後発開発途上国
開発途上国の中でも特に開発の遅れた国を指す。1974年の国連総会で、開発に関して特別な配慮をはらうことを決めた。一人当たりのGDP(99年現在一人当たりGDPが899ドル以下)、人的資源開発の程度(平均余命等)、経済構造の脆弱性(GDPに占める製造業の割合等)を基準として決定する。現在、約50ヶ国が「後発開発途上国」の基準に該当する。このうち半数以上をサハラ以南アフリカ諸国が占める。後発開発途上国に暮らす人口は現時点で約7億人と推定されている。(山本太郎)
参考URL:http://www.un.org/special-rep/ohrlls/ldc/ldc%20cri...
後発開発途上国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/16 01:56 UTC 版)
後発開発途上国(こうはつかいはつとじょうこく、英: Least developed country、略語:LDC)とは、国際連合(国連)が定める世界の国の社会的・経済的な分類の一つで、開発途上国の中でも特に開発が遅れている国々のことである。LDC(LDCs)という略語は、Less Developed Countries(開発途上国)の略語ともとれることから、両者の区別に注意を有する場合もある。
- 1 後発開発途上国とは
- 2 後発開発途上国の概要
後発開発途上国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/29 06:08 UTC 版)
「アフリカ・カリブ海・太平洋諸国」の記事における「後発開発途上国」の解説
後発開発途上国と規定されている国には以下の38か国がある。 アンゴラ - ベナン - ブルキナファソ - ブルンジ - 中央アフリカ - チャド - コモロ - コンゴ民主共和国 - ジブチ - 赤道ギニア - エリトリア - エチオピア - ガンビア - ギニア - ギニアビサウ - ハイチ - キリバス - レソト - リベリア - マダガスカル - マラウィ - マリ - モーリタニア - モザンビーク - ニジェール - ルワンダ - サモア - サントメ・プリンシペ - シエラレオネ - ソロモン諸島 - ソマリア - スーダン - タンザニア - ツバル - トーゴ - ウガンダ - バヌアツ - ザンビア
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