機体記号
機体番号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 01:31 UTC 版)
「航空自衛隊の装備品一覧」の記事における「機体番号」の解説
機体番号は尾翼両面に記された6(2+4)桁の機体固有の番号である。シリアルナンバーあるいはキャノピーナンバーとも呼ばれる。飛行計画書等にはこの機体番号を記載する。機首には下3桁の数字がマーキングされる。アメリカ空軍の記号とは異なり、機体番号だけで所属航空団・飛行隊を瞬時に判別するのは難しい。 飛行中の無線交信ではコールサイン(呼出符号)はそれぞれの部隊別のものを使用するが、戦闘・訓練中はパイロットのTACネーム(tactical name)を使う。 機体番号の見方:「(1)(2)―(3)(4)(5)(6)」の意味 ・(1) 領収年号(防衛省に納入された西暦年号の下1桁)・(2) 登録順位 番号プロペラ機ヘリコプタージェット機0KAL-2 - F-1、B-747、B-777 1T-34A、T-3、C-46D/EC-46D、E-2D H-19C T-33A、T-400、X-2 2T-6D/F/G、YS-11P/NT/FC/EA/EB H-21B F-86F/RF-86F、F-15J/DJ、U-125A 3T-28B、MU-2S/J、B-65 S-62J T.55、F-2A/B 4E-2C KV-107 II-5/A-5 F-86D、E-767、KC-46A 5C-130H/KC-130H - T-1A/B、U-4 6T-7 - F-104J/DJ、T-4 7- CH-47J/(LR) F-4EJ、RF-4E、KC-767 8- UH-60J C-1/EC-1、C-2/RC-2 9- - F-35、T-2、U-125 ・(3) 機種区分 番号区分0未区分 1輸送機 2未区分 3その他の固定翼機 4ヘリコプター 5練習機 6偵察機 7(F-86F) 8戦闘機 9未区分 : X-2の機種区分は0だが区分名不明 ・(4)(5)(6) 製造順 機種製造番号機種製造番号機種製造番号機種製造番号機種製造番号F-1201〜 C-46D/EC-46D101〜 T-2101〜 U-125041〜 E-2D471〜 F-2A501〜 C-1/EC-1001〜 T-3501〜 U-125A001〜 KC-46A611〜 F-2B101〜 C-130H/KC-130H071〜 T-4601〜 MU-2S201〜 F-4EJ/EJ改/RF-4EJ301〜 C-2/RC-2201〜 T-6D/F/G001〜 MU-2J271〜 RF-4E901〜 KC-767601〜 T-7901〜 X-2001 F-15J801〜 YS-11151〜 T-33A201〜/601〜 UH-60J551〜 F-15DJ051〜 B-747101〜 T-34A291〜 H-19C701〜 F-35A701〜 B-777111〜 U-4251〜 T.55571 H-21B751〜 F-86F/RF-86F401〜/701〜 E-2C451〜 T-28B581 S-62J771〜 F-86D101〜 E-767501〜 T-400051〜 KV-107Ⅱ-5/A-5801〜 F-104J/UF-104J/JA501〜 T-1A801〜 B-65091〜 CH-47J/(LR)471〜 F-104DJ001〜 T-1B851〜 KAL-2555 ・例「82-8901」は、1988年領収、F-15、戦闘機、F-15Jの101番機
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