登録範囲とは? わかりやすく解説

登録範囲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/08 23:09 UTC 版)

サリャルカ」の記事における「登録範囲」の解説

サリャルカにはナウルズム国立自然保護区(Naurzum State Nature Reserve, コスタナイ州)とコルガルジュン国立自然保護区(Korgalzhyn State Nature Reserve, アクモラ州)が含まれており、これらの保護区には、ヨーロッパアフリカ南アジアなどからの渡り鳥たちにとって重要な停留地となる湿地帯存在している。この地域索餌場として使っている1500から1600万羽に及ぶと見積もられており、その中には絶滅危惧種含まれている。コルガルズィン自然保護区では、フラミンゴが特に目を惹く一帯同時にカザフステップ広く見られるマーモットオオカミなどの野生動物住み処になっているほか、絶滅危惧されているサイガなども棲息している。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 00:19 UTC 版)

世界遺産」の記事における「登録範囲」の解説

世界遺産の登録範囲Boundary)は、前述のように完全性はじめとする顕著な普遍的価値」(OUVの証明のために必要な要素を、過不足なく含むことが求められる範囲設定行政区分などに左右されるきでないとされ、自然地形特徴など即していることが望ましいとされている。登録後にも範囲変更は可能である。それについては後述参照のこと。 世界遺産の登録当たっては、登録物件周囲緩衝地帯Buffer zone)を設けることがしばしばである。ただし、それはOUV有するとは認められていない地域で、世界遺産登録範囲ではない。かつては世界遺産そのもの登録地域核心地域Core zone)と呼んでいたが、核心地域緩衝地帯がともに世界遺産登録地域あるかのように誤認されないために、2008年から世界遺産そのもの登録地域資産property)と呼ばれ緩衝地帯明確に区別されるようになった

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 01:01 UTC 版)

モン・ペルデュ」の記事における「登録範囲」の解説

スペイン側オルデサ・イ・モンテ・ペルディード国立公園とそれに付随するビエルサ英語版)、ファンロ(英語版)、プエルトラス(英語版)、テジャ=シン英語版)、トルラ(英語版)などの地域同国立公園はアラゴン州にあり、オルデサ渓谷英語版)、アニスクロ渓谷、ピネタ渓谷など、ヨーロッパで最も奥深い地を含んでいる。中腹景観は何世紀にも渡る段々畑牧畜生活によって蓄積されたものであり、この峻厳環境適応して暮らしてきた農牧民の生活文化を今に伝え貴重なのであるフランス側ピレネー国立公園一部、すなわちガヴァバルニー圏谷英語版)、エスタルベ圏谷、トルムーズ圏谷、バルード岩壁など。およびこの国立公園周辺コミューンであるアラニュエ、ガヴァルニー、ジェドル国立公園含まれる圏谷岩壁は、山頂付近では氷河によって形成され威容示している。また、中腹整備されている牧場高地納屋などは、今なお息づくピレネー農牧文化例証となっている。 近隣コミューンのうち、ガヴァルニーは他の世界遺産フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部としても登録されている。また、ジェードルの550ha分は、1999年拡張の際に追加されたものである(この時の拡張は、この550ha分のみ)。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/30 06:36 UTC 版)

左江花山の岩絵の文化的景観」の記事における「登録範囲」の解説

登録範囲は以下の通りである。 登録ID構成資産名(日本語名は仮訳、英語は正式名面積流域遺跡数1508-001 寧明県竜州県岩絵Ningming and Longzhou County rock art 1,628.83 ha (緩衝地域 2,725.37 ha) 明江 4 1508-002 竜州県岩絵Longhzou County rock art 2,506.5 ha緩衝地域 5,331.11 ha左江 16 1508-003 江州区扶綏県岩絵Jiangzhou District, Fusui County rock art 2,486.27 ha緩衝地域 4,092.53 ha左江 18

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/18 07:55 UTC 版)

コースとセヴェンヌの地中海農牧業の文化的景観」の記事における「登録範囲」の解説

グラン・コースとセヴェンヌの登録対象は、中央山塊南部位置し、4県(アヴェロン県ガール県エロー県ロゼール県)にまたがっている。登録対象内には134コミューンがあるが、他地域との境界をなしているのはヴィル・ポルト(« villes portes », 玄関の町)と呼ばれる5つの町、すなわちマンドアレスガンジュフランス語版)、ロデーヴミヨーである。範囲内々の景観や、石造農家群には、11世紀以来修道院影響見られるとされる。 登録範囲を取り囲む緩衝地域には97コミューン存在している。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/19 23:31 UTC 版)

