2300(1961-69年)
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「フィアット・1800/2100/2300」の記事における「2300(1961-69年)」の解説
2100のエンジンを2279cc105馬力に拡大し、ヘッドライトを4灯式としたモデルで、1800Bと共に1961年に登場し、後継車として130が登場する1969年まで生産された。ブレーキも4輪ディスクブレーキに強化された。1966年にはそれまでの自動クラッチに代わり、フィアット車としては初めて自動変速機がオプション装備可能となった。 カーグラフィック誌1963年5月号に掲載された小林彰太郎による2300の試乗記では、0-400m加速18.3秒を記録し、「スポーツカー用高性能ユニットのようにスムーズに回転が上がる」エンジンの「驚異的な高性能」ぶりと「スムーズで静粛」なこと、「異例に完備した室内装備」が賞賛された一方、「乗心地は相当硬い」「ダッシュボードはいささか旧式な米車流に装飾的であり過ぎる」「位置が高く非常に大径なステアリングホイール」など、発売以来4年以上経過したことによる旧態化も指摘されている。
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