそれぞれに設定された効果を発揮する「道具」全般を指す言葉である。アクションゲームやシューティングゲームでは入手すると即座に効果を発揮することが多いが、ロールプレイングゲームやアドベンチャーゲームではプレイヤーキャラクターの「持ち物」となり、必要に応じて任意に使用するかどうかを決めることができる。
「item」の複数形
「item」は可算名詞のため、複数形が存在する。複数形として表現する場合は末尾に「s」をつけた「items」となる。発音は「アイテムズ」と、末尾の「s」は濁音となる点に注意したい。「item」の語源・由来
itemの語源はラテン語の「item」で、「同様に」という意味を持つ副詞であった。これが英語に伝わった際、古英語では様々な項目や条項を口頭で列挙する際の冒頭に「item」をつける用法が生まれた。日本語で例を挙げると、「貴方には3つの罪状がある。1つ、盗みを働いた罪。1つ、店の戸を壊した罪。1つ、逮捕時に抵抗して官吏を傷つけた罪。」の「1つ、」という表現である。ここから転じて、「列挙される個々の項目」という意味で「item」が用いられるようになった。ちなみに、ゲーム用語のitemの語源は「品目」で、RPGで「持ち物リスト」に加えられる「品目」、即ちゲームプレイで使用する「道具」という意味で用いられるようになったことが由来と言えるだろう。「item」と「items」の違い
「item」の複数形が「items」なのは先述したとおりだが、「item」を用いる場合は「項目1つを指す場合」、「items」を用いる場合は「複数の項目を指す場合」となる。例えば「第3条項」は「the third item」と単数形で表現するのに対して、「3箇条」は「three items」と複数形で表現する。itemに限らず、名詞の単数・複数の表現のどちらが適切かは常に念頭に置いておくと良いだろう。「item」の類語
「item」の類義語はいくつか存在する。「品目」の意味であれば、「object」や「thing」が該当する。また、「記事」で用いるならば「article」も同じ意味を持つ。「topic」や「subject」は「議題」や「条項」の意味を持ち、「item」の類義語に該当すると言えるだろう。そして、「付き合っているカップル」に関しては「couple」が類義語となる。「item」を含む英熟語・英語表現
「any items」とは
「any items」とは、「どれでも」という意味の熟語である。「You can choose any items.」(あなたはどれでも選ぶことができる)のように、様々な物から好きなものを選ばせたい時に使う表現である。なお、「any item」との最大の違いは「複数選ぶことを許容しているかどうか」
にある。「any item」の場合は「どれか1つ」であるのに対して、「any items」の場合は「どれでも、何なら全部でも」となるため、使い分けに注意したい。
「item」の使い方・例文
「item」は名詞の後ろにつけることで「(その名詞の)項目」という表現が可能である。例えば、「You can choose one from these menu items.」(あなたはこれらのメニュー項目から1つを選ぶことができる)という文では、「menu item」、即ち「メニューの項目」を表現している。また、「Almost 10 news items appear in the notification area of my smartphone.」(私のスマートフォンの通知欄にニュース記事が10個近く表示されている)のように、「ニュース記事」を表現する際も同様である。アイテム【item】
アイテム
アイテム
アイテムとは、「項目」や「品物」を表す一般的な英語の名詞である。IT用語としては、データベースにおいてレコードを構成する要素、あるいは、ゲーム内で入手し使用できる武器や道具といった不可要素、というような意味で用いられることが多い。
データベースにおけるアイテムは、項目やフィールドなどとも呼ばれる。例えば、住所録のデータベースでは、1人分のデータの集まりがレコードであり、名前、住所、電話番号などの項目がアイテムである。
ゲームにおけるアイテムは入手することでゲームを有利に進められる要素として扱われることが多い。カードバトルRPG型のソーシャルゲームではキャラクターが「ガチャ」を通じて入手できる方式が多く導入されており、「レアアイテム」(レアカード)は有料ガチャで(課金して)入手することが半ば前提となっているゲームが少なくない。
その他にも「アイテム」はMicrosoft OfficeのOfficeクリップボードに保存したデータや、アバターに追加できる小物などの要素、スマートフォンのアクセサリのような装飾的品物など、対象を指し示す抽象的な語として広範に用いられている。
ツール・ユーティリティ: | リマインダー ロケーションリマインダー Widget |
データベース: | アイテム 網型データベース 一対多リレーションシップ インデックスファイル |
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