関係者たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/29 03:23 UTC 版)
「くのいち生徒会 こいき七変化!!」の記事における「関係者たち」の解説
学園長(がくえんちょう) 地神女子学園学園長。和服に老眼鏡の老年女性。 勾玉の持ち主として全国から集めたこいきたちを入学早々生徒会入りさせたが、奔放なこいきたちに気苦労が絶えない。こいきたちに夏休みの宿題免除を条件に「願いが叶う宝」を探すよう言い渡し、忍装束と道具が入った袋を渡す。 実は瀬戸と共謀してこいきたちを試していたが、不思議な力で「宝」を生み出し約束を果たす。2部では体調を崩して忍の里で療養中だったが、自分が勾玉を生み出した地神神社の蛇神様の化身と明かし、邪神を封印した。 3部では病状が悪化し倒れてしまうが、寒太郎がこいきから奪った「3つの忍の秘宝」に癒されて若返り、半蔵を元に戻す。それをこいきと遼太郎に見られ、かつて寒太郎が地神神社の御神木を削った罰で半蔵を猫にした(本人も「少しやりすぎた」と思っていたが、すでに力の大半を使い果たしていた)と気まずそうに説明した。 ニャン蔵(ニャンぞう) こいきのペットでお目付け役の喋る猫。 勾玉を感知する能力を持つ。辛口なツッコミの苦労人で、一人称と語尾は「にゃー」。こいきと行動をともにし、学園にすら堂々と連れこまれている。 3部では寒太郎に遼太郎との仲を認めてもらえず、駆け落ちしようとしたこいきに腹を立ててこいきを裏切るが、そこで意外な事実が明らかに。 その正体は忍の里の忍者だったこいきの父・半蔵で、親友の寒太郎のイタズラに怒った学園長の罰で「秘宝を手に入れるまでは」と猫に変身させられていた。学園長と寒太郎以外には正体を知らせなかったようで、こいきの誕生日にはプレゼントを送っていたが父親とは名乗れず、妻には苦労させて申し訳ないと思っていた。人間に戻った後はすっかり子煩悩な父親となっていたが、ニャン蔵の言葉遣いは抜け切っていなかった。 瀬戸 利平(せと としひら) 氏巻中学校教師で忍の里の出身。 一見冷酷で厳しそうな壮年男性で、艷若衆に秘宝を探すよう厳命していた。乙女とは敵対関係だったが、地神学園長の連絡を受けてあっさりと協力を申し出る。蜘蛛の糸を自在に操ることができる。 第2部からは乙女と艷若に修行をつけている。見た目に反して面倒見がよく、顔が怖いのを気にしているらしい。こいきには「瀬戸ちん」と呼ばれている。 瀬戸 扇(せと おうぎ) 瀬戸の息子。 右目が髪に隠れたオネエ口調の穏和な青年で、忍の里で医者をしている。遼太郎と百地とは幼なじみ。父のことは「パパちゃん」と呼ぶ。 実は勾玉の持ち主。3部からは地神学園の保健の臨時教師に赴任した。 百地(ももち) 遼太郎と因縁を持つ謎の男。 12月21日生まれ。2部から登場。遼太郎の幼なじみで昔はガキ大将だったが、自分だけ勾玉がもらえずに忍の里から出奔してしまった。 邪神に協力していたが、こいきと遼太郎に説得された後、邪神に取り込まれたみのりを救出する。その後、みのりに「詫びのしるし」と高価な貴金属のような物を渡してどこかへ去ってしまう。 藤林 寒太郎(ふじばやし かんたろう) 遼太郎の父。3部に登場。 遼太郎に瓜二つの黒髪長髪の男性だが、性格はわがまま。こいきを「肉ダンゴ」と呼んで遼太郎との仲を認めようとせず、遼太郎をさらってしまう。その際に「忍の3つの秘宝」を見つけ出せば、こいきと遼太郎の仲を認めるという条件をつけた。 昔は遼太郎そっくりの穏やかな性格だったが、妻を亡くして以来ひねくれてしまい、幼い遼太郎を置いて放浪の旅に出てしまった。たまに帰ってきては遼太郎に構っているようで、こいきたちが「子供のような父親とそれを叱る父親のような息子」(百地情報)と訪ね回って大量に情報が集まるほどだった。そのため遼太郎からも快く思われていなかったが、亡き妻の形見のかんざしを今でも大事に持っていた。終盤では紆余曲折もあって遼太郎と和解し、こいきのこともある程度認めるようになった。 実はこいきの初恋の相手であり、百地が仕掛けた落とし穴に落ちたこいきを助け、彼女に一目惚れされた。
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