interest
別表記:インタレスト
「interest」とは、興味・関心・趣味・利害・好奇心をそそることなどの意味を持つ英語表現である。
一方、動詞の場合は「興味を持たせる」「心配する」といった意味となる。他動詞なので、主語+interest+目的語という形で使用される。また、そのままだと「(主語が目的語に対して)興味を持たせる」となるため、「(主語が)興味を持つ」という意味合いにしたい場合は受動態で表現する必要がある。
interested partiesとは、「利害関係者」「当事者」を意味するフレーズである。単数形の場合は「interested party」となる。主にビジネスの文脈で使用される表現で、特定の事業において何らかの利害関係にある企業や団体、個人を一括りに指す言葉である。
interested inとは、「~に興味がある」という意味の熟語である。主語+be動詞+interested in~.といった形で使用される。be interestedはinterestの受動態であるため、主語は「興味」という感情を抱いている当事者となる点に注意したい。
interest rateとは、「金利」や「利率」を示す熟語である。「利益」という意味合いでinterestが用いられる例のひとつと言えるだろう。主に金融関係の話題で頻出する熟語であるため、経済のニュースを読む際に覚えておくと内容の理解がしやすくなる。
「interest」とは、興味・関心・趣味・利害・好奇心をそそることなどの意味を持つ英語表現である。
「interest」とは・「interest」の意味
interestとは、「興味」や「関心」、「好奇心をそそること」などの意味を持つ英語である。名詞と動詞の2つの品詞を持つ単語で、名詞の場合は「興味」や「関心」そのものという意味のみならず、「興味のあること」「関心を持っていること」という意味も持ち合わせている。どちらの意味で使われているかは文脈から判断するとよいだろう。自己紹介の際に趣味を説明する場合には頻出する語である。ビジネスの場では、「利害」「利益」「株式」「利子」などの意味で用いられる。会社間の取引や貿易、ローンの支払い、融資などの場で「interest」の語が出てきた場合は専らこちらの意味となるため注意が必要となるだろう。一方、動詞の場合は「興味を持たせる」「心配する」といった意味となる。他動詞なので、主語+interest+目的語という形で使用される。また、そのままだと「(主語が目的語に対して)興味を持たせる」となるため、「(主語が)興味を持つ」という意味合いにしたい場合は受動態で表現する必要がある。
「interest」の発音・読み方
「interest」の読み方をカタカナ表記した場合は「イントレスト」となる。語頭の「イ」にアクセントを置く。また、「ト」については、正確には「トゥ」と上の前歯に舌をつけて息を抜くように発音する。「レ」については、母音を「ア」と「エ」の中間の形に開いて発音するとよいだろう。カタカナ英語では「インタレスト」と発音するケースもあるが、正確な発音ではないため注意が必要である。「interest」の複数形
名詞としてのinterestは可算名詞であるため、複数形が存在する。interestの複数形は末尾に「s」をつけた「interests」となる。後述するように、動詞としてのinterestの三人称単数現在形も「interests」であるが、文法構成からどちらの用法で用いられているかは容易に見分けられるだろう。「interest」の活用変化一覧
動詞としてのinterestは、三人称単数現在形、過去形、過去分詞、現在分詞の活用形を持っている。三人称単数現在形は末尾にsを追加した「interests」となる。過去形と過去分詞は末尾にedをつけた「interested」で、現在分詞は末尾にingをつけた「interesting」である。過去形と過去分詞の活用変化から、interestは規則動詞に分類される。「interest」の語源・由来
interestの語源は、「違いを生む」あるいは「介在する」を意味するラテン語の「interesse」である。inter(~の間)とesse(存在する)が組み合わさってできた単語と言えるだろう。古代ローマでは専ら「金利」の意味で用いられていた。その後、フランス語や英語へと伝わるうちに「interest」と語形変化が行われたが、中世までは語源となったラテン語同様に「利益」や「金利」の意味を持つ言葉として用いられたことが確認されている。現在の「興味」という意味合いが追加されたのは近代以降という説が有力で、人々が「興味」を持つ「儲け話」が由来となったと考えられる。「interest」と「interesting」の違い
interestが形容詞として語形変化を起こしたのが「interesting」である。interestの現在分詞と同じ表記である点には注意が必要となるだろう。interestとinterestingの意味上の違いは、interestが「興味」や「関心」という感情そのものを示すのに対して、interestingは「興味深い~」のように対象が興味深いことを説明する点にある。感情そのものについて述べたい場合はinterest、感情を向ける対象について述べる際にはinterestingのように使い分けるとよいだろう。「interest」を含む英熟語・英語表現
以下では「interest」を含む熟語や表現について、いくつかピックアップして解説する。「interested parties」とは
interested partiesとは、「利害関係者」「当事者」を意味するフレーズである。単数形の場合は「interested party」となる。主にビジネスの文脈で使用される表現で、特定の事業において何らかの利害関係にある企業や団体、個人を一括りに指す言葉である。
「interested in」とは
interested inとは、「~に興味がある」という意味の熟語である。主語+be動詞+interested in~.といった形で使用される。be interestedはinterestの受動態であるため、主語は「興味」という感情を抱いている当事者となる点に注意したい。
「interest rate」とは
interest rateとは、「金利」や「利率」を示す熟語である。「利益」という意味合いでinterestが用いられる例のひとつと言えるだろう。主に金融関係の話題で頻出する熟語であるため、経済のニュースを読む際に覚えておくと内容の理解がしやすくなる。
「interest」の使い方・例文
interestは、名詞として使う場合は「I have an interest in baseball.」(私は野球に興味があります)のように目的語として用いる。一方、動詞としてinterestを用いる場合は他動詞であるため「This novel interests me.」(その小説は私の興味を引き付ける)のように、主語が興味を抱かせる主体、目的語が興味を抱いた対象となる。主語が「特定の物事について興味を持たせる」という行動について表現したい場合は、「My father tried to interest me in the nature.」(私の父は、私に自然について興味を持ってもらおうとした)と言った形で、interest in~の表現を用いる。- interestのページへのリンク