おかざき‐し〔をかざき‐〕【岡崎市】
読み方:おかざきし
⇒岡崎
岡崎市
岡崎市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 21:10 UTC 版)
「中部電力 (1930-1937)」の記事における「岡崎市」の解説
岡崎電灯区域 定額灯月額料金比較表(単位:銭)年10燭灯16燭灯24燭灯50燭灯備考1926年末55 70 90 140 別途器具損料5銭 1930年末55 65 80 105 別途器具損料5銭 昭和の初頭は、戦後恐慌や金融恐慌を背景に全国的に電気料金値下げ運動が頻発した時代であった。岡崎電灯管内の西三河では碧海郡安城町(現・安城市)がその嚆矢であり、会社への不満が表面化して1928年(昭和3年)9月に料金値下げ同盟が結成された。この動きは額田郡福岡町(現・岡崎市)にも飛び火し、町民大会が開催されて料金値下げや付属料金の撤廃、設備改善などの要求が出された。この事態を受けて岡崎電灯は同年11月に動力用電力の料金値下げに踏み切るが、一般家庭の電灯料金値下げについては見送った。 翌1929年(昭和4年)、値下げ問題は岡崎市にも上陸する。7月、「岡崎民政青年団」(立憲民政党系の団体)がこの問題を取り上げ、経営の刷新、営業姿勢の改善、料金の値下げの3か条を会社に要求したのである。岡崎市当局も動き出し、市長の名で料金に関する意見書を提出した。この動きに岡崎電灯側も妥協し、1930年(昭和5年)4月から電灯料金を5%前後引き下げて問題は一応落着した。
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