boardとは？ わかりやすく解説

別表記：ボード

 

「board」の基本的な意味

「board」は、板という基本的な意味の他に、組織の委員会や企業の取締役会、乗り物に搭乗することなどの意味を持つ英単語である。ほとんどの意味は、板から派生する形となっている。古い時代から、組織の重役が会議をする際には、大きな板を囲むことが多かった。そのことから、委員会や取締役会という意味となった。搭乗するという意味は、船の甲板の上に乗ることが由来である。それが、船以外の乗り物に乗る際にも使用されるようになっている。その他にも、テーブルや食卓、掲示板など、板から派生した様々な意味がある。

「board」を含む英熟語・英語表現

boardメンバーとは

「boardメンバー」は、取締役会のメンバー、会員を指す言葉である。16世紀ごろから使用されていた古い言葉であり、現代ではビジネス用語として使われることが多い。日本でも、ビジネスシーンで「ボードメンバー」と表現する場合がある。

Baby on boardとは

「Baby on board」は、「赤ちゃんが乗っている」という意味の言葉だ。「board」の、搭乗するという意味が使われた表現であり、主に自動車の後部に貼るステッカーに用いられる。日本では、「Baby in car」という表現を使用することが多い。しかし、英語圏では、「Baby on board」を使用するのが一般的である。また、妊婦が公共の乗り物に乗る際、妊婦であることを周囲に知らせるマタニティマークに、「Baby on board」の文字が使われることもある。妊婦と共に、胎内の赤ちゃんも一緒に乗っているという意味合いの表現だ。

On boardとは

「On board」は、ビジネスシーンで、組織や委員会の一員であることを示す表現である。重役が会議をするテーブルに付く、という意味合いが含まれている。また、その他にも、乗り物に乗っていることや、パソコンのマザーボードに部品が取り付けられている状態という意味もある。

boardingとは

「boarding」は、「搭乗する」という意味の動詞「board」が名詞化し、「搭乗」や「乗船」という意味となった言葉である。また、「板張り」や「下宿」という意味もある。

boarder lineとは

「boarder line」は、アマチュアのスノーボーダーにスポットを当てた、日本の漫画作品のタイトルである。スノーボーダーを意味する「boarder」と、国境を意味する「border line」を掛け合わせた造語であると考えられる。

board of directorsとは

「board of directors」は、取締役会を意味する言葉である。「board」は、単体でも取締役会と表現することは可能だが、他の意味との混同を避ける場合には、正式な呼び方である「board of directors」を使用する。

「board（ウェブサービス）」とは

「board」は、ヴェルク株式会社が提供する、クラウドで請求書を作成できるウェブサービスである。請求書以外にも、見積書や発注書など、ビジネスに関する書類はひと通り作成することが可能だ。さらに、原価の管理やキャッシュフローの予測など、書類作成以外にも豊富な機能が搭載してある。その機能を使用して、事業に関する事務手続きを効率化したり、ヒューマンエラーが発生するリスクを減らしたりできる。

「board（ソフトウェア）」とは

ソフトウェアの「board」は、Board Software株式会社が提供する、予算管理ができるbiツールである。「board」を使用すれば、ビジネスに欠かせない、予算管理に関する分析をしたり、計画を立てたりすることができる。そして、基本的な機能は、コンピュータによってある程度自動化されている。そのため、専門的な知識がなくても、高度な分析が可能だ。

「board」を含むその他の用語の解説

board game arena（ウェブサイト）とは

「board game arena」は、フランスにサーバーを置く、大規模なゲームサイトである。個人プレイ用からパーティーゲームまで、数百に及ぶボードゲームが登録されている。そして、無料でプレイできるゲームが非常に多い。また、パソコンやスマートフォンの他、据え置き型のゲーム機からでもアクセスできるという特徴がある。そのため、世界中から大勢の人がアクセスしている。

whiteboard（ソフトウェア）とは

「whiteboard」は、microsoftが提供する、オンラインでホワイトボードが使用できるソフトだ。また、スマートフォンやタブレットを対象にしたアプリもある。「whiteboard」の基本的な機能は、現実のホワイトボードのように、文字やイラストを書き込めるというものだ。そして、インターネットを通じて、他のユーザーとホワイトボードを共有することができる。そのため、オンライン会議で活用されることが多い。さらに、書き込んだ内容はクラウドに保存でき、記録としても使用可能だ。