用途別分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 10:04 UTC 版)
さまざまな用途に使用できる汎用オペアンプのほか、特定の用途向けに改良されたオペアンプが開発されている。 汎用オペアンプ 価格と使いやすさを優先した仕様となっている品種。突出した特性を持たないようにすることで汎用性を確保している。フェアチャイルドセミコンダクター社のμA741、ナショナル セミコンダクター社のLM301Aがその走りで、後に汎用としては低雑音広帯域のRC4558(レイセオン)、FET入力のTL07x(テキサス・インスツルメンツ)などが登場した。LM358,324(ナショナル セミコンダクター)といった単電源タイプもある。特性では、一般に正負二電源を使うタイプの方が単電源タイプよりも良いが、最近は単電源タイプの物でも性能がよい物が開発され、品種が少しずつ増えてきている。 高精度オペアンプ ミリボルト単位の微小電圧(熱電対など)を増幅するための品種。絶対的なオフセット電圧やドリフト特性に優れるバイポーラ入力のものと、差動入力インピーダンス不平衡によるオフセット電圧の発生に強いFET入力のものがあり、用途により選択する。多くは裸利得が大きい。アナログ・デバイセズ社のOP07が有名。 ローノイズオペアンプ その名の通りノイズを嫌う用途向けの特性を持つオペアンプ。 オーディオオペアンプ ローノイズオペアンプのうち、オーディオ用に広帯域・低歪率を実現した品種。メーカーによってはその中から特に低雑音のものを選別している場合もある。シグネティクスのNE5532、新日本無線のNJM4580が著名。 微小電流オペアンプ 電離箱の出力やフォトダイオードの出力、電荷の測定などの微小電流を扱う用途に用いる品種。入力電流がfA(フェムトアンペア)オーダーの製品もある。このタイプの製品はほとんどがFET入力である。 高速オペアンプ ビデオ信号の増幅など高周波(VHF)まで使用できる品種。GB積、スルーレートを特別に高くしてある。反面、多くの場合安定性や直流特性は劣り、裸利得は低い。 パワーオペアンプ 大電力が扱えるオペアンプ。ナショナル セミコンダクター社のLM12が代表例である。原則として放熱処理が必要である。 ローパワーオペアンプ 消費電流を非常に小さくした品種。ナショナル セミコンダクター社のLF442やテキサス・インスツルメンツ社のTL022、TL06xなどが古典的代表だが、現在ではこの分野に適しているCMOS製品の開発が盛んである。 レール・ツー・レール (Rail-To-Rail) 動作オペアンプ 入力電圧と出力電圧の両方、あるいはどちらか片方の範囲が電源電圧まで動作可能な品種。 完全差動オペアンプ 入力、出力ともに差動のオペアンプで、入力、出力ともに正負の端子がある。単体部品としては一部の平衡伝送用ビデオアンプ等にとどまり品種が少ないが、集積回路内では頻繁に使われる。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 03:59 UTC 版)
定量ポンプ : 定容積の液体を投入するのに使用される。 ラインポンプ : 配管の途中に取り付けが容易なように吸い込み口と吐き出し口が1直線上にあるもの。 水中ポンプ : 防水型電動機と直結したもの。水中に投入して使用する。 ボアホールポンプ : 長いシャフトで原動機と接続したもの。深井戸の揚水などに用いられる。 真空ポンプ 吸排ポンプ ウォーターポンプ・オイルポンプ・燃料ポンプ・噴射ポンプ(乗り物など) 石油ポンプ 空気入れ 消防ポンプ
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用途別分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 08:28 UTC 版)
ある予約語はここで分類する用途のみならず、種々の場合に用いられるので留意されたい。例えばrangeは整数型定義だけでなく,制御構造や,データ型の内部表現指定(ビットフィールド)にも用いる。
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