社会科教師
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 07:11 UTC 版)
西名 史生(にしな ふみお、女性、世界史担当) 主人公。世界史のみならず、日本史にも詳しい「歴史マニア」。校内ではヘレン・ケラーの家庭教師であるアン・サリヴァンをイメージした「19世紀の欧米の女性教師」風のスタイルで過ごす。理由は「冷え性防止」「女性生徒からのファッションチェック対策」などで、製作は被服部の協力を仰いでいる。出勤・退勤時はラフなスポーツカジュアルとなった上にコンタクトレンズを外し眼鏡をかける。校外へのお出かけ時はサッカーのレプリカユニホームを着ることが多い。作中ではこれ以外にも「歴史に関するコスプレ」をすることが多く、単行本第1巻の表紙ではマリー・アントワネットの、第2巻ではクレオパトラ風のコスプレをしている。女子生徒からは「西名っち」と呼ばれることが多い。モットーは「社会科に携わる人に悪い人はいない」。 校内の部活動では「茶道部」正顧問及び「被服部」副顧問。かつては運動部の顧問も務めていたが、極度の運動オンチのせいで怪我などが多く、現在の地位に落ち着いた。 ネーミングは前述の「地名」ではなく、鎌倉市の郵便番号の上3桁が「247(にしな)」であることからの命名。 深沢 周平(ふかさわ しゅうへい、男性、日本史担当) 産休補助教員として八反目高校に赴任した新人教師。元々は予備校で英語講師をしていた。後に正式に教員として採用される。教師生活への憧れが強かったせいか、妄想癖がついている。女子生徒からは「深ちん」と呼ばれることが多い。なりゆきで男子柔道部顧問となったが、学生時代は陸上競技部だった。 ネーミングは鎌倉市深沢地域から。 城 めぐみ(じょう めぐみ、女性、公民科担当) 強気で負けず嫌いだが、根は真面目な教師。西名に対しては少し苦手意識を感じつつもライバル心を燃やす場面も見られ、文化祭ではエリザベス1世に扮した西名に対抗して「正義の女神」に扮したことも。口癖は「○○なのよう」。女子柔道部顧問だが、素人の深沢と違い、彼女は黒帯保持者。 深沢とは「モテない同志」として意気投合することもあるが、西名からは「あの2人こそお似合いのカップル」と見られている。 ネーミングは鎌倉市の地名「城廻(しろめぐり)」の捩り。 岩瀬 紘一(いわせ こういち、男性、地理担当) 4人の社会科教師の中では一番のベテランで、落ち着いた性格。眼鏡をかけている。校内では「ワイシャツの上にジャージを羽織る」スタイルを取る。以前は進学校である「遭南高校」に勤務。茶道部の正顧問だった(当時、西名は副顧問)が、後に女子バレーボール部顧問に異動。後に「北嶺高校」に転任。大学生時代に同じ大学出身の前埜(後述)と交際していた過去がある。二輪車派。登場にあたっては「編集担当からの『美形キャラ』リクエスト」に作者が応じて作られたことが単行本2巻のあとがきで記されている。 ネーミングは鎌倉市の地名「岩瀬」から。 今泉 大海(いまいずみ ひろみ、男性、社会科全般) 形式的には「岩瀬との交換」で北嶺高校から転任してきた。社会科全般の指導が可能だが、専門は古代オリエントで、イランでは遺跡の発掘調査にも参加。映画マニアで、この地を舞台とした映画『ルイージ・ヂョーンズ 最後の聖域』(インディ・ジョーンズ シリーズのパロディ)に魅せられて古代オリエントを専攻したとか。授業の腕前は前の赴任先でも評判だったという位下手だが、生徒指導や進路指導については惜しまれるほど評判を得ていたという。 ネーミングは鎌倉市の地名「今泉」から。
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