大チョーラ朝寺院群」の記事における「登録範囲」の解説

大チョーラ朝寺院群構成する寺院は以下の3つである。かつてのチョーラ朝首都であったタンジャーヴールガンガイコンダチョーラプラムen)にあるブリハディーシュヴァラ寺院en)の2つ寺院は、1987年登録された。ダーラーシュラム(en)にあるアイラーヴァテーシュヴァラ寺院en)は2004年に登録範囲が拡張され登録された。世界遺産はこの3つの寺院から構成される

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 14:04 UTC 版)

レーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観」の記事における「登録範囲」の解説

世界遺産登録されているのは、アルブラ線のトゥジス駅(英語版) - サンモリッツ駅間とベルニナ線サンモリッツ駅 - ティラーノ駅英語版)間、およびそれらの周辺の景観地域である。各区間の途中駅のほか、側線分岐器などの構造物もすべて含むが、変容度合い大きいと判断されたトゥジス駅舎は登録対象から除外されている。 世界遺産周囲には緩衝地域設定されている。緩衝地域世界遺産顕著な普遍的価値を守るために、いくらか制限掛けられる区域だが、世界遺産の正式登録範囲には含まれないこの世界遺産特色は、緩衝地域3つのレベル分類されていることにある。第1緩衝地域車窓から見え範囲など路線比較近く文化的景観形成すると見なされている地域である。世界遺産登録面積が約152haなのに対し、第1緩衝地域総面積5,436.0 ha(うちイタリア領28.4ha)になる。第2緩衝地域世界遺産登録面積に近い範囲のうち、都市農村住宅地など、レーティッシュ鉄道世界遺産として価値形成直接的に寄与しない地区対象となっており、面積は1,140.4ha(うちイタリア領76.4ha)である。第3緩衝地域周辺の自然景観農業景観のうち、より遠い地域対象とするもので、車窓から見え遠景構成している。その面積102,809haに及び、緩衝地域全体(約109,386ha)の大半占めている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/13 08:17 UTC 版)

アーシヴィスイト=ニピサット、氷と海の間のイヌイットの狩場」の記事における「登録範囲」の解説

登録範囲はグリーンランドの地方行政区画でいえば、全域がケッカタに属している。 デービス海峡海域から、島やフィヨルド、さらに内陸氷床一部に至る東西235 km南北約20kmほどの東西細長い範囲登録され、その面積417,800 ha(4,178 km2)になる。この面積は日本の都道府県言えば東京都のほぼ2倍に相当しグリーンランド世界自然遺産イルリサット・アイスフィヨルドよりもやや大きい。その一方通常設定される緩衝地帯は、この物件には設定されていない世界遺産2005年以降緩衝地帯設定するのが普通だが、範囲十分に広い場合などには設定しないことも認められる世界遺産#緩衝地帯参照)。この物件について、緩衝地帯設定されていないが、その代わり管理体制今後整備していく必要性指摘されている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 00:08 UTC 版)

ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」の記事における「登録範囲」の解説

ザルツカンマーグート地方3州にまたがるが、中核地域登録されているのは、オーバーエスターライヒ州内のみである。緩衝地域3州またがっている。

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済州の火山島と溶岩洞窟群」の記事における「登録範囲」の解説

中核地域を含む登録対象以下の通りである。英語の綴り世界遺産登録名、ID登録物件としての番号具体的な範囲に関する地図は、ICOMOS勧告書 (PDF) の中に含まれている。 漢拏山自然保護区 (Hallasan Natural Reserve, ID: 1264-001) - 9093.1 ha緩衝地域 7347.4 ha 拒文岳溶岩洞窟系1 (Geomunoreum Lava Tube System - 1, ID: 1264-002) - 64.6 ha 拒文岳溶岩洞窟系2 (Geomunoreum Lava Tube System - 2, ID: 1264-003) - 23.8 ha 拒文岳溶岩洞窟系3 (Geomunoreum Lava Tube System - 3, ID: 1264-004) - 241.9 ha 城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)のタフコーン (Seongsan Ilchulbong Tuff Cone, ID 1264-005)- 51.8 ha緩衝地域 117 ha

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