反対論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/22 04:27 UTC 版)
反対派の論拠は、一つには実際の運用面での不便を挙げ、他方では反フェミニズム的な姿勢に基づく。あるいは伝統的な方法の維持をもとめるものもある。 実用的な面では男女混合では不便である局面がよくあることがあげられる。たとえば体育など、男女別々に活動する場面は数多い。その際に、男女が混合された名簿では、そのたびにこれを確認するのがやっかいだというのである。その他様々な扱いにおいても配慮に関しても男女で異なるのは当然であり、名簿の上でそれぞれがまとまっている方が効率的であるとする。 また、男女混合名簿が、子供の人権の問題に拡大解釈されることを懸念する。一例として、敬称までもが男女の区別を否定され、男の子に対しても「くん」ではなく、「さん」付けで呼ばれることに嫌悪感を示す。男女混合名簿が、マルクス主義の影響を受けたフェミニストの運動だと主張する者もいる。 東海地方では、男女混合名簿の実施率が高いが、一方ではいったん導入した男女混合名簿を廃止する学校も存在する。
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