alleged
「alleged」とは、限定用法の形容詞で確実な証拠が無いままに疑いをかけられた状態を意味する英語表現。
「alleged」の基本的な意味
「alleged」は、「申し立てられた、疑わしい」という意味がある言葉である。これは、真実であることを示すのではなく、報道などで述べられた主張や証言、または噂や憶測に基づいて事実であるかどうかが確認されていない状態を表す。つまり、その情報に疑いがあることを示唆する場合に使われる。使用例としては、「It is not known whether he committed the alleged crime.(彼が申し立てられている罪を犯したかどうかはわからない。)」となる。ここでは、犯罪を行ったという事実が確定しているわけではなく、彼が犯罪を行ったという主張があるに過ぎないことを示している。また、「alleged」という言葉は、法的な文脈だけでなく、一般的な報道や日常会話でもよく使われる。
「alleged」の語源
形容詞の「alleged」の語源は、「allego」に遡る。「allego」は、「al-(方へ)」と「lego(大使を送り出す)」の2つの単語から構成されており、「権限を持つ代理人が法廷で主張すること」という意味を持つ。その後、「主張する、訴える、示す」といった意味で使用されるようになった。そして、英語でも同様に、「主張する、申し立てる」という意味で「allege」という単語が使われるようになり、それが派生して「alleged」という形になったとされる。「alleged」の発音・読み方
「alleged」は、アレッジドと発音される。アクセントは最初の音節にあり「a」と「e」はそれぞれ短母音で発音され、「l」は舌先を上あごにつけて発音し、次に舌を下げて「エル」と発音する。「g」は、後ろの母音が「e」の場合は「ジ」と発音され、他の場合は「グ」と発音。最後の「d」は、続く音が子音の場合は有声音として発音され、母音の場合は無声音となる。したがって、「alleged」は「アレッジドゥ」とも聞こえる。「アレッジド (Alleged) 」とは
「アレッジド」とは競走馬の名前であり、1970年代後半から1980年代にかけて活躍した名馬である。アメリカ合衆国ケンタッキー州のクレイボーンファームで生まれ、ニジンスキーやザミンストレルなど、当時の名馬たちと同じくらいの注目を浴びた。アレッジドは、1974年に生まれ、競走馬としてのキャリアをスタート。イギリスやフランスで行われた重要なレースで多くの勝利を収め、競馬界で大きな話題を呼ぶこととなる。1978年には、凱旋門賞という世界的に有名な競走馬のレースで優勝し、競馬史に名を残す偉大な馬となった。
アレッジドは、競走馬としてだけでなく、種牡馬としても成功を収めた。多くの優れた競走馬を輩出し、競走馬界に多大な貢献をすることとなる。アレッジドは競馬界で高い評価を受け、偉大な競走馬として語り継がれている。
「alleged」を含む英熟語・英語表現
「alleged crime」とは
「alleged crime」とは、「犯罪容疑」という意味の英語表現である。警察や検察、告訴者、または報道機関などからの主張や証言に基づき、犯罪が疑われる状態を指す。
「alleged crime」は、まだ証拠が明確になっていない段階で使われる言葉であり、犯罪が事実であるかどうかは裁判所によって判断される。犯罪が確定する前の段階で、「alleged」がついた表現が使用され、犯罪が確定した場合には、単に「crime」と表現される。また、犯罪が明確になる前に報道されることがあり、この場合にも「alleged crime」という表現が用いられる。
「alleged」の使い方・例文
「alleged」は、疑わしい状態や主張されていることを表現する際に用いられるため、犯罪や不正行為などに関する場合に多く使われる。また、「alleged」を使うことで、確定していないことを明確に示すことができ、正確な情報伝達や報道に貢献することができる。以下に「alleged」の使い方と例文をいくつか示す。・She is alleged to have driven under the influence of alcohol.(彼女は、アルコールを飲んで車を運転したと申し立てられた。)
・It was confirmed that he leaked the alleged classified information.(彼が疑惑の機密情報を漏洩したことが確認された。)
・He may have been involved in the alleged fraudulent activity.(彼は疑わしい詐欺行為に関与していた可能性がある。)
・She was charged with the alleged illegal activity.(彼女は違法行為の疑いで起訴された。)
アレッジド
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アレッジド | |
