敗戦後(1945-1956)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 15:28 UTC 版)
「ガブリエレ・ミュンター」の記事における「敗戦後(1945-1956)」の解説
1949年9月2日、ミュンターはミュンヘンの芸術の家で開かれた青騎士回顧展で代表を務めた。これはドイツの敗戦後最も重要な展覧会事業の一つであった。この展覧会により、青騎士の芸術家たちの作品が長年にわたるいわれなき頽廃芸術の烙印を薙ぎ払って復権を果たした。翌1950年にはアイヒナーが準備した「ガブリエレ・ミュンター:50年の歩み」展がドイツ22都市を巡業、また第25回ヴェネツィア・ビエンナーレには3点のミュンター作品が展示された。その後もいくつもの展覧会でミュンターの作品が公開され、公的コレクションによる購入も進んだ。1955年にはミュンヘンのオットー・シュラングル画廊で「カンディンスキー、マルク、ミュンター:知られざる作品」展が開かれ、注目を集めた。また同年、1905年から1955年までの美術を回顧する「ドクメンタ」第一回展がカッセルで開催され、ミュンターもたくさんの作品を出品した。翌1956年には彼女は、造形芸術分野における州都ミュンヘン功労賞を受賞した。
※この「敗戦後(1945-1956)」の解説は、「ガブリエレ・ミュンター」の解説の一部です。
「敗戦後(1945-1956)」を含む「ガブリエレ・ミュンター」の記事については、「ガブリエレ・ミュンター」の概要を参照ください。
「敗戦後」の例文・使い方・用例・文例
- 敗戦後のページへのリンク