拉致問題とは? わかりやすく解説

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らち‐もんだい【拉致問題】

読み方:らちもんだい

昭和50年代北朝鮮工作員複数回にわたって多数日本人不当に連れ去った問題平成14年2002)に5人の被害者帰国したが、他にも多く日本人北朝鮮居住することを余儀なくされていると考えられている。→特定失踪者

[補説] 日本政府17名を北朝鮮による拉致被害者として認定しているが、それ以外にも北朝鮮によって拉致され可能性排除できない人が少なくとも30数名存在し政府北朝鮮に対して情報の提供を要求している。また、日本以外にもタイ・ルーマニア・レバノン・韓国などで北朝鮮拉致され可能性のある人がいとされる


拉致問題(らちもんだい)(kidnapping of Japanese citizens)

日本北朝鮮の間にある最大国際問題

北朝鮮工作員日本人連れ去ったという疑惑のこと。1977年から1978年にかけて多発し警察庁は、北朝鮮による拉致として8件で計11人の事案認定している。

日本人拉致する理由定かではないが、北朝鮮工作員日本人化教育や日本潜入した北朝鮮工作員日本人成り代わる目的があると見られている。

日本政府は、拉致問題が解決されない限り国交正常化交渉はしないとの姿勢で、真相解明強く迫ってきた。しかし、北朝鮮側は、拉致事実否定し単なる行方不明者」の問題として任意調査行っているに過ぎない

ところが、今年3月よど号事件メンバー元妻証言で、工作員として日本人女性拉致に関わっていたことが明かされた。ただでさえ国家間犯罪捜査難しいのに、国交のない関係ではなおさらのことだ。拉致問題の早期解決求め国会決議採択されるなど、このところ最大関心事になっていた。

(2002.09.04更新


北朝鮮拉致問題

(拉致問題 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/03 13:30 UTC 版)

北朝鮮拉致問題(きたちょうせんらちもんだい)は、北朝鮮工作員が他国民を密かに北朝鮮拉致したとされる事件を受けて、拉致被害者と思われる失踪者を探す者ないし所属国が、情報提供ひいては拉致被害者の帰国を、北朝鮮政府に対して求めている問題。および、これらの交渉に関連した諸問題を指す。2020年12月現在、北朝鮮は日本を含む少なくとも世界12の国と地域から拉致を行っていると報じられている[1]




「北朝鮮拉致問題」の続きの解説一覧

拉致問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 15:16 UTC 版)

金正日の死」の記事における「拉致問題」の解説

北朝鮮による日本人拉致問題引き起こした張本人である金正日死亡したことにより、問題解決への前進期待する声と、解決がさらに遠のくという懸念の声両方あがった2012年1月3日朝鮮中央通信では、日本政府存在しない拉致問題を長年にわたり騒ぎたて、その結果両国の関係は悪化したという論評報道した

※この「拉致問題」の解説は、「金正日の死」の解説の一部です。
「拉致問題」を含む「金正日の死」の記事については、「金正日の死」の概要を参照ください。

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