技術の進化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 07:01 UTC 版)
「キャッシュレジスター」の記事における「技術の進化」の解説
駆動部 ハンドル操作などの手動式から電気モーターと機械式計算機を組み合わせた電動式、半導体計算機を使った電子式に進化した。パソコンやタブレット端末など汎用的なコンピュータを内部の制御に使ったものもあり、WindowsやiOSなどのOSを搭載したにレジソフトを搭載した機種も、POSシステム用に多用されている。 印字部 長らく活字によるものから、ドットインパクト方式のプリンタを搭載し、部門名や商品名、案内を英数字とカタカナで印字できるようになり、感熱紙を用いたサーマルラインプリンタに進化した。サーマルラインプリンタは日本における漢字など複雑な文字を使用する国で多用されるが、英語を使用するアメリカ合衆国など、今でもドットインパクト式プリンターが多用されている国もある。 表示部 当初はジャーナル印字が表示を兼ねていた。その後、機械式の表示器が備えられたものが登場し、電子レジスターではニキシー管式、7デジットデジタル表示式(プラズマ式、光電管式、液晶式など多種多様)に進化した。カタカナ・漢字が表示できるものもあり、液晶ディスプレイを搭載する機種もある。顧客側から金額が確認できる表示器を搭載したものもある。電子式では、自由に角度が調整できる表示器が搭載されたものが多い。電子式では、操作者の表示器には表示されるが、顧客側には不要な表示されないようになっており、分かりやすさと情報漏洩防止対策がなされている。
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