入声とは? わかりやすく解説

にっ‐しょう〔‐シヤウ〕【入声】

読み方:にっしょう

漢字四声(しせい)の一。屋・妖(よく)・覚・質・物・月・曷(かつ)・黠(かつ)・屑(せつ)・・陌(はく)・錫(しゃく)・職・緝(しゅう)・合・・洽(こう)の17の類の字に分ける。これに属する字はすべて仄韻(そくいん)の文字で、発音短く急である。日本語ではチ・ツ・ク・キ・ウ(歴史的かなづかいではフ)で終わるもの


にっ‐せい【入声】

読み方:にっせい

にっしょう(入声)


入声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/04 04:59 UTC 版)

入声(にっしょう、にゅうせい)は、古代中国語声調四声)のうち、音節末子音が内破音 [p̚][t̚][k̚] で構成され、短く詰まって発音される音節を調類としたものをいう。韻尾の分類からは入声韻と呼ばれ、陰声韻(母音)・陽声韻(鼻音 [m][n][ŋ])と対立する。仄声に属する(仄声には他に上声去声がある)。中古音では明確にこの音素を持っていたと考えられるが、現代中国語では方言によっては変化・消滅し、標準中国語普通話および国語)では完全に失われている。




「入声」の続きの解説一覧

入声

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 06:10 UTC 版)

名詞

入声にっしょう まれ:にっせい

  1. 唐代までの中国語音声で、発音が-k、-p、-tで終わる発音現代中国普通話では失われたが、広東語南方中国語残っている。

関連語

参考


「入声」の例文・使い方・用例・文例

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