海事局
海事局 (海巡)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/15 15:04 UTC 版)
「中華人民共和国の海上保安機関」の記事における「海事局 (海巡)」の解説
交通運輸部海事局(CMSA; 海巡)は、洋上交通警察・港湾保安(海洋汚染除去・浚渫)・海事情報提供を担っている。いわゆる五龍のなかで、唯一国家海洋局への統合再編の対象となっていない組織である。 交通運輸部海事局は、1998年10月27日に安全監督局(港务监督局)と船舶検験局(船舶检验局)が合併して設立された。4個管区(天津・上海・広東・海南)に14個中央直属海事局(黑龙江・辽宁・河北・天津・山东・江苏・上海・浙江・福建・广东・深圳・广西・海南・长江)が設置されているほか、黒龍江省を除く全国30の省・自治区・直轄市および新疆生産建設兵団に地方海事局が設置されている。 2011年時点で、船艇813隻(うち1000トン以上の執法船3隻、45~60m級執法船 約15隻)、洋上法執行要員2,000名、ヘリコプター7機(固定翼機なし)を有していた。またその後、2012年8月には、より大型の「海巡01」が就役している。なお保有船艇には、執法船である「海巡」のほか、救助船である「海救」、航路標識船である「海標」などもある。
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