テクスチャ
(質感 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 04:51 UTC 版)
テクスチャ(Texture)とは、物の表面に触れた際の質感、感触、外観[1][2][3]。
物体・物質における結合した粒子の性質[1]、物事の本質的な部分、実体(substance)[1][2]、散文や詩の要素[2]、芸術作品における表面的な品質[1][2][3]、音楽や文学作品において、複数の要素の組み合わせで醸成される品質[1]、合唱や楽曲演奏の際の音色の様式[1][2][3](→テクスチュア)。
そこから転じて、食べ物を噛んだ際の噛み応え、歯応えも意味する。→「The bread has a crumbly texture.」[3](「このパンは簡単に崩れる」)
語源は「織物」を意味するラテン語「textura」(「weaving」。「織物」の意)、「text」(「woven」→「weave」の過去分詞形で、「織って作った」)から[1]。
- テクスチャマッピング - コンピュータグラフィックスにおいて、3次元オブジェクト表面に貼り付けられる模様。
- テクスチャー - 建築設計における材質表面。
- テクスチャー (宇宙論) - 宇宙論における位相欠陥の一種。
- テクスチャ (視覚芸術) - 芸術作品の表面の質感、絵肌。
参考
関連項目
質感
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 15:54 UTC 版)
整然と並んだキメの細かな繊維がむき出しとなった状態であるため、非常になめらかでしっとりとした質感が特徴である。また、毛穴がなく表面がツルっとしていて凸凹がない。
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質感
「質感」の例文・使い方・用例・文例
- ティツィアーノはさまざまなものの質感を非常に写実的に描き分けた.
- 徐々に熱するあるいは冷却することにより、好みの濃度、質感、あるいは硬さにする
- 比較的大きな粒子からなる感触的または物質的にざらついている質感の
- (質感について)小さな隙間または裂け目だらけの
- 目の粗い質感
- (表面について)きめの粗さがあること、あばらのような質感
- 表面の装飾的な質感または外観(またはその出演を与える物質)
- パンノキの実は、パンと同じ質感を持っている
- おいしそうな香りと質感をもつ魚
- 印刷された画像に陰影、質感、濃淡を加える写真製版の技術
- 牛・子牛・子豚で作った、大きくてなめらかな質感のスモークソーセージ
- 細かく切った牛肉や豚肉を通常薫製にした、なめらかな質感のソーセージ
- 異種の多い、水気の多い甘い、ザラザラした質感の果物
- すっぱくて砂のような質感の果物
- 繊細な質感と味のある青白い肉
- この盤菌網の子実体は、堅い質感があり、長くそれらのカサの形を保持する
- 量や質感が大きいさま
質感と同じ種類の言葉
- >> 「質感」を含む用語の索引
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