木部_(部首)とは? わかりやすく解説

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木部 (部首)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 06:47 UTC 版)

康熙字典 214 部首
月部 木部 欠部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

木部(もくぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。

康熙字典214部首では75番目に置かれる(4画の15番目)。

概要

木の字は樹木の形に象る。

偏旁の意符としては樹木の部分や種類、木製品などに関することを示す。東(甲骨文は袋の象形文字)から派生した文字もこの部に含まれる。

また、国字も多く、現在ではほとんど使われない字も多いが、のように都道府県名に使われる字も存在する。

このほか異体字も多く、上下や左右の構造が異なる同字(松と枩、棋と棊など)、表外字の拡張新字体(檜と桧、櫟と檪、櫨と枦、檮と梼など)、一部分の省略(橢と楕、槨と椁など)、他の部首の異体字(傑(人部)と杰、鬱(鬯部)と鬱など)など多く種類の異体字が存在する。

木部はこのような意符を構成要素とする漢字および「木」の形を筆画にもつ漢字を収める。

字体差

筆記体である楷書では「木」の縦画の終端をはねることがある。また下部の脚の位置にある「木」は払いを点にして「ホ」形で書くこともしばしばであった。

印刷書体(明朝体)でも『康熙字典』以外では撥ねのものも多かったが、『康熙字典』は終端を止めにする形を採用した。現在、各地域の字体でも康熙字典体に従っている。ただし、台湾の国字標準字体においては脚の位置にある「木」のみ「ホ」形とする。楷書では「未」「末」なども「ホ」形とすることがあるが、国字標準字体ではこれらに関しては「木」形のままである。

部首の通称

  • 日本:き、きへん、ひらき(として使用する際、と区別して呼ぶことがある)
  • 中国:木字旁・木字底
  • 韓国:나무목부(namu mok bu、きの木部)
  • 英米:Radical tree

部首字

例字


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