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欧字表記 | Alleged |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 1974年5月4日 |
死没 | 2000年6月23日 |
父 | Hoist the Flag |
母 | Princess Pout |
生国 | アメリカ合衆国 |
生産者 | Mrs. June H. McKnight |
馬主 | Robert Sangsterほか |
調教師 | Vincent O'Brien |
競走成績 | |
生涯成績 | 10戦9勝 |
獲得賞金 | 4万9272ポンド +252万0000フラン |
アレッジド (Alleged) とは1970年代にヨーロッパで活躍したアイルランドの競走馬である。曽祖父リボーが成し遂げて以来史上6頭目となる凱旋門賞連覇を達成した。
生涯
誕生
アレッジドは1974年5月4日、母のプリンセスパウトが預託されていたアメリカ合衆国ケンタッキー州のクレイボーンファームで生まれた。父のホイストザフラッグはアメリカ合衆国の2歳チャンピオンで、アレッジドは2世代目の産駒であった。母のプリンセスパウトは競走馬として13勝、うち重賞を4勝という成績を挙げていた。
翌1975年にキーンランドで行われたセリ市に上場されたが主取り(出品者に引き取られること)となった。その後カリフォルニア州の育成業者モンティロバーツに4万ドルで売却され、1976年3月にハリウッドパーク競馬場で行われたセリ市において17万5000ドルでロバート・サングスターによって落札された。サングスターは競走馬の売買を生業とし、他の馬主と共有して競走馬を走らせていた。サングスターはアレッジドをアイルランドの調教師ヴィンセント・オブライエンら4人と共有することにし、オブライエンの厩舎に預託した(持分は当初は2割ずつで、後にサングスターが6割、他の4人が1割ずつに変更された)。
競走生活
2歳時(1976年)
アレッジドは1976年11月、アイルランドのカラ競馬場でデビューし、優勝した。この年はこの1戦のみでシーズンを終えた。
3歳時(1977年)
アレッジドは1977年4月にレパーズタウン競馬場で行われたバリードイルステークスで復帰し同レースを優勝すると5月には重賞のロイヤルウィップステークス(G3)とガリニュールステークス(G2)を優勝した。ロイヤルウィップステークスでは前年のアイリッシュセントレジャーを優勝した4歳馬のミネヴァルを、ガリニュールステークスでは後のアイリッシュセントレジャー優勝馬のトランスワールドを降している。
オブライエンはアレッジドに対しスタミナはあるがスピードに欠けるという評価を下し、ガリニュールステークス出走後2か月半の間はレースに出走させなかった。オブライエンはセントレジャーステークスを目標に据え、8月17日にイギリスのヨーク競馬場で行われたG2グレートヴォルティジュールステークスで復帰させた。このレースでアレッジドはアイルランドダービー2着馬のラッキーソブリン、ダービーステークス2着馬のホットグローヴなどを降して優勝した。翌9月10日のセントレジャーステークスでは1番人気に支持されたがオークス優勝馬のダンファームラインに差し切られて生涯唯一の敗戦となる2着に敗れた。
セントレジャーステークス敗戦後アレッジドはフランスへ渡り、10月2日凱旋門賞に出走した。アレッジドは26頭中1番人気に支持された。アレッジドはスタート後最初のコーナーで先頭に立つとそのまま逃げ切り優勝した。この年のイギリスの3歳フリーハンデではダービーステークスなどG1を3勝しイギリスの年度代表馬に選出されたザミンストレルを抑え最も高い評価を獲得した。さらにフランスでは年度代表馬に選出され、3歳フリーハンデでも最も高い評価を獲得した。
4時(1978年)
1978年、アレッジドは5月に前年にも出走したロイヤルウィップステークスで復帰し、優勝した。陣営はG1のコロネーションカップに出走させる計画を立てたがレース当日に馬場状態が固すぎるという理由で出走を取り消した。さらにG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス出走を予定したもののウイルス性の感染症に罹って出走を断念した。アレッジドの体調は8月中旬に回復し、陣営は目標を凱旋門賞連覇に据えてフランス遠征を決定した。9月17日にG3のプランスドランジュ賞をロンシャン競馬場の芝2200mのコースレコードを記録して優勝。翌10月1日、前年に引き続き1番人気で凱旋門賞に出走した。アレッジドは2、3番手を追走し、直線で先頭に立つとそのままゴールし優勝した。レース後、オブライエンはアレッジドを自身の管理馬の中でニジンスキーの次に優れた競走馬だとコメントした。凱旋門賞連覇を果たしたアレッジドはワシントンDCインターナショナルへの招待を受けたが辞退し、競走馬を引退して種牡馬となった。この年のアレッジドは2年連続でフランスの年度代表馬に選出され、同国の古馬フリーハンデでも周囲の評価を得た。ちなみに引退時の獲得賞金はフランスでの獲得賞金を当時のレートでポンドに換算した場合、イギリスおよびアイルランド調教馬のレコードであった。
競走馬引退後
