もも‐いろ【桃色】
桃色
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 14:31 UTC 版)
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16進表記 | #F58F98 |
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RGB | (245, 143, 152) |
CMYK | (0, 55, 25, 0) |
HSV | (355°, 42%, 96%) |
マンセル値 | 0.2R 7/10 |
表示されている色は一例です |
桃色(JIS慣用色名) | ||
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マンセル値 | 2.5R 6.5/8 |
桃色(ももいろ、中国語: 桃紅色)は、明るく淡い赤色。赤または赤紫と白を混ぜ合わせて作ることができる。別名、桃花色(ももはないろ)。
概要
日常的にはピンクに該当する和名として広く親しまれている[要出典]が、ピンク(pink)がナデシコの花を表すのに対して、桃色はモモの花の色のことである[誰によって?]。
桃色の起源は古く、万葉集にはすでに「桃花褐(ももそめ)」記述が見られる。当時の桃色はモモの花で染めた色のことであったらしい[要検証 ]。
今日では、必ずしもモモの花で染色した色のことを意味せず、モモの花のような淡い赤色のほとんどを桃色もしくはピンクと呼ぶ傾向がある。
英語にはピーチという色名があるが、桃色とは別の色であり、モモの果肉に近い色で表現される(後述)。桃色と同じくモモの花の鮮やかなピンクを表す場合にはピーチブロッサム(peach blossom)という色名が用いられる。
桃色に関する事項
モモは古来より中国や日本では魔除けの力を持つとされたため、現代の日本でも桃の節句などで女の子の健やかな成長を祈る風習が残っており、桃色は若く健康的な女性の心象を喚起することが多い。
ピーチ
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16進表記 | #FDD1B0 |
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RGB | (253, 209, 176) |
CMYK | (0, 20, 30, 0) |
HSV | (36°, 30%, 99%) |
マンセル値 | 8.5YR 9/4 |
表示されている色は一例です |
ピーチ(JIS慣用色名) | ||
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マンセル値 | 3YR 8/3.5 |
英語起源のピーチ (peach) という色名は、やや灰色味を帯びた薄いオレンジ色である。これは、よく熟したモモの果実、とくに果皮というよりも果肉の色に近い。フランス語ではペッシュ(pêche)という。
新生児や幼児の肌の色を連想させ、親しみやすい色として用いられる。イギリスにおいてピーチという色名が用いられるのは古く、1588年頃からであるとされる。一方、ピーチブロッサムが色の名前として初めて使われるのは1702年のことであり、欧米においてはモモといえば果実を連想させるものであったことがうかがえる。
ピーチの色合いが肌色(フレッシュ)と近いことから、差別問題を喚起させる肌色という色名の代替として用いられることがある。
中国本土では、北京の学校で教師が生徒にピンクの服や靴を着用することを禁止したため、生徒が服装の自由の権利を追求する色ともみなされた。
近似色
出典
参考文献
- 近江源太郎・監修 『色々な色』 光琳社出版 1996年 ISBN 4771302324
- 清野恒介・島森功 『色名事典』 新紀元社、2005年7月。ISBN 4-7753-0384-8。
- 永田泰弘・監修 『新版 色の手帖』 小学館 2002年 ISBN 4095040025
- 福田邦夫・著 『色の名前はどこからきたか』 青娥書房 1999年 ISBN 4790601803
- 福田邦夫・著 『色の名前507』主婦の友社 2006年 ISBN 4072485403
- 藤井健三・監修 『京の色事典330』 平凡社 2004年 ISBN 4582634125
関連項目
「桃色」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女のほおは薄く桃色に染まっていた。
- 肉は桃色をしているといったことについてのすべての慨世観念や先入観。
- 花弁は緋色で縁が桃色にぼけていた.
- 桃色
- 桃色の頬
- 薄桃色
- 青白い絹のような毛と桃色の板を頭部と首に付けた非常に小型のアルゼンチン産のアルマジロ
- 長い桃色のすっぱい葉柄を調理し甘くして食べる
- 非常によい香りのする桃色の肉のある卵形の黄色の果物
- つややかな濃緑色の葉と、香りの良い濃い黄色からオレンジまたは桃色の花を持つ熱帯アメリカの低木か小さな高木
- 両半球の亜極地域産の多年生のケシで、芳香性の白、黄色からオレンジ色または桃色の花を持つ
- 現在はサクラ属に含まれる桃色のおよびアーモンド木のために、前の分類で使われる
- 印象的な白色か桃色の、一重あるいは二重の花を咲かすために栽培された、サクラ属のいくつかの低木あるいは木の総称
- 胡桃色という,紙の色
- 濃い桃色であること
- 桃色白粉という化粧品
- クリスマスローズという,ヨーロッパ原産で,常緑,毒性のある根を持ち,晩秋や冬に白あるいは桃色がかった緑色の花を咲かせる植物
- さんご色という,朱色に桃色が混じった赤い色
- 今年,無地のはがきは白だけでなく桃色やうぐいす色も売られている。
桃色と同じ種類の言葉
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