株式持ち合いとは? わかりやすく解説

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株式持ち合い

読み方:かぶしきもちあい
別名:株式持合い株式の持合い株式の持ち合い株式の相互保有

株式会社銀行が、それぞれお互い株式保有し合っている状態。互いに相手株式持ち合っている状態。

株式持ち合いを行うことで、互いに相手企業安定株主となることができる。そのため、他の企業によるM&A敵対的買収)のリスク減らし経営安定化させることができる。ただし、保有する株式比率高くなりすぎると、実質的に相手企業議決権支配してしまえる場合発生しうる。そうした状態にならないように、会社法では、株式持ち合いを行っている企業議決権4分の1株式保有した場合には、議決権が行使できない、と規定されている。

かぶしき‐もちあい〔‐もちあひ〕【株式持(ち)合い】

読み方:かぶしきもちあい

株式組織金融機関事業会社相互に相手方株式持ち合うこと。経営支配権安定化取引関係の強化敵対的買収からの防衛などを目的として行われる日本では以前からの慣行であったが、1990年代以降解消傾向にある。


株式持ち合い(かぶしきもちあい)

企業金融機関お互いに株式持ち合うこと

企業系列の中で、お互いに相手株式保有し合うことを言う。取引関係にある金融機関事業会社グループ企業などお互いに株式持ち合う

これらの株主持ち株売却するとがないことから「安定株主といわれる年功序列終身雇用制と並んで、株式持ち合いは日本型経営特徴と言われてきた。

欧米では株式配当が低いなどの理由があると、株主積極的に発言する。ところが日本においてはその大半安定株主であったため、たとえ企業業績悪くて株主企業方針原則的に口をはさまないという慣行があった。

株式持合いがあると、結果的に株式市場出回る株式の数が少なくなる取引株式数が少ないと、株価の暴落などが起こりにくくなるので、企業株価安定した状態が続く。

1990年代以降、株式持ち合いが解消しつつある。特に金融機関経営状態改善求めるため「益出しの意味から持ち合い株解消加速している。また従来企業グループ越えた企業再編進行しており、構造的に株式持合い崩れつつある。

(2001.02.07更新


株式持ち合い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/18 07:19 UTC 版)

株式持ち合い(かぶしきもちあい)とは、複数の株式会社が、お互いに相手方の発行済株式を保有する状態を指す。相互保有されている株式を相互保有株式という。日本銀行金融研究所は、「上場企業(信託銀行を除く)の2社が相互に株式を保有している状態[1]」と定義している。




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