民団幹部として
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昭和40年(1965年)に日韓基本条約が締結されると、近畿2府4県の在日本大韓民国民団関係者と実業家を糾合して「駐大阪総領事館建設期成会」を発足。田中は会長となって、御堂筋に駐大阪総領事館を竣工させた。 その後も近畿地方の韓国系実業家の有力者として活動し、平成2年(1990年)の国際花と緑の博覧会では資金を提供している。民団でも2003年に民団大阪本部顧問となり、2006年には民団中央本部常任顧問となっている。 出身地の大韓民国や江原道への援助も多く、平成11年(1999年)9月の江原国際観光博覧会には資金面で援助し、この貢献により江原道名誉道民に選ばれている。平成14年(2002年)の台風15号の来襲時には2000万ウォンを寄付した。また平成15年(2003年)の大邱地下鉄放火事件にあたっても民団中央本部に義援金1000万ウォンを提供、同年の台風14号でも義援金として500万円を民団中央本部・金宰淑団長に渡している。
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