守備隊とは? わかりやすく解説

守備隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/16 01:53 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

守備隊(しゅびたい、:Garrison)とは、ある特定の地点を防衛する部隊の事である。駐屯軍(ちゅうとんぐん)とも。語源は、フランス語のgarnir garnison(防衛の意)とされている。

概要

守備隊は、主に要塞軍事基地などの主要地点がある場所に駐屯する部隊であり、加えて基地がある街についても防衛する事例もある。

好例と言えるものに、アメリカ合衆国ニューヨーク州ウェストポイントがある。ウェストポイントは、現在はアメリカ陸軍士官学校の通称として知られ、現在では軍人とその家族が住む街として有名であるが、元々はジョージ・ワシントンによって、1778年に建設された要塞があり、その基地を守衛するため、守備隊である第1歩兵大隊が設置されていた。

イギリス軍においては、軍本部、ロンドンコルチェスターを始めとする軍事基地及びバラック、軍キャンプを守備する為に、少将または大佐の指揮の下、守備曹長(en:Garrison Sergeant Major)を隊長とする守備隊が設置されている。

日本における事例として、旧大日本帝国時代の海軍根拠地隊陸軍近衛隊衛戍部隊、及び離島を警備している守備隊が挙げられる。自衛隊においては、陸上自衛隊駐屯地警衛隊航空自衛隊基地警備隊及び基地防衛教導隊がこれにあたる。

関連項目


守備隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/31 04:39 UTC 版)

第二次チャールストン港の戦い」の記事における「守備隊」の解説

北軍は「グランドガード」の塹壕前線に入る兵士を常にローテーションしていた。8月16日夜、南軍破裂弾が、その日グランドガードの指揮官だったジョシュア・B・ハウェル大佐本部にしていた防空壕突き破って破裂した砲弾の破片がハウェル大佐の頭に当たり、重傷を負わせた。ハウェルは直ぐに快復したものの、この事件により北軍指揮層は塹壕前線専ら古参兵を使うようにした。南軍ワグナー砦とグレッグ砲台の間で常に兵士ローテーション行っていた。夜の間にボート本土から新し兵士運んで守備兵入れ替えていた。南軍ワグナー砦でそこそこ勝利を得ていたが、この作戦が続くものと予測していた。作戦継続するためにP・G・T・ボーリガード将軍から大勢の守備隊を引き出して備えていた。チャールストン周り南軍直接指揮するのは、元職軍人であり、サウスカロライナ州実業家でもあったロスウェル・S・リプリーだった。リプリーの軍はチャールストン港を取り巻陣地広がっており、地元サウスカロライナ州民兵師団含まれていた。北軍ギルモアジョン・A・ダールグレン提督北軍総司令官であるヘンリー・ハレック援軍要請したハレック躊躇したが、それでもポトマック軍から1個師団ジョージ・H・ゴードンの下につけて派遣してきた。北軍ノースカロライナ方面軍指揮官ジョン・Gフォスター将軍援軍の1個師団熱狂的に派遣しギルモアに「チャールストンは大変重要なので、勝てそうなときは失敗してならない」と告げた

※この「守備隊」の解説は、「第二次チャールストン港の戦い」の解説の一部です。
「守備隊」を含む「第二次チャールストン港の戦い」の記事については、「第二次チャールストン港の戦い」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「守備隊」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「守備隊」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「守備隊」の関連用語











守備隊のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



守備隊のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの守備隊 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの第二次チャールストン港の戦い (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS