揚羽蝶とは? わかりやすく解説

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あげは‐ちょう〔‐テフ〕【揚羽×蝶/鳳蝶】

読み方:あげはちょう

アゲハチョウ科チョウ。翅(はね)の開張8〜12センチ黄色に黒色のすじや斑点がある。幼虫はミカン・サンショウなどの食べ柚子坊(ゆずぼう)とよばれる。なみあげは。

翅(りんし)目アゲハチョウ科チョウ総称大形で、多く後ろ翅に長い突起がある。クロアゲハ・キアゲハ・アオスジアゲハなど。《 夏》「我が来たる道の終りに—/耕衣」


揚羽蝶

作者杉原不二

収載図書揚羽蝶幻想
出版社文芸社
刊行年月2003.1


揚羽蝶

作者泡坂妻夫

収載図書揚羽蝶
出版社徳間書店
刊行年月2006.11


揚羽蝶

読み方:アゲハチョウ(agehachou)

アゲハチョウ科総称


揚羽蝶

読み方:アゲハチョウ(agehachou)

アゲハチョウ科属すチョウ総称

季節

分類 動物


アゲハチョウ科

(揚羽蝶 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/09 22:41 UTC 版)

アゲハチョウ科 Papilionidae
ナミアゲハ Papilio xuthus
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: アゲハチョウ科 Papilionidae
Latreille1802
英名
Swallowtail butterfly
亜科

アゲハチョウ科(アゲハチョウか、アゲハ蝶・揚羽蝶・鳳蝶)は、チョウ目アゲハチョウ上科内のひとつの分類単位。ナミアゲハPapilio xuthus)は日本におけるその代表種。

日本で「アゲハチョウ」といえばアゲハチョウ亜科Papilioninae)の種を指すことが多いが、アゲハチョウ科にはギフチョウウスバシロチョウなども含まれる。

概要

南極大陸を除く全ての大陸に分布する。高山に生息するウスバシロチョウなどもいるが、分布の中心は熱帯地方である。550種類ほどが知られるが、その中には小型でシロチョウによく似たウスバシロチョウ類や、世界最大のチョウを含むトリバネアゲハ類を含む。

チョウの中では最も大型の分類群である。成虫は大きなをもつが、中にはアオスジアゲハのようにわりと小さな翅をもち速く飛びまわるものもいる。翅の鱗粉は種類によってなど様々に彩られている。また後翅の縁には大小の突起があり、特に後翅から斜め後方に伸びる長い突起のことを尾状突起という。これらの突起の長さや有無も種類を判別する有効な手がかりである。

成虫はほぼ全ての種類がに飛来するが、地面の水たまりや海岸などで水分を吸う習性がある種類も多い。大きな翅をはばたかせて飛び、吸水・吸蜜や産卵もはばたきながらおこなう。

幼虫食草は種類によってちがうが、日本産のアゲハチョウ類はミカンサンショウなどのミカン科植物を食草とするものが多い。また、ジャコウアゲハやトリバネアゲハ類はウマノスズクサ類を食草とし、アルカロイドを体内に蓄えて鳥などの天敵に食べられないよう適応している。

アゲハチョウ類の幼虫は頭部と胸部の間に「臭角(しゅうかく)」という1対のをもち、これが他のチョウ目幼虫と異なる大きな特徴である。この角は二股に分かれた半透明のゴムの袋のような構造で、種類によって赤から黄色といった派手な色彩をしている。ふだんは体内に靴下を裏返したように収納しているが、強い衝撃を受けると頭部と胸部を反らせ、しまっていた角を体液の圧力で反転し、突き出す。この角の表面にはテルペノイドを主成分とした強い臭い物質が分泌されており、外敵を撃退する。

は帯蛹型で、尾部のカギ状突起と胸の部分の帯糸で上向きに自分の体を固定する。

分類

4亜科に分けられ、ウスバシロチョウ亜科アゲハチョウ亜科は さらに「」に分けられている。なおPraepapilioninae絶滅しており、化石種1種だけしか知られていない。

系統

Baroniinae

Parnassiinae

Papilioninae

Leptocircini

Teinopalipini

Troidini

Papilionini

Praepapilio

下位分類

ギャラリー

参考文献

関連項目

外部リンク


揚羽蝶

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 11:01 UTC 版)

名詞

  あげはちょう

  1. アゲハチョウ漢字表記



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