てい‐りつ【定立】
命題
定立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 02:45 UTC 版)
ある肯定的判断・命題を立てること、また立てられた肯定的判断・命題のことを定立(テーゼ)と呼び、ヘーゲル弁証法では、三段階発展の最初の段階を指す語として使用される。カントの二律背反では、同等の権利をもって語ることのできる、世界についての根本主張の最初の肯定的なほう、たとえば「自由は存在する」が定立であり、反定立は「自由は存在しない」である。フィヒテは、自我と非自我の対立を、両者をともに可能にする第三者の内に総合する立場を、「定立-反定立-総合」と定式化した。
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定立
「定立」の例文・使い方・用例・文例
- 弁証法で,定立
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