くらま‐でら【鞍馬寺】
鞍馬寺
鞍馬寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 06:21 UTC 版)
蓮忍(れんにん) 東光坊阿闍梨を務める僧侶。かつては、源義朝の祈祷師をしていた。漂太に遮那王の名前を与える。 覚日(かくじつ) 蓮忍の弟子。目が不自由ながら、阿闍梨にまでなった僧侶。心の目で全てを見通しており、紙を手でなぞるだけで文字が読めるほどで、その眼力に漂太は何度も度肝を抜かれる。漂太の師となる。 了験(りょうけん) 鞍馬寺を守る僧兵の頭領。温和な性格で、やんちゃな遮那王に頭を悩ませながらも見守っている。 小円(しょうえん) 鞍馬寺を守る僧兵。薙刀の達人。短気ではあるが、了験に次ぐ実力の持ち主。目が離れており(漂太曰く「亀面」)、その事を指摘されると激怒する。後に修行の旅に出て、精神的に成長して帰ってきたが、漂太によってすぐに元の人格に戻る。 吉兆丸(きっちょうまる) 漂太と同じ坊で修行する小坊主。漂太より少し年上になる。裏表が非常に激しい複雑な性格をしている。実はなずな達と同じように門の前に粘って入った過去を持ち、それが原因で一時期は寺にいる貴族の子息達に苛められていた。 なずな、だんぶり、やまめ 鞍馬寺に入れて貰うため、何日も門の前で粘っていた子供達。漂太と協力して了験が出した「問ひ」を解き、寺に入れて貰い小坊主になる。 護法魔王(ごほうまおう) 鞍馬山の天狗。正体は峨山直平。何年にも渡って、漂太に剣技や戦の心得、身の守り方を教える。正体がばれた後は、義経が挙兵すれば馳せ参じると約束する。 慎左(しんざ) 最上正房の次男(作中に兄と弟らしき人物が確認できる)。清盛によって牛若丸(漂太)を殺すように命令された刺客。漂太の隣の坊で修行する稚児・周建(しゅうけん)として潜入していた。屋根瓦を落としたり毒が入った食べ物を用意したりしたがいずれも失敗し、漂太が護法魔王と会った後に直接殺すために襲撃するが、枝で足を刺されて負傷して逃走する。その後、清盛の元に戻るが、暗殺失敗の咎で清盛に殺される。
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