本格的な普及
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/10 16:49 UTC 版)
2004年のパチンコ機規則変更により、確変突入率をはじめとするいくつかの規制が緩和され、パチンコ機の機種仕様に幅が生まれることになった。これを機に甘デジに参入するメーカーが相次ぎ、大手では2005年にニューギン・平和・三洋物産、2006年にはSANKYO・京楽産業.などが甘デジスペックの機種を発表した。 またこの頃は、1/100前後の大当たりを有するスペックに愛称を付けるメーカーが現れた頃でもあり、サミーが「デジハネ」、奥村遊機が「楽パチ」という愛称を付けている。メーカーで初めて「甘デジ」という愛称を用いたのは平和の「CRサバンナキングPJ」である。「デジハネ」・「楽パチ」が共に商標登録された上での使用に対し、平和は「甘デジ」の商標登録をしなかった。このため「甘デジ」が1/100前後の大当たりを有するスペックの通称として広く用いられるようになった。 ここ最近の動きとして、ミドルスペック並の出玉(約1000〜1500個)が得られる比率を引き上げる代わりに、大当たり確率を1/100よりやや低くする機種の発表が相次いでいる。主な機種として「CRA叶姉妹危機一髪!」(オリンピア、大当たり確率1/118.4)、「CRA新お天気スタジオ」(平和、大当たり確率1/135.7)などがある。
※この「本格的な普及」の解説は、「甘デジ」の解説の一部です。
「本格的な普及」を含む「甘デジ」の記事については、「甘デジ」の概要を参照ください。
- 本格的な普及のページへのリンク