若衆とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 表現 > 若衆 > 若衆の意味・解説 

わか‐しゅ【若衆】

読み方:わかしゅ

年若い者。若者若い衆

美少年。特に、男色対象となる少年。ちご。

「ほれた—と参会の夜」〈仮・

江戸時代元服前の前髪姿の少年

「さもいつくし女房たち、又は—も打ち交じり」〈仮・恨の介・上〉

男色を売る男。また、歌舞伎役者で、舞台をつとめるかたわら男色売った者。歌舞伎若衆歌舞伎子陰子(かげこ)。色子

堺町若女形瀬川菊之丞といへる—の色に染められて」〈根無草


若衆

読み方:ワカイシュ(wakaishu), ワカジュ(wakaju), ワカシュウ(wakashuu)

単位形成される青年男子年齢階梯集団一種

別名 若者組若衆組、若衆連、若衆仲間、若衆契約


若衆

読み方:わかし

  1. 〔俗〕カゲマのこと。「わかしゆう」ではない。
  2. 若衆の略語色男を売つた美少年のこと、蔭間と同じ。「カゲマ参照
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

若衆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/31 02:21 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
女形の陰間が男性と接吻する様を描いた宮川一笑による掛物絵

若衆(わかしゅ、わかしゅう)とは衆道において性行為での受け手の役割をする側の少年である。この受動的性行為を務める時期を『心友記』(衆道物語)においては「衆道といふは、少人十二歳より二十歳まで九年の間也」としている。その中で16歳(二八)が最も盛りの年齢とされ『よだれかけ』(楳条軒作)巻五には「十六歳を若衆の春といふなり」という記述がみとめられる。『男色二倫書』においては若衆の年齢を以下の3つに区分してそれぞれの心得を教えている。

主童道(しゅどう):12 - 14歳
幼い年頃らしく利口ぶらずにふるまうのがよい。
殊道:15 - 18歳
最も花のある時期であり、多感な年頃なのでただ清い嗜みでいるべき。
終道:19 - 20歳
互いに「道」を助け、万事誤りの無きように殊勝な心の上に男の義理を添えて嗜むべき 。よって「主道」ともいう。

上記の時期が終っても念者と若衆の関係が終るとは限らず、『好色一代男』の記述では7歳から25歳を若衆の時期とし、衆道を好むものは30歳の者までも用いたという。

関連項目


若衆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 01:08 UTC 版)

風の市兵衛シリーズの登場人物」の記事における「若衆」の解説

安吉(やすきち)。17歳。若衆とは手代見習いのことだが、人手不足のため手代同様の仕事任されている。普段無口気弱見えるが、市兵衛提案した古着下取り賛同し、まず10日間に限って試してみて、うまくいけばまた年の瀬実行するという修正案出したその時態度見た市兵衛は、商人として心根しっかりしていると評価した

※この「若衆」の解説は、「風の市兵衛シリーズの登場人物」の解説の一部です。
「若衆」を含む「風の市兵衛シリーズの登場人物」の記事については、「風の市兵衛シリーズの登場人物」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「若衆」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「若衆」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



若衆と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', ''];function getDictCodeItems(index) {return dictCodeList[index];}

すべての辞書の索引

「若衆」の関連用語

1
100% |||||




5
100% |||||






若衆のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable() {return sideRankTable;}

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



若衆のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2025 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの若衆 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの風の市兵衛シリーズの登場人物 (改訂履歴)、惣村 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS