おお‐まつゆきそう〔おほまつゆきサウ〕【大待雪草】
読み方:おおまつゆきそう
おおまつゆきそう (大待雪草)
●バルカン半島から小アジアに分布しています。葉は箆形で2~3個が根生します。早春の2月から3月ごろ、15~20センチほどの花茎を伸ばして、白い花を下向きに咲かせます。基部は緑色で、内花被片に緑色の模様が2段に入ります。別名で「おおゆきのはな(大雪の花)」とも呼ばれます。また、わが国でふつうに「スノードロップ」といえば本種のことを指します。
●ユリ科ガランツス属の多年草で、学名は Galanthus elwesii。英名は Giant snowdrop, Snowdrop。
ガステリア: | ガステリア・バテシアーナ ガステリア・ミニマ |
ガランツス: | スノードロップ 大待雪草 |
ガルトニア: | ガルトニア |
キキョウラン: | ディアネラ・タスマニカ ディアネラ・レウォルータ |
スノーフレーク (ヒガンバナ科)
スノーフレーク(新エングラー体系) | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スノーフレーク | |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||
Leucojum aestivum L. | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
スズランスイセン(鈴蘭水仙) | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
summer snowflake |
スノーフレーク(学名:Leucojum aestivum)は、ヒガンバナ科の植物の1つ。和名はオオマツユキソウ(大待雪草)、別名はスズランスイセン(鈴蘭水仙)。スズランのようなベル形の花を下向きに咲かせる。1月23日、1月28日、2月5日、2月17日、3月19日、4月16日、12月19日の誕生花でもある。
特徴
ヨーロッパ中南部原産。多年草。花期は春で白いスズランのような花が咲く。花弁の先端には緑の斑点がある。秋植の球根草である。スイセンやスズラン、ヒガンバナと同じく有毒。スノーフレークの種子には、アリを引き付ける物質が含まれている[1]。
分類上の位置は変遷があり、クロンキスト体系ではユリ科、新エングラー体系ではヒガンバナ科とされていた。似た名前で同時期に咲くものにスノードロップ(マツユキソウ) (Galanthus nivalis) という球根草もある。秋咲きのものもあり、アキザキスノーフレーク(Acis autumnale)がある。かつてはスノーフレーク属に分類されていた[2]。
脚注
- ^ 瀧井康勝『366日 誕生花の本』日本ヴォーグ社、1990年11月30日、357頁。
- ^ “アキザキスノーフレークの育て方 | 色々な育て方の情報 育て方ボックス”. www.sodatekata-box.jp. 2024年11月24日閲覧。
外部リンク
- 自然毒のリスクプロファイル:高等植物:スノーフレーク - 厚生労働省
- スノーフレークとは|育て方がわかる植物図鑑 - みんなの趣味の園芸(NHK出版)
大待雪草と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 大待雪草のページへのリンク