男性用化粧品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:23 UTC 版)
GERAID(ジェレイド) 1996年発売。ワックスなどの整髪料が中心。2005年にunoに統合され、ラインナップ縮小が進んでいる(一部商品は存続)。最盛期には男性用ファンデーションやアイブロー、接着剤のボンドそっくりの形をしたヘアワックスなどを販売しており、当時無香料・シンプル・モノクロカラーを押し出していたunoとは正反対の奇抜な製品が多かった。CMキャラクターは、堂本剛やウルフルズなど。 LORDOS NEUES(ロードスノイエス) 1992年発売。パッケージデザインはジョルジェット・ジウジアーロが手がけ、資生堂の男性用化粧品の中では最高価格のバブル景気末期らしい商品であった。3種類の香りのパヒュームコロンと10種類の無香料基礎化粧品(スキンケアとヘアケア)からなるラインナップであり、現行のSHISEIDO MENよりも更に高い価格設定(3000円 - 15000円)であった。2008年3月をもってSHISEIDO MENに移行する形で全商品生産終了。事実上のブランド閉鎖となった。同じく男性用のLORDOSとブランド名が類似するが、こちらは全種類に香料が含まれていることや、パッケージのデザイン、ラインナップの差異、容器の形状などが異なることから完全に別のブランドである。そのLORDOSは、1972年に資生堂創業100周年を記念して発売された。現在も生産されているロングセラー商品である。 TECH21(テック21) 1985年発売。資生堂商事(現エフティ資生堂)からの発売。平忠彦を起用したCMで大きな話題に(後述)。 Wing(ウィング) 1989年発売。コンビニエンスストア専用ブランド。初期のCMキャラクターは柳葉敏郎。現在コンビニ向け販売は、unoが引き継いでいる。 Gear(ギア) 1986年発売。若者向け男性化粧品。特徴的な製品としては男性用では珍しい剥がすパックやムースを体に塗布するとパチパチと弾けるソーダコロンなどをラインナップしていた。CMキャラクターに陣内孝則を起用し話題になった。サウンドロゴは「ガッガッガッとギア」。「男のギア」との表示もある。 Rupo(ルポ) 1988年発売。若者向け男性化粧品。上條淳士のイラストレーションが広告に使われた。 Aleph(アレフ) 1995年発売。若者向け男性化粧品。後継商品はuno。 TRENDY(トレンディ) 1988年発売。資生堂商事からの発売。CMキャラクターはBARBEE BOYS。 MG5 GALAC(エムジーファイブ・ギャラック) MG5からの派生ブランド。容器のデザインがMG5の円筒状に対し、角柱状のボトルであった。1980年代に廃止。 BECAUSE(ビコーズ) 1984年発売。当時の新しい乳化技術である「非水ゲル乳化」をスキンケアラインに使用し、CMでも謳っていた。アロマコロジーを応用したオーデコロンの「サイキーコロン」は、落ち着いた香りの「静」(クール)・セクシーな香りの「誘」(エスコート)、スパイシーな香りの「喝」(リフレッシュ)の3種類があった。CMキャラクターは石原裕次郎や小林薫。 Neue Men's(ノイエメンズ) CMキャラクターはGacktで、自身の曲も使用された。 薬用育毛エッセンス ミニササニシキエキスを配合したエッセンスタイプの育毛剤。薬用不老林(初期)と併用する。 薬用育毛トニック スプレータイプの育毛剤。フロンガス規制により販売終了。 BOLTY(ボルティ) ヘアワックスやムース等の男性用整髪剤ブランド。2000年代初期に販売終了。
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