経営不振
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 02:06 UTC 版)
1966年の株主総会において、前年度の営業成績が赤字であったことが報告される。赤字の原因は、運賃収入の伸びがとどまってきたことや、人件費の大幅な増加である。翌年には黒字に戻ったものの、1969年には再び赤字に転じる。 1970年の12月には資金繰りがつかない事態にまで陥った。その要因には、高度経済成長期によるモータリゼーションの進行や、レジャー事業の失敗(「洞爺サマーランド」の建設)が主なものとしてあげられる。レジャー事業は、洞爺湖温泉にレジャーランドを作るというものであった。採算面が不確実であったために反対論を唱える者もいたものの、その意見を退けて実施した結果が招いたものといえる。
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