種牡馬となったアレッジドはアメリカ合衆国ケンタッキー州にアレッジドのために作られた牧場(ウォルマックファーム)で繋養されることになり、当時の最高額になる総額1600万ドルのシンジケートが組まれた。種牡馬成績を見るとリーディングサイアー10位以内にイギリスで4回、フランスとアメリカで1回ずつランクインした。主な産駒にはミスアレッジド(ブリーダーズカップ・ターフ、ヴェルメイユ賞)、ローソサエティー(アイリッシュダービー)、ミッドウェイレイディー(1000ギニー、オークス)、シャントゥ(セントレジャーステークス、ミラノ大賞典)などがおり、100頭のステークスウイナーを輩出した。日本へは産駒のフェアジャッジメント、ワイズカウンセラーが種牡馬として輸入されている。1997年に種牡馬を引退。2000年に老衰で27年の生涯を閉じた。
競走成績
出走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 着順 | 距離 | 着差 | 騎手 | 1着(2着)馬 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1976.11.01 | カラ | ドネリーズハロウS | 1着 | 芝7f | 8馬身 | T.マーフィー | (不明) | |
1977.04.20 | レパーズタウン | バリードイルS | 1着 | 芝10f | 2馬身 | T.マーフィー | (Hard Road) | |
05.13 | カラ | ロイヤルウィップS | G3 | 1着 | 芝12f | 1馬身 | P.マシュース | (Valinsky) |
05.28 | カラ | ガリニュールS | G2 | 1着 | 芝12f | 1馬身 | L.ピゴット | (Orchestra) |
08.17 | ヨーク | グレートヴォルティジュールS | G2 | 1着 | 芝12f | 7馬身 | L.ピゴット | (Classic Example) |
09.10 | ドンカスター | セントレジャー | G1 | 2着 | 芝14f127y | 1 1/2馬身 | L.ピゴット | Dunfermline |
10.02 | ロンシャン | 凱旋門賞 | G1 | 1着 | 芝2400m | 1 1/2馬身 | L.ピゴット | (Balerino) |
1978.05.12 | カラ | ロイヤルウィップS | G3 | 1着 | 芝12f | 2 1/2馬身 | L.ピゴット | (Irish Riddle) |
09.17 | ロンシャン | プランスドランジュ賞 | G3 | 1着 | 芝2400m | 2 1/2馬身 | L.ピゴット | (Louksor) |
10.01 | ロンシャン | 凱旋門賞 | G1 | 1着 | 芝2400m | 2馬身 | L.ピゴット | (Trillion) |
主な産駒
- Miss Alleged(ブリーダーズカップ・ターフ、ハリウッドターフカップ)
- Law Society(アイリッシュダービー)
- Midway Lady(オークス、1000ギニー)
- Shantou(セントレジャーステークス、ジョッキークラブ大賞、ミラノ大賞典)
- Sir Harry Lewis(アイリッシュダービー)
- Strategic Choice(アイリッシュセントレジャー、ミラノ大賞典)
- Hours After(ジョッケクルブ賞)
- Legal Case(チャンピオンステークス)
- Muhtarram(アイリッシュチャンピオンステークス)
- フェアジャッジメント(日本輸入)
血統
血統表
アレッジドの血統(リボー系/War Admiral3×4=18.75%) | (血統表の出典) | |||
父 Hoist the Flag 1968 鹿毛 | 父の父 Tom Rolfe1962 鹿毛 | Ribot | Tenerani | |
Romanella | ||||
Pocahontas | Roman | |||
How | ||||
父の母 Wavy Navy1954 鹿毛 | War Admiral | Man o'War | ||
Brushup | ||||
Triomphe | Tourbillon | |||
Melibee | ||||
母 Princess Pout 1966 鹿毛 | Prince John 1953 栗毛 | Princequillo | Prince Rose | |
Cosquilla | ||||
Not Afraid | Count Fleet | |||
Banish Fear | ||||
母の母 Determined Lady1959 黒鹿毛 | Determine | Alibhai | ||
Koubis | ||||
Tumbling | War Admiral | |||
Up the Hill F-No.2-s |
近親馬
参考文献
- 原田俊治『新・世界の名馬』サラブレッド血統センター、1993年。ISBN 4-87900-032-9。
外部リンク
- allegedのページへのリンク